2025年度当初予算
77.7億円
2024年度執行: 78.6億円
事業の目的・概要
事業の目的
中国残留邦人等の特別な事情に配慮し、老齢年金等を受給してもなお生活の安定が図られない中国残留邦人等に対し、老後の生活を安定させるための支援を行うとともに、中国残留邦人等の自立を支援するため、地域における支援ネットワークの構築、日本語学習への支援や通訳の派遣等を行うことにより、地域の一員として普通の暮らしを送れるよう支援する。
現状・課題
中国残留邦人等は戦後、長年中国等に残留を余儀なくされたことから、中高年となって永住帰国した後も、日本語が不自由なため就労が困難であり、老後の備えが不十分な者が多いという特別な事情を踏まえ、老齢年金等を受給してもなお生活の安定が図られない者に対し、平成20年度より支援給付を支給している。中国残留邦人等の高齢化により、支援給付受給者数自体は年々減少しているが、介護が必要な受給者は増加傾向にある(支援給付受給者数:平成21年度7,366人(うち介護支援給付846人)、令和5年度4,683人(うち介護支援給付2,301人)(データ出典:福祉行政報告例))。/また、日本語が出来ないなど言葉の問題を抱えている方が多い中で、中国残留邦人等が安心して生活するためにニーズに応じた通訳派遣の充実が求められている。高齢化が進むことで医療や介護の支援を必要とする場面が多くなることが見込まれることから、それらに対応するための体制の構築、ニーズに応じた支援の充実が課題である。
事業の概要
・生活支援/ 満額の老齢基礎年金等の支給対象となる中国残留邦人等とその配偶者に対し、世帯の収入が一定の基準に満たない者について、支援給付を支給する。/ 支援給付は、生活支援給付、住宅支援給付、医療支援給付、介護支援給付などの各種支援給付を実施する。(国費負担3/4、県又は市負担1/4)/ 中国残留邦人等と長年にわたり労苦を共にしてきた配偶者の置かれている事情に鑑み、永住帰国する前からの配偶者に対し、支援給付に加えて配偶者支援金を支給する。(国費負担10/10)/・地域での支援(中国残留邦人等地域生活支援事業)/ 通訳等の派遣、日本語教育、地域の多様なネットワークの活用、支援プログラムの提供等の支援を行う。(国費負担10/10)
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 77.7億円 | - |
| 2024年度 | 81.1億円 | 78.6億円 |
| 2023年度 | 82.6億円 | 90.5億円 |
| 2022年度 | 83.9億円 | 82.2億円 |
| 2021年度 | 86.1億円 | 81.3億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A横浜市ほか
75.4億円
支援給付の決定及び実施(中国残留邦人生活支援給付金)/※2024年度の執行額については集計中(2026年1月頃確定見込み)のため、その他を除く支出先上位者は2023年度実績を記入。
横浜市
大阪市
江東区
名古屋市
札幌市
足立区
江戸川区
堺市
広島市
板橋区
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)48.9億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック B名古屋市ほか
3.1億円
事業の実施(中国残留邦人等地域生活支援事業)
名古屋市
大阪市
大田区
神奈川県
江東区
広島市
神戸市
千葉市
横浜市
杉並区
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)1.9億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
地域生活支援事業について、事業全体としては目標を達成しているものの、メニュー単位での状況が把握できないことから、事業改善につながる成果を定量的に把握することで更なる事業の効率化を図ること。
事業所管部局による点検・改善
近年の執行率はほぼ100%であり、被支援世帯数については若干の変動はあるものの安定した実績があるため、引き続き必要な経費を精査し、適切な支援給付の支給及び自立支援を実施していくこととする。
改善の方向性
中国残留邦人等支援給付金については、実績を分析したところ中国残留邦人等の高齢化に伴い介護費が増加しており、引き続き予算の精査に努めていくこととする。また中国残留邦人等地域生活支援事業については、今後も利用実態に合った予算の精査を行い、不用率を減少させるよう努めていくとともに、更なる高齢化に伴い需要が増えると見込まれる医療機関への受診・介護サービス利用時に適切に対応出来るための体制の整備を構築していくこととする。
所見を踏まえた改善点・反映状況
次年度予算概算要求の金額に反映すべき点及び執行等で改善すべき点はないものの、それぞれの事業メニューのうち、事業改善につながる成果を定量的に把握し、レビューシートに反映することを引き続き検討する。
成果指標・目標値・実績値
要件を満たす中国残留邦人等に対し、老後の生活の安定を図るため引き続き支援給付を支給する。
測定指標:支援給付受給者数※目標値は前年度受給者数に前々年度から前年度の減少率を乗じて算出※2024年度実績については現在精査中(2026年1月頃確定見込み)[単位: 人]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 5303.0 | 5269.0 | 99.35885 |
| 2022年度 | 5020.0 | 4979.0 | 99.18327 |
| 2023年度 | 4705.0 | 4683.0 | 99.53241 |
| 2024年度 | 4405.0 | - | - |
| 2025年度 | 4143.0 | - | - |
地域生活支援事業の自治体の実施率を90%以上とすること。
測定指標:地域生活支援事業実施自治体数/中国残留邦人等が居住している自治体数※2024年度実績については現在精査中(2026年2月頃確定見込み)[単位: %]
年度別データを表示(2024〜2028年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 90.0 | - | - |
| 2025年度 | 90.0 | - | - |
| 2026年度 | 90.0 | - | - |
| 2027年度 | 90.0 | - | - |
| 2028年度 | 90.0 | - | - |
※ 2021〜2028年度のデータあり(直近5年度を表示)
支援給付の申請があった中国残留邦人等に対し、速やかな審査及び開始決定の実施
測定指標:支援給付支給開始人数※目標値については、3年度前及び前々年度の実績の平均値を設定※2024年度実績については現在精査中(2026年1月頃確定見込み)[単位: 人]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 0.0 | 49.0 | - |
| 2022年度 | 0.0 | 58.0 | - |
| 2023年度 | 51.0 | 38.0 | 74.5098 |
| 2024年度 | 54.0 | - | - |
| 2025年度 | 48.0 | - | - |
自立支援通訳派遣事業の実績件数を、年々、中国残留邦人等が減少していることを踏まえ、「前年度実績数×支援給付受給世帯の減少率」以上の派遣数にする
測定指標:中国残留邦人等地域生活支援事業のうち、自立支援通訳派遣事業での通訳派遣実績件数※2024年度実績、2025年度見込については現在精査中(2026年2月頃確定見込み)[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 17563.0 | 20857.0 | 118.75534 |
| 2022年度 | 20023.0 | 20362.0 | 101.69305 |
| 2023年度 | 19344.0 | 18914.0 | 97.77709 |
| 2024年度 | 17969.0 | - | - |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
横浜市
支援給付事務
4.5億円5費目 ▾
横浜市
支援給付事務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 医療扶助費等負担金 | 2.2億円 |
| 生活扶助費等負担金 | 1.4億円 |
| 生活扶助費等負担金 | 5,900万円 |
| 生活扶助費等負担金 | 2,210万円 |
| 介護扶助費等負担金 | 1,550万円 |
名古屋市
中国残留邦人等地域生活支援事業
1,820万円3費目 ▾
名古屋市
中国残留邦人等地域生活支援事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 生活困窮者就労準備支援事業費等補助金 | 1,590万円 |
| 生活困窮者就労準備支援事業費等補助金 | 130万円 |
| 生活困窮者就労準備支援事業費等補助金 | 100万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。