2025年度当初予算
150.2億円
2024年度執行: 156.4億円
事業の目的
・水産物の安定供給の確保及び水産業の健全な発展に向け、水産動植物の繁殖保護や漁場の総合的かつ高度利用を阻害する原因を除去し、漁業秩序の維持を図る。このような維持すべき「秩序」には、国内の法令、外国等との協定等に加え、自主的な協定など多様な操業ルールが含まれ、これらが全体として遵守されることにより、水産資源の適切な保存及び管理につながることとなる。/・漁業調査船による調査を通じて、海洋生物資源・漁場・海洋環境に関する知見を蓄積し、国際機関による管理対象魚種の維持増大に貢献することで、水産資源の適切な管理と持続的な利用を確保する。
現状・課題
・我が国周辺水域等において、外国漁船による活動が活発化し、悪質かつ巧妙化する違法操業が跡を絶たない状況にあり、違法操業の防止及び我が国漁船の安全操業を確保する必要がある。また、我が国沿岸において、密漁が悪質化し、組織的かつ広域的に無秩序な採捕が繰り返されていることから改正漁業法において罰則強化等が措置されたことを踏まえ、漁業取締りを確実に実施する必要がある。/・高度回遊性魚種や溯河性魚種などの国際水産資源については、沿岸開発途上国の主権的権利行使の拡大や、他国の漁獲能力の拡大等により外国漁船による漁獲圧力が高まっており、漁業・資源管理をめぐる情勢は厳しさを増している。地域漁業管理機関等の国際機関において適切な資源管理措置を導入するためには、国際機関での議論に迅速・的確に対応した調査を実施し、国際交渉の場で我が国が適切な資源評価・管理を主導していく必要がある。
事業の概要
・我が国周辺水域等において、漁業取締船(8隻の官船及び37隻の用船)及び航空機(4機)により、外国漁船及び我が国漁船に対して漁業取締りを実施する。また、取締機器の充実、老朽化した船舶設備の換装、代船建造等の推進により漁業取締体制の強化を図り、漁業取締船等を適時かつ確実に派遣できる体制を構築する。(事務費)/※官船は乗組員全員が漁業監督官(国家公務員)、用船及び航空機は、民間から乗組員・搭乗員ごと借り入れて1人以上の漁業監督官が乗船・搭乗して取締りにあたる。/・国所属の漁業調査船により、我が国として緊急的な対応が必要な調査や、漁業協定等に基づいて行われる国際共同調査など、国として国際貢献の立場を明確にする必要のある資源調査等を実施する。(事務費)
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 150.2億円 | - |
| 2024年度 | 155.8億円 | 156.4億円 |
| 2023年度 | 153.0億円 |
お金の流れ(ノード図)
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支出先詳細
行政事業レビュー推進チームの所見
アウトプット、短期アウトカムともに継続して良好であり、引き続き事業の効果的・効率的な実施に努めていただきたい。
事業所管部局による点検・改善
・漁業取締船等の効率的・効果的な運用、関係府省庁との連携・協力の推進により、漁業取締体制の強化を図りながら取締業務を遂行してきたところであり、引き続き本業務を遂行し、漁業秩序の維持、水産資源の適切な保存及び管理を図る。・船舶や航空機による活動実績については、気象等の要因により、船舶や航空機、乗組員の安全が確保されなければ運航を見合わせる場合があることから見込みよりも低下する場合がある。・漁業資源調査は、水産資源の適切な管理及び持続的な利用の確保のために必要不可欠であり、国民のニーズも高い。資源調査によって得られたデータは、我が国水産施策の策定や国際交渉を行う際に広く活用されており、効率的かつ効果的な調査が行われるよう努めている。・漁業取締船の用船契約については、外国漁船等の監視・指導、違法操業に係る犯罪捜査を行う特殊業務であることから、漁業関係法令や捜査関係書類に精通した乗組員と情報管理の徹底が求められるため、特定秘密随意契約(会計法第29条の3第5項及び予決令第99条第1号)としている。
改善の方向性
継続的な漁業取締りの実施及び取締体制の強化並びに船舶及び乗組員の安全確保のために必要な予算を確保しつつ、関係機関との連携強化などにより更なる漁業取締体制の強化及び効率化を図る。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き事業の効果的・効率的な実施に努めてまいりたい。
国際機関による資源管理対象魚種のうち、我が国に関係する魚種数の維持増大
測定指標:国際機関による資源管理対象魚種のうち、我が国に関係する魚種数[単位: 魚種]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 55.0 | 56.0 |
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
企業A
用船料
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 役務費 | 13.3億円 |
中日本航空株式会社
漁業取締飛行業務(タービン双発機)
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。
| 155.4億円 |
| 2022年度 | 154.3億円 | 182.4億円 |
| 2021年度 | 192.5億円 | 173.0億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
企業Aほか
漁業取締用船にかかる費用
企業Kほか
企業A
企業B
企業C
企業D
企業E
企業F
企業G
企業H
企業I
記号J
北日本石油株式会社ほか
32.7億円漁業取締船及び調査船の航行に必要な燃油にかかる費用
北日本石油(株)
(株)新出光 九州支店
(株)ウミライ
カメイ(株)東京支店
林兼石油(株)
(株)りゅうせき
郵船商事(株)
出光エナジーソリューションズ(株)
(株)和田商会
金子産業(株)
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
株式会社新来島サノヤス造船ほか
9.4億円漁業取締船及び調査船のドック検査にかかる費用
株式会社新来島サノヤス造船
サンセイ株式会社
東北ドック鉄工株式会社
新潟造船株式会社
中日本航空株式会社
