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雇用労災対策費事業内容の一部改善事業ID: 2468

労災特別介護援護事業経費

厚生労働省労働基準局労災管理課開始: 1989年度

2025年度当初予算

20.4億円

2024年度執行: 20.0億円

01

事業の目的・概要

事業の目的

在宅での介護が困難な労災重度被災労働者に対し、その傷病・障害の特性に応じた専門的な施設介護サービスを提供する労災特別介護施設(ケアプラザ)の運営を行うことにより、労災重度被災労働者の生命・生活維持に必要な援護を図る。

現状・課題

労災重度被災労働者は、全国で約20,300人に上り、これら労災重度被災労働者及びその家族の高齢化や核家族化の進展等に伴い、在宅での介護が困難となっており、介護に当たる家族介護者の肉体的・精神的負担は相当大きなものとなっている。/また、これら労災重度被災労働者は、一般の障害者とは異なり、せき髄損傷、けい髄損傷、頭部外傷、じん肺などの労働災害特有の傷病による障害を有する者が多く、一般に民間事業者や市町村等により実施されている介護保険サービスでは、労災重度被災労働者の障害の特性に応じた専門的な介護は施されていない現状にある。

事業の概要

国が全国8か所に設置した労災特別介護施設(ケアプラザ)において、在宅での介護を受けることが困難な労災重度被災労働者(傷病・障害等級が第1級~第3級に該当する労災年金受給者)に対し、その傷病・障害の特性に応じた専門的な施設介護サービスを提供するとともに、当該施設を利用して短期滞在型介護サービスを提供する。

02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)20.4億円-
2024年度18.9億円20.0億円
2023年度18.2億円18.8億円
2022年度17.1億円17.4億円
2021年度17.1億円17.1億円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

2025年度 会計区分別内訳
会計区分当初予算
特別会計20.4億円
03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

担当組織厚生労働省直接一般財団法人労災サポートセンター20.0億円

支出先詳細

担当組織厚生労働省
直接ブロック A

一般財団法人労災サポートセンター

20.0億円

国が全国8か所に設置した労災特別介護施設(ケアプラザ)において、在宅での介護を受けることが困難な労災重度被災労働者に対し、専門的な施設介護サービスを提供するとともに、当該施設を利用して短期滞在型介護サービスを提供する。

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一般財団法人労災サポートセンター

その他法人一般競争契約(総合評価)
20.0億円
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点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

一者応札となっている要因及び活動実績が当初見込みを下回った要因を分析し、事業内容の改善を図ること。

事業所管部局による点検・改善

労災重度被災労働者は、一般の障害者とは異なり、労働災害特有の傷病による障害を有する者が多く、一般に民間事業者や市町村等により実施されている介護保険サービスでは、その特性に応じた専門的な介護は施されていない現状にあることから、本事業は、国が実施すべき事業である。令和6年度の活動実績(入居率)が下がった要因としては、死亡や長期入院等による退去者数が新規入居者数を上回っていることである(退去者数84名、入居者数62名)。一方で、委託先の取組として、都道府県労働局及び市町村等の行政機関へ協力依頼などのこれまでの取組のほか、労災ケアサポーターとの連携や令和5年度に引き続き労災病院や協力医療機関等の医療ソーシャルワーカーが所属している部署(医療相談室、地域医療連携室、地域包括支援センター等)に、労災重度被災労働者が施設に入居することのメリットを記載した文書を持参し、入居促進活動を積極的に行った。また、労災重度被災労働者の退院支援の際に施設の紹介を行っていただくよう依頼した。令和5年度より施設紹介動画を作成してHPに公表もしたり、過去に問い合わせをいただいた者に対して、改めて入居勧奨を行うなどの取組を実施している。また、入居促進の改善のため、これまで施設ごとにしか新規入居者数等の目標を設定していなかったが、令和6年度からは8施設全体で入居率90%達成を目指して取り組むこととした。そのため、入居促進の取組状況について定期的に確認し、効果の検証を行い、見直すべきところは見直しを行いより効果的な入居促進に取り組んだ。なお、成果実績(有用度調査結果)については、目標を達成した。

