2025年度当初予算
3.5億円
2024年度執行: 3.3億円
事業の目的
我が国の畜産物の需給は、需要量が堅調に推移している中、国内生産だけで賄えない部分は輸入に依存しており、世界の食糧事情等の変化の影響を受けやすい構造となっている。食料の過度な輸入依存を低減し、国民への食料の安定供給を図るため、高能力な家畜を生産するための家畜改良により畜産物の生産性向上を推進する取組や遺伝的多様性の確保に資する取組等を支援し、畜産の生産基盤の強化と持続的な生産の推進を図る。
現状・課題
家畜改良の進展と飼養環境の改善等により、1頭当たりの乳量や産肉能力など、各畜種において年々向上している形質もあり、畜産物生産量は増加傾向にあるが、家畜改良増殖目標や食料・農業・農村基本計画等の達成のためには更なる改良が必要となっている。/また、遺伝率が低い繁殖性、飼料利用性などについては、伸び悩んでいる一方で、飼料をはじめとする生産資材の高騰や気候変動等への対応のため持続的な畜産生産への転換が求められる中、繁殖性や飼料利用性の向上により畜産経営の安定や環境負荷の低減を図っていくことが課題となっている。
事業の概要
実施内容は、①乳用牛の改良の推進のため、遺伝子解析情報を活用した改良手法の活用により長命連産性等に優れた乳用牛を作出するための乳用牛改良の推進に必要なデータ収集の取組への支援、②肉用牛の改良の推進のため、遺伝的能力評価のためのデータ収集・活用等の取組への支援、③豚の改良の推進のため、遺伝的能力評価の基礎となる種豚等の導入とデータを分析する取組への支援、④地鶏等の安定的かつ持続的な生産を振興するため、民間団体や都道府県を対象に、始原生殖細胞(PGCs)の保存・復元技術習得のための研修会や、その技術を広く普及するための講習会の開催、関連する必要な機器を導入する取組への支援 の4つである。/このうち、①~③は、令和元年度から実施、④は、令和2年度から実施した。
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 3.5億円 | - |
| 2024年度 | 3.5億円 | 3.3億円 |
| 2023年度 | 3.3億円 | 3.0億円 |
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
費目データのあるノード(●印)をクリックすると内訳を確認できます
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
行政事業レビュー推進チームの所見
アウトプット、短期アウトカムともに継続して良好であり、引き続き事業の効果的・効率的な実施に努めていただきたい。外部有識者の指摘を踏まえた検討を行っていただきたい。
事業所管部局による点検・改善
乳用牛改良のためのデータを25,075頭分収集(2024年度)、肉用牛改良のためのデータを30.2万頭分収集(2024年度)、豚改良のためのデータを1,762頭収集(2024年度)、鶏改良及び遺伝資源のリスク管理のための始原生殖細胞(PGCs)の凍結保存等技術を養鶏関係業者45名(累計)に普及するなど、家畜改良増殖目標等を達成するための基礎データの収集を積み重ねており、全てのアクティビティにおいて、95%以上のアウトカム目標の達成を維持できていることから、適切に執行できている。
改善の方向性
本事業は、平成31年度から、繁殖肥育一貫経営等育成支援事業や飼料増産総合対策事業と統合。これにより、メニュー間での機動的な事業量の配分等が可能となり、現場のニーズに的確に応えることが可能な体系としており、引き続き、適正な執行に努め、家畜改良増殖目標の達成に向けた取組を引き続き推進する。
外部有識者による点検
本事業の目的の一つが、生産性の向上であることを踏まえると、長期アウトカムである「生乳生産量」のアウトカムとしての妥当性に疑問を感じた。なぜなら、生乳生産量は、需要サイドの影響も受ける指標であり、生産性が向上したからといって生産量が必ずしも向上するとはいえないためである。これは、豚肉についても同様である。
所見を踏まえた改善点・反映状況
本事業では、食料の過度な輸入依存を低減し、食料の安定供給を図るために、高能力な家畜を生産するための家畜改良(短期アウトカム)により畜産物の生産性向上(長期アウトカム)を目指しており、これは食料・農業・農村基本法の理念に沿ったものである。同法基本計画の生産目標に基づき長期アウトカムを設定していることをご理解いただきたい。
令和12年度に乳用牛の1頭当たりの年間の生乳生産量を9,250kgまでに引き上げる(家畜改良増殖目標)
測定指標:乳用牛の1頭当たりの年間の生乳生産量[単位: kg]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 8994.0 | - |
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
乳用牛群検定全国協議会
遺伝子解析情報を活用した改良推進等補助金交付
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 役務費 | 8,670万円 |
| 謝金 | 5,740万円 |
| 人件費 | 570万円 |
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。
| 2022年度 | 3.3億円 | 2.9億円 |
| 2021年度 | 3.3億円 | 3.1億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
乳用牛群検定全国協議会ほか
改良推進のための補助金等交付
乳用牛群検定全国協議会
肉用牛改良情報活用協議会
一般社団法人日本養豚協会
一般社団法人日本種鶏孵卵協会
公益社団法人全国和牛登録協会
一般社団法人日本あか牛登録協会
長崎県
道東あさひ農業協同組合ほか
280万円補助金等交付
道東あさひ農業協同組合
中標津町農業協同組合
とまこまい広域農業協同組合
地方農政局
850万円管内の事業実施主体に対する補助金の交付事務
中四国農政局
東北農政局
全国農業協同組合連合会広島県本部ほか
850万円補助金等交付
全国農業協同組合連合会広島県本部
島根県農業協同組合
新岩手農業協同組合
農家Aほか
| - |
| 2027年度 | 9045.0 | - | - |
| 2028年度 | 9097.0 | - | - |
| 2029年度 | 9148.0 | - | - |
