2025年度当初予算
4,690万円
2024年度執行: 2,240万円
事業の目的
1.死体検案講習会/ 高齢化の進展により、医療等を受けることなく孤独死する事例等の異状死の死体取扱数の増加が見込まれることや、大規模災害の発生時や感染症流行時に備えた多数遺体の検案体制の強化が重要であることから、死体検案業務の充実を図るため、検案業務に従事する機会の多い一般臨床医等を対象に講習会を開催し、検案医の死体検案能力の向上を図ることを目的とする。//2.死体検案医を対象とした死体検案相談事業/ 死因究明の正確性の向上に資することを目的として、検案業務に従事する一般臨床医が死因判定等について悩んだ際に、法医学を専門とする医師に相談出来る体制を構築する。
現状・課題
死亡数の増加や、家族や生活の有り様の変化等により検案の実施体制への負荷が増大することが見込まれるとともに、近年自然災害が繰り返し発生し、大規模災害も予見されるほか、新型コロナウイルス感染症の流行下においてみられたような新興感染症の脅威も存在している。しかしながら、我が国では未だに死因究明等の重要性が十分に認識され、充実した体制が取られているとは言い難い。その実施に係る人材の育成及び確保並びに体制整備は引き続き喫緊の課題である。
事業の概要
1.死体検案講習会/ 警察医や一般臨床医で、検案に従事する機会の多い医師を対象として検案業務に関する講習会を開催。//2.死体検案医を対象とした死体検案相談事業/ 死体検案医が死因判定等について悩んだ際に、法医学を専門とする医師に相談できる窓口を設置。
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 4,690万円 | - |
| 2024年度 | 5,600万円 | 2,240万円 |
| 2023年度 | 5,600万円 |
お金の流れ(ノード図)
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支出先詳細
公益社団法人日本医師会
1,400万円死体検案医を対象とした死体検案相談事業
行政事業レビュー推進チームの所見
検案実務に従事する機会の多い一般臨床医、警察医を対象に、検案業務に関する講習会を開催する等し、検案能力の向上に必要な事業であるが、執行率が低いことから、事業内容の見直し等により執行率の改善を図ること。
事業所管部局による点検・改善
・アクティビティ101について、短期アウトカムである「講習会終了者数」は692名(前年度比124%)と順調に推移しているが、 長期アウトカムである「研修修了者のうち、実際に検案した者の割合」(※2024年度から把握)は41%と低調となっている。・アクティビティ102について、長期アウトカムである「相談件数に対する回答数の割合」は100%となっているが、 短期アウトカムである「相談件数」は21件(前年度比49%)と低調となっている。
改善の方向性
【アクティビティ101】・本講習会は、基礎研修(座学のみ)と上級研修(座学+大学法医学教室等にて現場実習)に分かれる。・基礎研修の修了者に対する追跡調査では、研修後に検案実績がなかった者において、 基礎研修だけでは適切に検案を行う自信がない旨の回答が一定数確認されたため、 基礎研修終了者に対して、死体検案医を対象とした死体検案相談事業の活用や、 上級研修の受講を促すことについて、検討する。・上級研修の終了者に対する追跡調査では、研修後に検案実績がなかった者において、 今後警察等からの要請があれば検案をする旨の回答が一定数確認されたため、 警察と上級研修終了者を結びつけるための方策を検討する。【アクティビティ102】 相談件数が低調であった原因として、本事業の周知不足と、相談事業を活用するにあたっての 心理的ハードルが考えられることから、 ①各都道府県における死因究明等の関係者が参加する死因究明等推進地方協議会等を通じた本事業の積極的な活用促進や、 ②実際に相談を受け付けた事例を紹介することで、実際の相談場面や相談内容等を具体的にイメージできるようにし、 相談すること自体の心理的ハードルを下げること等を検討する。
外部有識者による点検
必要な事業との認識です。執行率は90%程度を見据えて予実管理をお願いします。また、執行額に合わせた予算設定もご検討ください。詳細に事業点検されており、今後とも適正な予算執行のもと、継続事業としてください。(井出 健二郎)
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き必要な予算額を確保し適切な執行に努めるとともに、本事業の更なる活用を図るため、各都道府県における死因究明等推進地方協議会等を通じた本事業の周知等により、執行率の改善を図る。
講習修了者数を前年度以上とする。
測定指標:講習修了者数[単位: 人]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 726.0 | 589.0 | 81.12948 |
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
公益社団法人日本医師会
死体検案医を対象とした死体検案相談事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 諸謝金 | 1,300万円 |
| 通信運搬費 | 100万円 |
| 消耗品費 | - |
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。
| 2,480万円 |
| 2022年度 | 5,600万円 | 3,280万円 |
| 2021年度 | 5,600万円 | 3,240万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
公益社団法人日本医師会
公益社団法人日本医師会
840万円死体検案講習会事業
公益社団法人日本医師会
| 2023年度 | 589.0 | 557.0 | 94.56706 |
| 2024年度 | 557.0 | 692.0 | 124.23698 |
| 2025年度 | 691.0 | - | - |
| 2026年度 | 691.0 | - | - |
※ 2020〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
相談件数を前年度以上とする。※2024年度から見直し
測定指標:相談件数※2024年度から見直し[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 20.0 | 21.0 | 105.0 |
| 2023年度 | 21.0 | 43.0 | 204.7619 |
| 2024年度 | 43.0 | 21.0 | 48.83721 |
| 2025年度 | 21.0 | - | - |
| 2026年度 | 21.0 | - | - |
※ 2021〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
地域における適切な検案実施体制を構築する。(成果指標を前年度以上とする。)※定量的な成果指標を2024年度から新たに設定したため、2024年度実績を踏まえ、今後の目標値は設定する。
測定指標:講習会修了者のうち、実際に検案に従事した者の割合※2024年度から新たに設定※成果指標を定量的に評価することは困難であるが、定量的に評価可能な代替的な指標として設置する。[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | - | 41.0 | - |
| 2025年度 | 41.0 | - | - |
| 2026年度 | 41.0 | - | - |
検案医からの相談に対して適切に回答することで、検案の実施体制の充実に寄与する。※2024年度から新たに設定
測定指標:相談件数に対する回答数の割合※2024年度から新たに設定[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
| 2026年度 | 100.0 | - | - |
※ 2021〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
講習受講者数を前年度以上とする。
測定指標:講習受講者数[単位: 人]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 1005.0 | 987.0 | 98.20896 |
| 2023年度 | 987.0 | 965.0 | 97.77102 |
| 2024年度 | 965.0 | 1251.0 | 129.63731 |
| 2025年度 | 1251.0 | - | - |
| 2026年度 | 1251.0 | - | - |
※ 2020〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
全国を対象とした死体検案に係る相談体制を構築する。※2024年度から見直し
測定指標:都道府県数※2024年度から見直し[単位: 都道府県]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 47.0 | 47.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 47.0 | 47.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 47.0 | 47.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 47.0 | - | - |
| 2026年度 | 47.0 | - | - |
※ 2021〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
公益社団法人日本医師会
死体検案講習会事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 520万円 |
| 諸謝金 | 270万円 |
| 旅費 | 30万円 |
| 印刷製本費 | 10万円 |
| 借料及び損料 | 10万円 |
| 通信運搬費 | 10万円 |
| 会議費 | - |
| 消耗品費 | - |