改善の方向性

引き続き受託者と連携しつつ、関係機関に対して本事業の周知の協力依頼を行うこと等により、活動実績が見込を上回るよう努める。また、早期入居希望者のうち希望施設の空き部屋がない方へはほかの施設への入居を進めることや、入居の端緒となりうる短期滞在型介護サービスを有効活用できるよう積極的な周知・利用促進を引き続き行っていく。加えて、合理的な運営が実施できるよう不断の見直しを行っていくこととする。その他、入居者数と入居定員との乖離を考慮した上で入居定員数の更なる見直しを行う。また、有用度調査について、アンケートの類似の設問をまとめるなどの見直しを行うとともに、これまで「どちらともいえない」という回答を分母に含めていなかったが、より実態に近い評価を反映するため、「どちらかといえば満足」「どちらかといえば不満足」に分類し、全ての回答を分母に含めるよう見直しを行うこととしているが、これに対し、介護・看護及び財務分野に詳しい有識者で構成した当事業の評価等検討会の委員から「見直しにより総回答数が増加し、有用度評価が低下することが十分に想定される」等の指摘を受けたことから、目標を85%以上に変更した。

外部有識者による点検

今後の事業実施に際しては、引き続き、新規入居促進のための取り組みを継続し、適正な業務執行を行ってください。また、内容等を見直した有用度調査を活用し、事業の適正な実施に反映させてください。(橋爪 幸代)

所見を踏まえた改善点・反映状況

本施設においては、労災重度被災労働者である入居者に安心・安全な介護サービスを24時間体制で提供する必要がある。また、施設整備・保守管理や清掃等の附帯業務など業務が多岐にわたるため、本事業を請け負える事業者が限られ、さらに看護・介護職員の人材確保が困難なため、一者応札になっていると考えられる。本業務の特殊性を踏まえ、質を維持しながら更なる改善を行うことは困難であるものの、公告期間の十分な確保や本事業に興味を示す可能性のある業者に対し入札案内の配布を行ってまいりたい。また、一括調達への移行や看護・介護職員の人員配置基準の見直しも行い、この見直しは令和8年度概算要求に反映し、所要額を要求する。また、活動実績が当初見込みを下回った主な要因としては、死亡や長期入院等による退去者数が新規入居者数を上回ったことが挙げられる。受託者との連携のもと入居促進に努めるとともに、入居者数と入居定員の乖離を踏まえ入居定員の見直しを行う。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

入居者から、介護サービスが有用であった旨の評価を得る。

測定指標:介護サービスが有用であった旨の評価の割合(各設問のうち、「満足」「ほぼ満足」「どちらかといえば満足」の回答数の合計÷各設問の総回答数×100)[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度90.094.0104.44444
2022年度90.093.7104.11111
2023年度90.092.6102.88889
2024年度90.092.7103.0
2025年度85.0--
アウトカム

入居者から、介護サービスが有用であった旨の評価をより多く得る。【2024年度新設目標】

測定指標:介護サービスが有用であった旨の評価の割合(各設問のうち、「満足」「ほぼ満足」「どちらかといえば満足」の回答数の合計÷各設問の総回答数×100)[単位: ]

年度別データを表示(20242026年度)
年度目標値実績値達成率
2024年度92.692.7100.10799
2025年度85.0--
2026年度85.0--
アウトプット

労災特別介護施設(ケアプラザ)の運営を行い、労災重度被災労働者の生命・生活維持に必要な援護を図る。

測定指標:全国8施設の年平均での入居率[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度90.083.192.33333
2022年度90.084.293.55556
2023年度90.083.092.22222
2024年度90.079.888.66667
2025年度90.0--

20202025年度のデータあり(直近5年度を表示)

※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

一般財団法人労災サポートセンター

在宅での介護が困難な労災重度被災労働者に対し、その傷病・障害の特性に応じた専門的な施設介護サービスを提供する労災特別介護施設(ケアプラザ)の運営を行うことにより、労災重度被災労働者の生命・生活維持に必要な援護を図る。

20.0億円4費目 ▾
費目金額
人件費13.5億円
運営諸費4.7億円
消費税1.8億円
謝金420万円

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。