| 2030年度 | 9250.0 | - | - |
※ 2021〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
家畜改良増殖目標を念頭に、令和12年度に乳用牛の1頭当たりの年間の生乳生産量を9,553kgまで引き上げる。
測定指標:乳用牛1頭当たりの年間生乳生産量[単位: kg]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 9128.0 | - | - |
| 2027年度 | 9234.0 | - | - |
| 2028年度 | 9340.0 | - | - |
| 2029年度 | 9447.0 | - | - |
| 2030年度 | 9553.0 | - | - |
※ 2024〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
令和12年度に肉用牛の1頭当たりの枝肉重量を545kgまで引き上げる。
測定指標:肉用牛の1頭当たりの枝肉重量[単位: kg]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 531.0 | - | - |
| 2027年度 | 534.0 | - | - |
| 2028年度 | 538.0 | - | - |
| 2029年度 | 541.0 | - | - |
| 2030年度 | 545.0 | - | - |
※ 2021〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
家畜改良増殖目標を念頭に、令和12年度に肉用牛の1頭当たりの枝肉重量を544kgまで引き上げる。
測定指標:肉用牛(黒毛和種)1頭当たりの枝肉重量[単位: kg]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 530.0 | - | - |
| 2027年度 | 534.0 | - | - |
| 2028年度 | 537.0 | - | - |
| 2029年度 | 540.0 | - | - |
| 2030年度 | 544.0 | - | - |
※ 2024〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
令和12年度に豚の1回の分娩で生まれる子豚の離乳頭数を11.2頭まで引き上げる。
測定指標:豚の1回の分娩で生まれる子豚の離乳頭数[単位: 頭]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 11.0 | - | - |
| 2027年度 | 11.0 | - | - |
| 2028年度 | 11.0 | - | - |
| 2029年度 | 11.0 | - | - |
| 2030年度 | 11.0 | - | - |
※ 2021〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
家畜改良増殖目標を念頭に、令和12年度に豚の1回の分娩で生まれる子豚の離乳頭数を11.2頭まで引き上げる。
測定指標:豚の1回の分娩で生まれる子豚の離乳頭数[単位: 頭]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 11.0 | - | - |
| 2027年度 | 11.0 | - | - |
| 2028年度 | 11.0 | - | - |
| 2029年度 | 11.0 | - | - |
| 2030年度 | 11.0 | - | - |
※ 2021〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
始原生殖細胞(PGCs)の凍結保存等により、地鶏の遺伝資源のバックアップを行う。
測定指標:始原生殖細胞(PGCs)の凍結保存等に関連する必要な機器の導入の取組を支援した、都道府県等において、PGcsを凍結保存等を実施した地鶏・銘柄鶏の品種及び系統数[単位: 種]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 2.0 | - | - |
| 2027年度 | 2.0 | - | - |
| 2028年度 | 2.0 | - | - |
| 2029年度 | 2.0 | - | - |
| 2030年度 | 2.0 | - | - |
※ 2021〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
令和2年3月に閣議決定された「食料・農業・農村基本計画」における生乳の生産努力目標(令和12年度)
測定指標:生乳生産量[単位: 万トン]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 763.0 | - | - |
| 2027年度 | 767.0 | - | - |
| 2028年度 | 771.0 | - | - |
| 2029年度 | 776.0 | - | - |
| 2030年度 | 780.0 | - | - |
※ 2021〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
令和7年4月に閣議決定された「食料・農業・農村基本計画」における生乳の生産目標(令和12年度)
測定指標:生乳生産量[単位: 万トン]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 732.0 | - | - |
| 2027年度 | 732.0 | - | - |
| 2028年度 | 732.0 | - | - |
| 2029年度 | 732.0 | - | - |
| 2030年度 | 732.0 | - | - |
※ 2024〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
令和2年3月に閣議決定された「食料・農業・農村基本計画」における牛肉の生産努力目標(令和12年度)
測定指標:国産牛肉の生産量(部分肉ベース)[単位: 万トン]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 38.0 | - | - |
| 2027年度 | 38.0 | - | - |
| 2028年度 | 39.0 | - | - |
