2025年度当初予算
29.1億円
2024年度執行: 28.2億円
事業の目的・概要
事業の目的
少子高齢化が急速に進展し労働力人口の減少が見込まれる中、高年齢者の就労促進を図り、高年齢者が健康で意欲と能力のある限り、年齢に関係なく働くことができる生涯現役社会の実現を図ることを目的とする。
現状・課題
高年齢者は一旦離職すると、その他の年齢層に比べ再就職は難しく、失業が長期化し、生活保護に頼らざるを得ない状況に陥るおそれがある。/また、高齢期における就業ニーズは多種多様であり、年金等の受給状況等も考慮しながら就労支援を行う必要がある。/このため、一般的な職業相談や職業紹介のみならず、専門的チーム援助等により、高年齢者一人一人の状況に応じた丁寧な支援を行うことが課題となる。
事業の概要
本事業は全国の主要なハローワーク(300箇所)に、高年齢者等への支援に特化した生涯現役支援窓口を展開する事業である。/事業実施に当たっては、事業担当責任者、職業相談員、求人者支援員及び就労・生活支援アドバイザー等から構成される支援チームをハローワーク内で結成し、高年齢者等の就労経験や就労ニーズ等を踏まえた就労の機会の提供のみならず、職業生活の再設計に係る支援等、総合的支援を実施する。/【主な支援内容】/・高齢期の生活を踏まえた職業生活の再設計や年金受給者である求職者の職業生活に係る相談・援助/・高齢求職者向け求人情報の開拓・提供(65歳以上が就業可能な短時間の求人開拓を強化)/・シルバー人材センターと連携した軽易な就業等に関する情報の提供/・地方自治体と連携した高年齢者支援の実施/【EBPMアクションプラン関連事業】
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 29.1億円 | - |
| 2024年度 | 28.4億円 | 28.2億円 |
| 2023年度 | 27.6億円 | 26.4億円 |
| 2022年度 | 28.6億円 | 26.1億円 |
| 2021年度 | 30.2億円 | 26.8億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 29.1億円 |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A東京労働局ほか
28.2億円
・就労・生活支援アドバイザーによる職業生活の再設定等に係る支援/・求人者支援員による高年齢求職者向けの求人情報の開拓・提供等
その他労働局に対する示達
東京労働局に対する示達
大阪労働局に対する示達
愛知労働局に対する示達
神奈川労働局に対する示達
埼玉労働局に対する示達
千葉労働局に対する示達
福岡労働局に対する示達
兵庫労働局に対する示達
北海道労働局に対する示達
静岡労働局に対する示達
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
支援対象者の9割を就職につなげている点は高く評価できる一方、専門職の配置が一部のみとなっている窓口も相当数あることから、全ての専門職が配置される窓口との効果の違いを検証し、専門職を確保できない窓口については、より多くの高齢者の活用を進めるべく、常勤職員との連携やオンラインの活用を検討することにより、効果的な事業実施及び適正な執行管理に努めること。なお、成果指標については、支援が必要な者が支援を受けられているか、実際に希望する仕事に就けているのか、定着できているのかなど、適切な指標になっているか可能な限り分析した上、見直しを検討すること。
事業所管部局による点検・改善
少子高齢化が急速に進展し労働力人口の減少が見込まれる中、高年齢者の就労促進により生涯現役社会の実現を図るという本事業の目的は国民や社会のニーズにかなうものである。 また、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律第5条で高年齢者の再就職に向けた支援は国の責務となっていることから、高年齢者の再就職支援等は、国が主体的に事業を実施する必要がある。 なお、直近の事業状況について、アクティビティ101(65歳以上の高年齢者)及びアクティビティ102(概ね60歳~64歳の高年齢者)ともに長期アウトカムは目標値を上回り、執行率も90%となってることから、引き続き本事業による就労促進に取り組んでいく。
改善の方向性
事業の目標が達成できていることから、引き続き適正な事業実施に努める。 なお、今年度から本事業における支援対象者からの職業相談件数を短期アウトカムとして設定し、更なる実態に即した効果測定を行っていく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
