2025年度当初予算
5,600万円
2024年度執行: 1.1億円
事業の目的・概要
事業の目的
〇イノベーション創出につながる好事例を産学関係者で共有し、横展開を進める。/〇産学官で連携して、次世代の研究大学の経営層を育成する。/〇研究大学の経営改革を進めるにあたり、必要となる規制緩和等を関係府省に提案し、制度改革につなげる。
現状・課題
我が国が継続的にイノベーションを創出していくためには、社会課題の解決や新たな価値創造を先導する能力を持った博士人材が産業界とアカデミアを行き来しながら活躍することが不可欠である。一方で、我が国の博士課程進学者は減少傾向が続き、人口当たりの博士号取得者の割合も他の先進国と比較して相対的に少ない状況が続いている。そこで、博士人材の多様な場での活躍促進に向けた産学双方の具体的取組(アクション)を特定し、その実行を促進するとともに横展開していくことが必要である。/また、我が国の研究大学が世界と伍していくためには、大学が、自らが持つ知の適切な価値づけにより、新しい資金の流れを生み出し、その資金を次代の知の創出の基盤となる分野へ戦略的に再投資するといった持続的成長を続ける経営モデルへと大きく転換することが必要であり、そういった成長を戦略的に支える人材を広く大学内外から確保し育成することも重要である。「世界と伍する研究大学の在り方について 最終まとめ(令和4年2月1日総合科学技術・イノベーション会議)」においても、「大学における3%程度の事業規模成長の達成に向け、その考えられる手法等を具体的に提示していくこと」が政府に求められている。
事業の概要
上記を踏まえ、産学官が結集した「大学支援フォーラムPEAKS」の場を活用し、「産学人材流動ワーキンググループ」で博士人材の活躍促進に向けた産学の具体的アクションをとりまとめるとともに、そのアクションのフォローアップと実行促進の場として「博士人材の活躍に向けた産学官連携プラットフォーム」を設置し、PEAKS全体、さらに、国内の企業・大学へ活動の横展開を進める。/また、日本型大学成長モデルの具体化と、それを支える大学経営人材の確保・育成のための実証事業を実施し、その成果を横展開する。その際、「日本型大学成長モデルアドバイザリーワーキンググループ」委員による大学への伴走支援等を通じて経営人材の育成も図る。併せて、海外大学との連携体制の構築や研修プログラムの実施、規制緩和等の制度改革の提言等を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 5,600万円 | - |
| 2024年度 | 1.1億円 | 1.1億円 |
| 2023年度 | 1.2億円 | 1.2億円 |
| 2022年度 | 1.2億円 | 1.1億円 |
| 2021年度 | 5,760万円 | 4,000万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック Aボストン・コンサルティング・グループ合同会社
1.0億円
大学支援フォーラムPEAKSにおける調査及び運営事業を実施
ボストン・コンサルティング・グループ合同会社
直接ブロック B選定委員会
-
審査
個人
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
外部有識者の所見を踏まえ、効果の検証を進め、より実効性ある事例の横展開ができるよう努めること。
事業所管部局による点検・改善
我が国が継続的にイノベーションを創出していくためには、社会課題の解決や新たな価値創造を先導する能力を持った博士人材の多様な場での活躍促進に向けた産学双方の具体的取組(アクション)を特定し、横展開していくことは必要不可欠である。また、我が国の研究大学が世界と我が国に世界と伍する研究大学を実現するために、戦略的に大学経営を行う人材を広く社会から確保することが喫緊の課題である。そのため、産学官が結集して、博士人材の活躍促進に向けた産学の具体的アクションの横展開を進めるとともに、日本型の大学成長モデルの確立とそれを支える大学経営人材の確保・育成、海外大学との連携体制の構築など研究大学の経営戦略立案の支援に取り組む大学支援フォーラムPEAKSの運営及び調査は、国が国費をもって優先的に実施すべき事業である。
改善の方向性
引き続き委託事業者との連携も含め、各指標の進捗管理を行い事業目標達成に向けて活動を進めていく。特に日本型大学成長モデルについて、R7年度は、モデルの横展開の取り組みの中で大学経営人材候補となる外聞専門家の拡充を図る。
外部有識者による点検
本事業は、研究大学の経営改革や博士人材の促進を通じ、我が国のイノベーション創出基盤を強化する重要な取組と評価する。参加者数等の目標は概ね達成しているが、経営人材の拡充は一部未達であり、外部専門家の確保、育成が課題である。引き続き、効果の検証を進め、実効性ある事例の横展開が期待される。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き、事業の適切な進捗管理、予算の効果的かつ効率的な予算執行に努める。経営人材の拡充に向けては、実証事業の横展開に向けた説明会・ワークショップ等を介して、外部専門家の確保・育成を図る。
成果指標・目標値・実績値
博士人材の多様な場での活躍促進に向けた具体的取組が進み、我が国の博士人材の数が増加傾向に転じる
測定指標:我が国の人口100万人あたり博士号取得者数[単位: 人]
年度別データを表示(2020〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2020年度 | - | 123.0 | - |
| 2021年度 | - | 126.0 | - |
| 2023年度 | 125.0 | - | - |
| 2024年度 | 127.0 | - | - |
| 2025年度 | 130.0 | - | - |
博士号が、特定の分野について専門性があるというだけでなく、自分で課題を設定して、問題解決まで導くことができるという汎用的能力の証明として機能しており、アカデミア、企業、公的機関、スタートアップ創出等の幅広い分野で博士人材が活躍し、我が国のイノベーションを牽引している。
測定指標:-
定量的な目標値・実績値は確認できません
・日本型大学成長モデルの具体的方策を全体会合やシンポジウム、説明会・ワークショップ等を通して、PEAKS参画大学への浸透を図る。・実証大学における成長モデルの構築とPEAKS参画大学への事例共有による参考事例の浸透を図る。・大学経営人材候補となる外部専門家のコミュニティを形成する。