| 2029年度 | 39.0 | - | - |
| 2030年度 | 40.0 | - | - |
※ 2021〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
令和7年4月に閣議決定された「食料・農業・農村基本計画」における牛肉の生産目標(令和12年度)
測定指標:国産牛肉の生産量(部分肉ベース)[単位: 万トン]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 36.0 | - | - |
| 2027年度 | 36.0 | - | - |
| 2028年度 | 36.0 | - | - |
| 2029年度 | 36.0 | - | - |
| 2030年度 | 36.0 | - | - |
※ 2024〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
令和2年3月に閣議決定された「食料・農業・農村基本計画」における豚肉の生産努力目標(令和12年度)
測定指標:国産豚肉の生産量(部分肉ベース)[単位: 万トン]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 91.0 | - | - |
| 2027年度 | 92.0 | - | - |
| 2028年度 | 92.0 | - | - |
| 2029年度 | 92.0 | - | - |
| 2030年度 | 92.0 | - | - |
※ 2021〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
令和7年4月に閣議決定された「食料・農業・農村基本計画」における豚肉の生産目標(令和12年度)
測定指標:国産豚肉の生産量(部分肉ベース)[単位: 万トン]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 91.0 | - | - |
| 2027年度 | 92.0 | - | - |
| 2028年度 | 92.0 | - | - |
| 2029年度 | 92.0 | - | - |
| 2030年度 | 92.0 | - | - |
※ 2023〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
令和12年度までに鶏の始原生殖細胞(PGCs)の凍結保存等を活用できる地域数を、地鶏生産が行われている38地域全てに広げる。(鶏の改良増殖目標)
測定指標:鶏の始原生殖細胞(PGCs)の凍結保存等を実施した地域数[単位: 箇所]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 25.0 | - | - |
| 2027年度 | 28.0 | - | - |
| 2028年度 | 31.0 | - | - |
| 2029年度 | 34.0 | - | - |
| 2030年度 | 38.0 | - | - |
※ 2021〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
乳用牛改良の推進を図るためのデータの収集
測定指標:乳用牛改良の推進を図るためのデータの収集対象頭数[単位: 頭]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 21000.0 | 21000.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 25000.0 | 25075.0 | 100.3 |
| 2025年度 | 25000.0 | - | - |
肉用牛改良の推進を図るためのデータの収集
測定指標:肉用牛改良の推進を図るためのデータの収集対象頭数[単位: 万頭]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 28.0 | 28.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 28.0 | 28.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 29.0 | 28.8 | 99.31034 |
| 2024年度 | 29.0 | 30.2 | 104.13793 |
| 2025年度 | 29.0 | - | - |
豚の改良の推進を図るための種豚の導入
測定指標:豚改良の推進を図るための種豚の導入頭数[単位: 頭]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 426.0 | 454.0 | 106.57277 |
| 2022年度 | 424.0 | 412.0 | 97.16981 |
| 2023年度 | 178.0 | 120.0 | 67.41573 |
豚の改良推進を図るためのデータ収集
測定指標:種豚改良を行うためのデータの収集対象頭数[単位: 頭数]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 1678.0 | 1762.0 | 105.00596 |
| 2025年度 | 1962.0 | - | - |
始原生殖細胞(PGCs)の凍結保存等技術を改良現場の養鶏関係者に広く普及する。
測定指標:始原生殖細胞(PGCs)の凍結保存等技術セミナー受講者数[単位: 人]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 10.0 | 11.0 | 110.0 |
| 2022年度 | 10.0 | 14.0 | 140.0 |
| 2023年度 | 10.0 | 11.0 | 110.0 |
| 2024年度 | 10.0 | 8.0 | 80.0 |
| 2025年度 | 10.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)5件は省略しています
| 旅費 | 530万円 |
| 補助金 | 280万円 |
| 印刷製本費等 | 170万円 |
| その他 | 20万円 |
道東あさひ農業協同組合
受精卵導入に係る補助金の交付
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 受精卵導入費 | 200万円 |
東京都酪農業協同組合
補助金等交付
農家