6.1億円漁業取締の航空機にかかる費用
中日本航空株式会社
深田サルベージ建設株式会社ほか
4.1億円漁業取締船及び調査船に必要な役務にかかる費用
深田サルベージ建設株式会社
株式会社朝日海洋開発
MHI下関エンジニアリング株式会社
リコージャパン株式会社
全国漁業協同組合連合会
有限会社ムロインター
一般社団法人長崎県漁業無線協会
益田商会株式会社
株式会社エクサ
東京タグセンター
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
サンセイ株式会社ほか
2.4億円漁業取締船の建造・改装にかかる費用
サンセイ株式会社
東北ドック鉄工株式会社
ヤンマーエンジニアリング株式会社
株式会社新来島サノヤス造船
株式会社北越機電
サマユー株式会社
新潟造船株式会社
古河電池株式会社
田中船用品(株)ほか
2.2億円漁業取締船及び調査船に必要な物品等購入にかかる費用
田中船用品株式会社
株式会社ウイル・マックス
高木綱業株式会社
日本海洋株式会社
ヤンマーエンジニアリング株式会社
株式会社ポートリリーフ.エンジニアリング
昌永産業株式会社
株式会社日本フオートサービス社
まるか商事株式会社
ダイハツディーゼル東日本株式会社
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リエスパワーネクスト株式会社ほか
1.4億円漁業取締船及び調査船にかかる光熱水料及び通信費用
リエスパワーネクスト(株)
古野電気(株)舶用機器事業部国内営業部
NTTファイナンス(株) 東京総合料金センター
日本無線(株)
九州電力株式会社営業本部 KSS振込総括票係
北海道電力(株)代表取締役社長 藤井 裕
中国電力(株)米子セールスセンター
東北電力株式会社
KDDI(株)
株式会社キュービック・アイ
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
| 101.81818 |
| 2022年度 | 56.0 | 57.0 | 101.78571 |
| 2023年度 | 57.0 | 59.0 | 103.50877 |
| 2024年度 | 59.0 | 62.0 | 105.08475 |
| 2025年度 | 62.0 | - | - |
重点取締水域の取締面積カバー率(※)の達成率100%を目指す※目標値である取締面積カバー率は当該年度の重点取締面積や取締隻数によって変動する
測定指標:重点取締水域における取締面積カバー率の達成状況(成果実績及び目標値は重点取締水域の取締面積のカバー率)[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 40.8 | 40.8 | 100.0 |
| 2022年度 | 41.5 | 41.4 | 99.75904 |
| 2023年度 | 41.4 | 41.3 | 99.75845 |
| 2024年度 | 41.3 | 40.6 | 98.30508 |
| 2025年度 | 40.4 | - | - |
漁獲量を2030年までに2010年と同程度(444万トン)まで回復させる
測定指標:我が国の漁獲量[単位: 万トン]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | - | 315.0 | - |
| 2022年度 | - | 292.0 | - |
| 2023年度 | - | 289.0 | - |
| 2030年度 | 444.0 | - | - |
我が国周辺水域等において取締りを実施
測定指標:取締日数[単位: 日]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 9495.0 | 9380.0 | 98.78884 |
| 2022年度 | 9695.0 | 9570.0 | 98.71068 |
| 2023年度 | 9720.0 | 9702.0 | 99.81481 |
| 2024年度 | 9713.0 | 9550.0 | 98.32184 |
| 2025年度 | 9490.0 | - | - |
我が国周辺資源及び国際漁業資源について資源調査・評価を実施
測定指標:調査日数[単位: 日]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 186.0 | 178.0 | 95.69892 |
| 2022年度 | 108.0 | 108.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 180.0 | 181.0 | 100.55556 |
| 2024年度 | 175.0 | 170.0 | 97.14286 |
| 2025年度 | 170.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
| 費目 | 金額 |
|---|
| 役務費 | 3.8億円 |
深田サルベージ建設株式会社
水産庁船舶沈没事故に係る防油作業及びサルベージ業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 役務費 | 3.0億円 |
株式会社新来島サノヤス造船
漁業取締船「照洋丸」第2種B中間検査及び一般修繕
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 役務費 | 1.3億円 |
サンセイ株式会社
漁業取締船「白鴎丸」第2種B中間検査及び一般修繕
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 役務費 | 4,690万円 |
北日本石油(株)
漁調調査取締船の燃油調達
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 燃料費 | 4,530万円 |
リエスパワーネクスト(株)
陸電電気料
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 光熱水料 | 3,140万円 |
田中船用品株式会社
船具類(HEPAフィルター、外)の購入
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 物品購入費 | 580万円 |