2025年度当初予算
10.2億円
2024年度執行: 3.4億円
事業の目的
将来子どもを産み育てることを望む小児・AYA 世代のがん患者等が希望をもってがん治療等に取り組めるように、将来子どもを授かることができる可能性を温存するための妊孕性温存療法及び妊孕性温存療法により凍結した検体を用いた生殖補助医療等(以下「温存後生殖補助医療」)に要する費用の一部を助成し、その経済的負担の軽減を図るとともに、患者からの臨床情報等のデータを収集し、妊孕性温存療法及び温存後生殖補助医療の有効性・安全性のエビデンス創出や長期にわたる検体保存のガイドライン作成等の妊孕性温存療法及び温存後生殖補助医療の研究を促進する。
現状・課題
若年者へのがん治療によって主に卵巣、精巣等の機能に影響を及ぼし、妊孕性が低下することは、妊娠・出産を希望する患者にとって大きな課題である。妊孕性温存療法として、胚(受精卵)、未受精卵子、卵巣組織、精子を採取し長期的に凍結保存することがあるが、自費診療となるため、特に若年のがん患者等にとって経済的負担となっている。一方で、妊孕性温存療法のうち、未受精卵子凍結や卵巣組織凍結については、有効性等のエビデンス集積が更に求められている。
事業の概要
○都道府県ががん等の原疾患に対する治療により、医学的に生殖機能が低下すると予想される者で、本人又は代諾者が妊孕性温存療法を希望した者に対して、自費診療となる医療費(体外受精及び顕微授精による胚(受精卵)凍結にに係る治療等)について公費助成を行う。/○患者からのデータ等の収集・管理を一般社団法人日本がん・生殖医療学会にて行う。
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 10.2億円 | - |
| 2024年度 | 10.7億円 | 3.4億円 |
| 2023年度 | 11.0億円 | 3.5億円 |
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
費目データのあるノード(●印)をクリックすると内訳を確認できます
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
行政事業レビュー推進チームの所見
小児・AYA 世代のがん患者等の経済的負担の軽減や、妊孕性温存療法及び温存後生殖補助医療の研究の促進等のために必要な事業であるが、執行実績が低調となっているため、患者等への事業に関する適切な情報提供の実施等、運用の見直しを検討し、執行状況の改善を図ること。
事業所管部局による点検・改善
本事業により、小児・AYA世代のがん患者等が将来子どもを持つことができる可能性を温存し、妊孕性温存療法に係る費用負担の軽減を図ることで、有効性等のエビデンスの蓄積も進めつつ、若いがん患者が希望をもってがんと闘い、将来子どもを持つことの希望をつなぐ取り組みの全国展開を図ることができる。事業開始年度である令和3年度から助成件数は増加しており、執行率も伸びている。
改善の方向性
若いがん患者に対する経済的負担の軽減を行いつつ、妊孕性温存療法に関する研究の促進を行うことができる事業であり、継続して事業を実施していく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き、運用の見直し等を検討し、適正な執行に努める。
日本がん・生殖医療登録システムJOFRへの登録症例数の増加
測定指標:日本がん・生殖医療登録システムJOFRへの登録症例数※目標値は助成件数の前年度実績を設定[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 1061.0 | 285.0 |
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
東京都
小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業の実施
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 扶助費 | 5,060万円 |
| 委託費 | 280万円 |
| 委託費 | 50万円 |
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。
| 2022年度 | 11.3億円 | 3.3億円 |
| 2021年度 | 11.3億円 | 2.7億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
都道府県
小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業の実施
東京都
埼玉県
大阪府
神奈川県
千葉県
茨城県
愛知県
兵庫県
京都府
岡山県
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
学校法人聖路加国際大学ほか
430万円東京都がん・生殖医療連携ネットワーク運営
学校法人聖路加国際大学
株式会社サイバネット
社会福祉法人東京コロニー
一般社団法人日本がん・生殖医療学会
2,090万円患者からの臨床データ等の収集・管理
一般社団法人日本がん・生殖医療学会
3Hメディソリューション株式会社他
1,270万円日本がん・生殖医療システム構築費事業管理・支援等費用
3Hメディソリューション株式会社
株式会社ヒューマンリプロ・K
株式会社ザッツ・オールライト
株式会社TCフォーラム
株式会社プリントパック
| 26.86145 |
| 2023年度 | 1727.0 | 1157.0 | 66.99479 |
| 2024年度 | 2022.0 | 1453.0 | 71.85955 |
| 2025年度 | 2022.0 | - | - |
全てのがん患者及びその家族の苦痛の軽減並びに療養生活の質の維持向上
測定指標:現在自分らしい日常生活を送れていると感じるがん患者の割合※5年ごとに集計[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 70.5 | 79.0 | 112.05674 |
| 2027年度 | 79.0 | - | - |
妊孕性温存と温存後生殖補助医療に係る助成の実施
測定指標:助成件数※2024年実績は集計中[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 2377.0 | 1061.0 | 44.6361 |
| 2022年度 | 2902.0 | 1727.0 | 59.51068 |
| 2023年度 | 3033.0 | 2022.0 | 66.66667 |
| 2024年度 | 3033.0 | - | - |
| 2025年度 | 3033.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
一般社団法人日本がん・生殖医療学会
患者からの臨床データ等の収集・管理
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 1,180万円 |
| 人件費 | 580万円 |
| その他 | 190万円 |
| 役務費 | 140万円 |
3Hメディソリューション株式会社
日本がん・生殖医療システム構築・保守管理
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 440万円 |
| 委託費 | 420万円 |
学校法人聖路加国際大学
東京都がん・生殖医療連携ネットワーク運営
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 280万円 |
Zoom Video Communications.
ヤマト運輸株式会社
株式会社ココナラ
株式会社デュナミス