2025年度当初予算
1.0億円
2024年度執行: 8,370万円
事業の目的・概要
事業の目的
業務上疾病の作業関連疾患等を除く私傷病を抱えた労働者の中には、通院や治療と仕事の両立のための体制が不十分なことから、就労可能な健康状態にもかかわらず、職場復帰や就労継続が困難な場合があり、事業場における疾病を抱える労働者の職場環境や就労継続のための支援体制の整備が必要である。/このため、本事業により、事業者や労働者、医療機関、支援機関が必要とする支援ツールの作成・提供、具体的・効果的な情報提供を通じ、労働者の治療と仕事の両立の推進を目的とする。
現状・課題
労働力人口における通院者の割合が増加を続ける(令和5年:40.6%(国民生活基礎調査))一方で、治療と仕事を両立できる取組を行っている事業場の割合は58.8%(令和4年労働安全衛生調査(実態調査))であるが、「取組がある」の内訳の多くは個別対応であり、「整備や体制等の環境整備」に取り組んでいる割合は増加はしているものの低調である。疾患を抱えながら働きたいと希望する労働者が、安心・安全に就業を継続でき、かつ、事業者の継続的な人材の確保、労働者の安心感やモチベーションの向上による人材の定着、生産性の向上につながるよう、さらに治療と仕事の両立支援の普及に向け、企業、医療機関、支援機関、当事者への普及啓発が必要である。
事業の概要
労働者の治療と仕事の両立支援について、長期にわたる治療等が必要な疾病を抱えた労働者の就労支援に関する事業者の取組や医療機関等の支援事例の収集及び就労継続のあり方に関する検討を踏まえた手引や指針、事例集等を作成し、当該指針等を「治療と仕事の両立支援ナビ」(ポータルサイト)の運用やシンポジウムの開催、セミナーの実施等により周知することを通じて、事業者、医療機関、支援者等に対する支援の取組の普及促進に資する事業を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 1.0億円 | - |
| 2024年度 | 1.1億円 | 8,370万円 |
| 2023年度 | 1.2億円 | 8,840万円 |
| 2022年度 | 1.2億円 | 1.1億円 |
| 2021年度 | 1.2億円 | 1.1億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 1.0億円 |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A株式会社大広
7,040万円
治療と仕事の両立支援に関するポータルサイトの運営、シンポジウム・セミナーの開催等
株式会社大広
配分先ブロック C株式会社ウイドゥ他
3,120万円
再委託
株式会社ウイドゥ
株式会社HYPERBALLAD
DISM株式会社
株式会社ペンズ
直接ブロック B株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
1,210万円
治療と仕事の両立支援に係るガイドライン及びマニュアルの作成検討
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
執行率を踏まえ、予算額の縮減を検討すること。また、成果実績が成果目標を下回った要因を分析し、事業内容の改善を図ること。
事業所管部局による点検・改善
本事業については、執行率は76.4%であったが、令和6年度の成果目標は概ね達成しているところであり、引き続き施策を継続する。今後は、特に、取組の実施率が低い中小企業が労働者の治療と仕事の両立を支援できるよう、ポータルサイト「両立支援ナビ」を中心として、企業や医療機関、労働者に積極的に周知啓発を行う必要がある。
改善の方向性
委託費執行の実態について委託事業実施計画書に沿って把握し、適性かつ効率的な執行が行われるよう事業管理及び受託者への指導等に努める。併せて、執行の実績を踏まえた適切な予算の積算等にも努めることとしたい。さらに、短期アウトカムでのシンポジウム等の満足度やポータルサイトのアクセス数による周知の評価に加え、中期目標としてガイドラインの認知度や活用度、さらに長期アウトカムとして労働安全衛生調査により事業場における両立支援の取組状況を把握する。
所見を踏まえた改善点・反映状況
法改正により事業主に対して必要な措置を講じる努力義務を課すことになり、令和8年4月1日から施行されることから、事業主の取組促進につながるよう事業内容を強化する必要があるため、予算額縮減は困難である。また、成果目標を下回った短期アウトカム303「治療と仕事の両立支援ナビ」へのアクセス」については、アクセスしやすいデザインへの見直しを行うとともに、引き続き取組事例の収集に努めコンテンツの充実を図る。長期アウトカム501「事業所の取組割合」については、調査項目が2024年だけ変更されたことから、それまでの数値を参考にした目標値では評価できない。2023年と同様の内容に修正する予定であるため、その結果を確認して目標数値を検討する必要がある。
成果指標・目標値・実績値
事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドラインを知っている事業場が増加する【令和6年度から】
測定指標:ガイドラインについて「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドラインを知っている事業場」という項目(「内容を知っている事業場」と「内容は知らないが聞いたことがある事業場」)の割合[単位: %]
年度別データを表示(2024〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 100.0 | 96.0 | 96.0 |
