2025年度当初予算
630万円
2024年度執行: 630万円
事業の目的・概要
事業の目的
本事業は、我が国のWOAH認定施設(リファレンスラボラトリー12施設及びコラボレーティングセンター4施設)に対する活動支援を通じて、安定的な畜産物生産に重大な影響を及ぼす家畜疾病の国内検査体制の強化及び研究施設としての国際協力活動の展開により、我が国の研究施設の世界での信頼性及び技能の向上や、我が国への疾病侵入リスクの低減を図り、輸出協議の円滑化に資することを目的とする。
現状・課題
近年、鳥インフルエンザ、アフリカ豚熱及び豚熱等の畜産物生産に重大な影響を及ぼす家畜疾病が世界的にまん延しており、我が国においても家畜疾病の診断において中核的役割を担うWOAH認定施設の維持がますます重要となっている。WOAHは認定施設の選択と集中を行っており、リファレンスラボラトリーに検査技術の品質管理に係る国際認証であるISO17025の取得を義務づけるなど、認定施設に対する要件を継続的に見直し、運用を厳格化してきた。要件の見直しに適時に対応し、WOAH認定施設の機能強化を機動的に行うため、継続的に当該施設の活動を支援する必要がある。
事業の概要
我が国には、国内の動物疾病の基幹診断施設であるとともに、検査・診断等において国際的に優れた施設としてWOAHから認定を受けている施設が16施設ある(令和7年4月1日時点)。これらの施設は、診断における高い技術と信頼性を有していることや、海外からの依頼診断・国際シンポジウムの開催を通じた、家畜衛生体制の向上に向けた積極的な国際協力活動の実施が求められている。WOAH認定施設におけるこれらの活動を推進するため、各施設における検査水準の維持、シンポジウムの開催、検査技術に関する研修の実施、診断協力などに要する費用を支援する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 630万円 | - |
| 2024年度 | 630万円 | 630万円 |
| 2023年度 | 600万円 | 630万円 |
| 2022年度 | 600万円 | 700万円 |
| 2021年度 | 600万円 | 600万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構ほか
630万円
・検査技能向上支援及び診断協力の実施/・診断に係る現地指導及び疾病制御に向けた意見交換 /・ISO17025等検査技能及び品質管理に関する認定取得/等
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
国立大学法人北海道国立大学機構帯広畜産大学
国立大学法人北海道大学人獣共通感染症国際共同研究所
国立大学法人北海道大学大学院水産科学研究院
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
アウトプット(本事業の補助金の交付施設数(リファレンスラボラトリー及びコラボレーティングセンター))について、目標値と実績値の乖離が大きいことから、取組の強化又は目標設定の見直しについて検討していただきたい。
事業所管部局による点検・改善
本事業が補助対象者に幅広く認知された上で効果的に公募が実施されるよう、公募対象者である全WOAH認定施設に対して本事業の周知を徹底した。さらに、応募のあった全ての施設への補助金の交付を実現した。事業実施主体者が決定した後も、個別に本事業の活用方法などに係る相談に応じるとともに、定期的な進捗管理を通じて適正なコスト意識のもと、効率的に事業が実施されるよう努めた。
改善の方向性
令和元年度から本事業のメニューは大きく組み替えられ、我が国のWOAH認定施設の活動推進を目的として、WOAH認定施設間の連携強化、国際的な診断技術水準の向上支援などの取組を支援するとともに、診断・検査体制への信頼性の向上のため、WOAH認定施設における外部精度管理の取組を支援する内容となっている。予算要求時から事業実施期間も含めて、活用しやすい事業となるよう意見交換を実施し、執行率の向上に努めている。
所見を踏まえた改善点・反映状況
2024年度までは当初見込みの施設数を、交付対象であるWOAH認定施設の総数としていた。しかし、これらの中には本事業を活用せずともWOAH認定施設としての活動や認定維持が可能な施設も含まれていた。このため、所見を踏まえ、2025年度以降は当初見込みの施設数を、これまで本事業を活用した施設の最大数(令和4年度:12施設)と同数に設定することとする。また、本事業の活用を希望する施設に十分な情報が周知されるよう、意見交換や案内等を一層徹底して実施することとする。
成果指標・目標値・実績値
我が国のリファレンスラボラトリーの信頼性が担保され、疾病発生時でも畜産物輸出が継続できる体制が構築されるよう、平成31年度までに我が国の全てのリファレンスラボラトリーがISO17025の認証取得し、その後も、認証を維持することを目指す。
測定指標:我が国のリファレンスラボラトリーのうち、ISO17025の認証を取得・維持した施設数[単位: 施設数]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 12.0 | 12.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 12.0 | 12.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 12.0 | 12.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 12.0 | - | - |
| 2026年度 | 12.0 | - | - |
※ 2020〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
本事業を活用し、我が国のWOAH認定施設が実施する診断協力・技術研修等の国際協力活動を通じて、アジアを中心とする複数の国における動物疾病診断能力の強化を図ること。
測定指標:全事業実施主体における1年間の国際協力活動の実績[単位: か国(延べ)]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 45.0 | 44.0 | 97.77778 |
| 2023年度 | 50.0 | 54.0 | 108.0 |
| 2024年度 | 55.0 | 55.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 56.0 | - | - |
| 2026年度 | 56.0 | - | - |
※ 2020〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
本事業の活用を通じて我が国のWOAH認定施設の活動を維持・強化する。
測定指標:本事業の補助金の交付施設数(リファレンスラボラトリー及びコラボレーティングセンター)[単位: 施設数]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 16.0 | 10.0 | 62.5 |
| 2022年度 | 16.0 | 11.0 | 68.75 |
| 2023年度 | 16.0 | 11.0 | 68.75 |
| 2024年度 | 16.0 | 11.0 | 68.75 |
| 2025年度 | 12.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
令和6年度我が国のWOAH認定施設活動支援事業費
240万円3費目 ▾
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
令和6年度我が国のWOAH認定施設活動支援事業費
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| ISO17025等検査技能及び品質管理に関する認定取得 | 150万円 |
| 検査技能向上支援及び診断協力の実施 | 80万円 |
| 診断に係る現地指導及び疾病制御に向けた意見交換 | 10万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。