測定指標:大学経営人材候補となる外部専門家の拡充[単位: 人]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 12.0 | 12.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 15.0 | 12.0 | 80.0 |
| 2024年度 | 15.0 | 14.0 | 93.33333 |
| 2025年度 | 20.0 | - | - |
大学経営人材を活用しながら、世界レベルの研究環境や給与水準等を実現するための民間資金の大幅な拡大等による財務基盤の形成を図る。
測定指標:大学等及び国立研究開発法人における民間企業からの共同研究の受入額を2025年度までに対2018年度(882億円)比で約7割増を目指す。[単位: 億円]
年度別データを表示(2020〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2020年度 | - | 1062.0 | - |
| 2021年度 | - | 1069.0 | - |
| 2022年度 | - | 1283.0 | - |
| 2023年度 | - | 1469.0 | - |
| 2025年度 | 1500.0 | - | - |
受講者の国内外の大学経営の理解増進及び人的ネットワークの構築
測定指標:研修プログラム受講者アンケートによる満足(理解)度評価[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 90.0 | 82.1 | 91.22222 |
| 2022年度 | 90.0 | 82.6 | 91.77778 |
| 2023年度 | 90.0 | 96.0 | 106.66667 |
| 2024年度 | 90.0 | 100.0 | 111.11111 |
| 2025年度 | 90.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
大学経営や「知」のアセットの収益化に知見を持つ「大学経営人材」を育成・確保し、個別の大学に共有する。
測定指標:大学経営人材候補となる外部専門家の拡充[単位: 人]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 12.0 | 12.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 15.0 | 12.0 | 80.0 |
| 2024年度 | 15.0 | 14.0 | 93.33333 |
| 2025年度 | 20.0 | - | - |
・委託事業者と、博士人材の多様な場での活躍促進に向けた具体的取組の特定及び横展開の方策に係る検討会議を週次で実施する・産学人材流動WGでの議論をとりまとめるとともに、新設するプラットフォームにて、とりまとめ内容の実行促進と横展開に向けたフォローアップを行う
測定指標:・委託事業者との検討会議、産学人材流動WG及び博士人材の活躍に向けた産学官連携プラットフォームの会合、委員との意見交換、企業・大学へのフォローアップの実施回数[単位: 回数]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 40.0 | 40.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 40.0 | 73.0 | 182.5 |
| 2025年度 | 40.0 | - | - |
・委託事業者と日本型大学成長モデルの具体的方策の構築及び横展開に係る検討会議を週次で実施する・実証大学との成長モデルの具体的方策検討会議、有識者による大学への伴走支援、実証大学のフォローアップ、横展開に向けた説明会・ワークショップ等を実施する
測定指標:・委託事業者との検討会議、実証大学との検討会議、有識者による伴走支援会議、実証大学のフォローアップ、説明会・ワークショップの実施回数[単位: 回数]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 30.0 | 30.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 50.0 | 88.0 | 176.0 |
| 2023年度 | 50.0 | 102.0 | 204.0 |
| 2024年度 | 50.0 | 70.0 | 140.0 |
| 2025年度 | 50.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
イェール大学研修プログラム及びPEAKS主催の研修プログラム(WGにおける研修・講演会等含む)の実施
測定指標:各プログラムへの参加者数[単位: 人数]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 30.0 | 40.0 | 133.33333 |
| 2022年度 | 30.0 | 27.0 | 90.0 |
| 2023年度 | 30.0 | 25.0 | 83.33333 |
| 2024年度 | 30.0 | 26.0 | 86.66667 |
| 2025年度 | 26.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)3件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
ボストン・コンサルティング・グループ合同会社
大学支援フォーラムPEAKSを活用した日本型大学成長モデルの創出・展開及び同モデルの実現に必要な大学経営人材の確保・育成に関する実証調査業務(令和6年度)
1.0億円2費目 ▾
ボストン・コンサルティング・グループ合同会社
大学支援フォーラムPEAKSを活用した日本型大学成長モデルの創出・展開及び同モデルの実現に必要な大学経営人材の確保・育成に関する実証調査業務(令和6年度)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 8,840万円 |
| その他の経費 | 1,510万円 |
個人
事業者選定に係る選定委員会(書類審査)
-1費目 ▾
個人
事業者選定に係る選定委員会(書類審査)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 諸謝金 | - |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。