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
| 2026年度 | 100.0 | - | - |
| 2027年度 | 100.0 | - | - |
オンラインセミナー等が両立支援の取組にあたり参考になった旨の回答を得る【令和6年度から】
測定指標:ポータルサイト等でのアンケート調査の結果、オンラインセミナー等が両立支援の取組にあたり参考になった旨の回答を得た割合[単位: %]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 80.0 | 100.0 | 125.0 |
| 2025年度 | 80.0 | - | - |
治療しながら働く人を応援する情報ポータルサイト「治療と仕事の両立支援ナビ」へのアクセス(PV:ページビュー)件数が増加する
測定指標:「治療と仕事の両立支援ナビ」への年間アクセス(PV:ページビュー)件数(12ヶ月の平均)[単位: 万件]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 3.2 | - |
| 2023年度 | - | 2.5 | - |
| 2024年度 | 6.0 | 3.4 | 56.66667 |
| 2025年度 | 6.0 | - | - |
事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドラインの活用が見込まれる事業場が増加する【令和6年度から】
測定指標:ガイドラインの活用について「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドラインを活用が見込まれる事業場」(「活用している事業場」と「機会があれば活用したい事業場」)の割合[単位: %]
年度別データを表示(2023〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | - | 38.0 | - |
| 2024年度 | 50.0 | 100.0 | 200.0 |
| 2025年度 | 60.0 | - | - |
| 2026年度 | 70.0 | - | - |
| 2027年度 | 80.0 | - | - |
※ 2022〜2027年度のデータあり(直近5年度を表示)
傷病(がん、糖尿病等の私傷病)を抱えた労働者が治療と仕事を両立できるような取組の有無及び取組内容別事業所割合が上昇する【令和6年度から】
測定指標:傷病(がん、糖尿病等の私傷病)を抱えた労働者が治療と仕事を両立できるような 取組の有無及び取組内容別事業所割合[単位: %]
年度別データを表示(2026〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 80.0 | - | - |
| 2027年度 | 80.0 | - | - |
| 2028年度 | 80.0 | - | - |
| 2029年度 | 80.0 | - | - |
| 2030年度 | 80.0 | - | - |
※ 2018〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
支援ツールの作成
測定指標:検討会および部会の各開催回数(検討委員会、メンタル部会、支援カード部会)[単位: 回]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
治療と仕事の両立支援を行う関係者である主治医、会社・産業医、当事者である労働者(患者)向けシンポジウム・セミナーの開催
測定指標:参加人数(セミナーは各回数の合計)[単位: 人]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 400.0 | 683.0 | 170.75 |
| 2025年度 | 400.0 | - | - |
広報用ポータルサイトによる取組事例等の情報発信
測定指標:取組事例数[単位: 例]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 5.0 | 18.0 | 360.0 |
| 2025年度 | 20.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
株式会社大広
治療と職業生活の両立支援広報事業
7,040万円1費目 ▾
株式会社大広
治療と職業生活の両立支援広報事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 7,040万円 |
株式会社ウイドゥ
再委託
1,450万円1費目 ▾
株式会社ウイドゥ
再委託
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 再委託 | 1,450万円 |
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
治療と仕事の両立支援に係るガイドライン及びマニュアルの作成検討事業
1,210万円1費目 ▾
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
治療と仕事の両立支援に係るガイドライン及びマニュアルの作成検討事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 1,210万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。