2025年度当初予算
1.0億円
2024年度執行: 21.0億円
事業の目的・概要
事業の目的
少子高齢化や地球温暖化など我が国が抱える社会・環境・経済の諸課題を解決するため、ムーンショット型研究開発制度に基づき、困難だが実現すれば大きなインパクトが期待される挑戦的な研究開発を推進し、総合科学技術・イノベーション会議(以下「CSTI」という。)が決定したムーンショット目標5「2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出」を実現する。
現状・課題
世界的な人口増加により、2050年には穀物需要量が現行の1.7倍にも達すると予想され、食料需給のひっ迫が必至の状況にある一方で、温暖化に伴う異常気象の頻発、有限な鉱物資源を原料とする肥料や、灌漑用地下水の減少、枯渇化等により食料生産の不安定要素が増している状況。/また、化学肥料や農薬等の大量投入によって、作物→食品→排出物→土壌還元といった自然循環サイクルが破綻すれば、食料供給の持続性への大きな障害となる。/このため、今後は自然や生物が有する本来の機能を最大限に活用した、ムリ・ムダのない社会経済活動を生み出すことが益々重要になる。中でも昆虫や土壌微生物等については、未利用な機能が多数存在しているものと推測され、これらの隠された機能を活用することで、食料生産システムの更なる効率化、高度化につながる可能性がある。
事業の概要
CSTI等が決定した10のムーンショット目標の達成に向け、ムーンショット型研究開発制度に基づき、関係府省が連携して実施する。ムーンショット型研究開発の実施にあたっては、各年度の所要額をあらかじめ見込み難く、弾力的な支出が必要となることから、あらかじめ複数年度にわたる財源を確保しておくことがその安定的かつ効率的な実施に必要である。このため、関係府省は科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律(以下「科技イノベ法」という。)に基づき資金配分機関に基金を設置し、外部有識者等で構成される戦略推進会議での議論を踏まえ、研究開発を推進する。本事業では、ムーンショット目標5を達成するため、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構生物系特定産業技術研究支援センター(以下「生研支援センター」という。)に基金を設置し、その実現に向けた様々な研究アイデアを結集した研究開発を推進する。/【事業概要URL】/〇農林水産省:https://www.affrc.maff.go.jp/docs/moonshot/moonshot.html/〇生研支援センター:https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/moon_shot/index.html
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 1.0億円 | - |
| 2024年度 | 1.0億円 | 21.0億円 |
| 2023年度 | 1.6億円 | 21.6億円 |
| 2022年度 | 1.6億円 | 1.6億円 |
| 2021年度 | 1.0億円 | 31.0億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構生物系特定産業技術研究支援センター
21.0億円
基金管理、ムーンショット型農林水産研究開発事業の推進/前年度末基金残高:4,382,369千円/(うち国費相当額:4,382,369千円)/※基金設置法人からの資金の流れは基金シート参照
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構生物系特定産業技術研究支援センター
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
・予算の執行状況、短期アウトカムともに継続して良好であり、引き続き事業の効果的・効率的な実施に努めていただきたい。
事業所管部局による点検・改善
本事業では、統合イノベーション戦略2025等にその推進が掲げられている、困難だが実現すれば大きなインパクトが期待される社会課題等を対象とする挑戦的な研究開発を行うものであることから、民間等に委ねることは困難であり、政策体系の中で優先度が高く、国が実施すべき事業である。 令和6年度は、6月に開催されたCSTI本会合において、目標5プログラム全体の前半5年(令和2年度から令和6年度)の進捗について評価が行われ、後半5年(令和7年度~令和11年度)への継続が決定された。その上で10月~12月にかけて、実施中のプロジェクトについて基金設置法人が設置した外部有識者による評議委員会において、前半5年の総括評価を実施し、研究開発内容の見直しを行い、ムーンショット目標5の実現に向けた効果的な事業運営を行った。なお、第55回行政改革推進会議(令和5年 12月20日)において「基金の点検・見直しの横断的な方針」が示され、これに基づき、令和6年度、短期アウトカム及び長期アウトカムの見直し、基金事業の終了予定時期及び基金事業の新規申請受付終了時期の設定を行った。また、本事業については、経済財政諮問会議の下に設置されている経済・財政一体改革推進委員会において改革工程表2021に盛り込まれた「多年度にわたる基金事業のPDCA強化」に関するフォローアップ対象として点検を受けている。
改善の方向性
「ムーンショット型研究開発制度の運用・評価指針」に基づき、関係機関と連携しながら引き続き効果的かつ効率的な事業運営に努める。
成果指標・目標値・実績値
研究開発プロジェクトの計画通りの進捗及び成果の創出
測定指標:外部評価委員会で計画通り又は計画以上の成果が確認された研究開発プロジェクト数[単位: 件]
年度別データを表示(2026〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 8.0 | - | - |
2030年までに以下の2つプロトタイプを完成させる。①生物機能をフル活用した完全資源循環型の食料生産システム②健康・環境に配慮した合理的な食料消費を促す解決法
測定指標:外部評価委員会で成果目標の達成が確認されたプロトタイプ数(①と②で各1)[単位: 件]
年度別データを表示(2029〜2029年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2029年度 | 2.0 | - | - |
ムーンショット目標5の実現に寄与する研究開発プロジェクトを実施する
測定指標:研究開発プロジェクト実施件数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 10.0 | 10.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 8.0 | 8.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 8.0 | 8.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 8.0 | 8.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 8.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構生物系特定産業技術研究支援センター
基金管理、ムーンショット型農林水産研究開発事業の推進
17.7億円8費目 ▾
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構生物系特定産業技術研究支援センター
基金管理、ムーンショット型農林水産研究開発事業の推進
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託研究費(事業費) | 16.1億円 |
| 調査委託(管理費) | 6,490万円 |
| 人件費(管理費) | 4,250万円 |
| 賃金等(管理費) | 3,540万円 |
| 消耗品費及び雑役務費(管理費) | 870万円 |
| 事務所賃借量等(管理費) | 700万円 |
| 謝金(管理費) | 630万円 |
| 旅費(管理費) | 180万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。