専門職(就労・生活支援アドバイザー、求人者支援員及び職業相談員)の3者が配置されている窓口とその配置に至っていない窓口における効果の違いについて、都道府県労働局から提出される支援実績及び3者の配置状況やそれぞれの役割に基づき検証をし、より効果的・効率的なものとなるよう支援体制を検討する。なお、先行して令和8年度要求においては、職業相談員の配置を見直し、事業の中核となる専門性の高い就労・生活支援アドバイザーを増員することにより、効果的な支援体制の構築を進めることとしている。 さらに、これまで把握できていなかった事項について、新たに都道府県労働局へ通知を発出し、全ての専門職が配置されている窓口、専門職の一部のみが配置されている窓口及び窓口が設置されていないハローワーク等の状況把握を進めており、併せて、オンラインの活用についても、求職者のニーズの把握を進めている。これらの分析を踏まえ、より多くの高年齢者が本事業を活用できるよう、常勤職員の育成を図り専門職との連携をさらに進め、オンラインによる職業相談についても検討する。 また、支援対象者の希望に沿った支援となっているか、真に支援を必要としていた者への支援が行き届いていたかなど、支援対象者(支援が終了した者を含む)の状況把握・分析を進め、適切に支援を行うとともに、これらを踏まえた新たな成果目標の設定を検討する。
成果指標・目標値・実績値
本事業の支援を受けた65歳以上の求職者に対する職業相談の実施
測定指標:本事業の支援を受けた65歳以上の求職者に対する職業相談件数(※)令和6年度の65歳以上の職業相談件数×直近3年の伸び率の平均[単位: 件]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 402558.0 | - | - |
本事業の支援を受けた60~64歳の求職者に対する職業相談の実施
測定指標:本事業の支援を受けた60~64歳の求職者に対する職業相談件数(※)令和6年度の60~64歳の職業相談件数×直近3年の伸び率の平均[単位: 件]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 258522.0 | - | - |
本事業の支援を受けた65歳以上の求職者の就職
測定指標:本事業の支援を受けた65歳以上の求職者の就職率(※)目標値は直近3年の実績の平均値[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 73.0 | 80.2 | 109.86301 |
| 2022年度 | 76.2 | 83.7 | 109.84252 |
| 2023年度 | 79.9 | 86.5 | 108.26033 |
| 2024年度 | 83.4 | 90.6 | 108.63309 |
| 2025年度 | 86.9 | - | - |
本事業の支援を受けた概ね60~64歳の求職者の就職
測定指標:本事業の支援を受けた概ね60~64歳の求職者の就職率(※)目標値は直近3年の実績の平均値[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 79.3 | 81.5 | 102.77427 |
| 2022年度 | 79.1 | 87.9 | 111.12516 |
| 2023年度 | 82.4 | 86.8 | 105.33981 |
| 2024年度 | 84.9 | 92.0 | 108.36278 |
| 2025年度 | 88.9 | - | - |
生涯現役支援窓口における65歳以上の高年齢求職者への就労支援
測定指標:当該事業の支援を受けた65歳以上の求職者数(※)令和6年度の65歳以上の高年齢求職者数×直近3年の伸び率の平均×直近3年の新規求職者数に占める支援対象者数の割合の平均[単位: 人]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 52735.0 | 53320.0 | 101.10932 |
| 2022年度 | 53662.0 | 57198.0 | 106.58939 |
| 2023年度 | 57073.0 | 61405.0 | 107.59028 |
| 2024年度 | 61641.0 | 60810.0 | 98.65187 |
| 2025年度 | 65067.0 | - | - |
生涯現役支援窓口における概ね60~64歳の高年齢求職者への就労支援
測定指標:本事業の支援を受けた概ね60~64歳の求職者数(※)令和6年度の概ね60~64歳の高年齢求職者数×直近3年の伸び率の平均×直近3年の新規求職者数に占める支援対象者数の割合の平均[単位: 人]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 28943.0 | 32324.0 | 111.68158 |
| 2022年度 | 28016.0 | 32709.0 | 116.75114 |
| 2023年度 | 30698.0 | 34259.0 | 111.6001 |
| 2024年度 | 35388.0 | 33880.0 | 95.73867 |
| 2025年度 | 35780.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
(支出先不明)
-1費目 ▾
(支出先不明)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| - | - |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。