2025年度当初予算
550万円
2024年度執行: -
事業の目的・概要
事業の目的
「健康増進法の一部を改正する法律」では、主に望まない受動喫煙の防止を目的に飲食店を含む多数の者が利用する施設等における禁煙化を定めている。しかし、加熱式たばこの健康影響に関する科学的根拠が乏しいことから、一定の条件下で喫煙専用室の設置が認められている。ここ数年の科学院の研究結果から、加熱式たばこからも副流煙が発生し、受動喫煙を生じることを報告したことを踏まえ、喫煙専用室をもつ飲食店等の従業員の受動喫煙によるたばこ煙の曝露実態を明らかにし、健康増進法の再度の見直し議論における科学的根拠を提示することを目的とする。また、自治体においては「改正健康増進法」の履行の実態に応じて受動喫煙対策を計画とする必要があることから、調査に協力いただく自治体に結果を還元することで、たばこ対策事業を効果的に進めることを目的とする。これらの成果を自治体職員を対象とした教育訓練及び研修に活用し、たばこ対策担当職員等の資質向上および技術的、人的支援を図る。
現状・課題
改正健康増進法では、望まない受動喫煙の防止を図るため、多数の者が利用する施設等の区分に応じ、喫煙に関する措置等について定めている。現在、経過措置として「加熱式たばこ専用室」、「小規模の飲食店に関して飲食・喫煙可能」としている。特に「飲食店(居酒屋、ビアホール)」は小規模の事業所が多いことから加熱式たばこの屋内全面禁煙は42.5%(2019年)にとどまっている。その飲食店の従業員への受動喫煙に関する情報が不足しており、政策を実施するための科学的根拠が求められている。/そこで、空気環境測定、生体試料に含まれるたばこ煙成分の分析を行って飲食店従業員、利用客のたばこ煙の曝露実態を把握すること、自治体別に調査を行い、たばこ対策の進捗に差が生じている要因を評価する必要がある。自治体においては「改正健康増進法」の履行の実態に応じて、受動喫煙対策を計画とする必要があるが、データが限定的であるため適切な対策をとることが困難な状況である。
事業の概要
本事業では、飲食店における加熱式たばこ専用喫煙室の設置状況を含む同法の履行状況を継続的調査により明らかすること、同時に飲食店従業員および飲食店経営者のたばこ煙曝露実態調査を行う。実態調査はこれまで国立保健医療科学院で蓄積した加熱式たばこの成分データ、受動喫煙者の曝露量データ、保有する実験装置を活用し、調査票だけでなく生体由来検体(尿を想定)を分析し、たばこ煙への受動喫煙の実態を明らかにし、店舗での喫煙実態と曝露との関連性を解析する。調査分析は継続的に行い、改正健康増進法の見直しで求められる受動喫煙実態の科学的根拠として活用する。調査においては自治体(保健所単位を想定)に協力いただき、解析された結果について自治体にフィードバックすることで地域におけるたばこ対策を支援し、国民の健康増進を目指す。また、当院で自治体職員に対して実施する「たばこ対策研修」においても調査結果を活用し、研修の実施を通じて我が国のたばこ対策のレベルを向上させる。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 550万円 | - |
| 2024年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A株式会社Aほか
雑役務費、消耗品の購入等
支出先名の記載なし
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
加熱式たばこからも副流煙が発生し、受動喫煙を生じることを報告したことを踏まえ、喫煙専用室をもつ飲食店等の従業員の受動喫煙によるたばこ煙の曝露実態を明らかにし、健康増進法の再度の見直し議論における科学的根拠を提示するために必要な経費であり、引き続き、必要な予算額を確保し、適正な執行に努めること。
事業所管部局による点検・改善
令和7年度から事業を実施することとなった。支出内容について精査の上適切に予算執行を行う。
改善の方向性
令和7年度からの事業のため実績がないものの、適切な予算執行及びアウトプットの達成に努める。
成果指標・目標値・実績値
本事業に対し、外部専門家によるアドバイサリーボードを作り、その構成員から専門的視点からの評価をいただき、令和7年度は3.5(5点満点)を目指す。
測定指標:-
定量的な目標値・実績値は確認できません
調査研究で得られた成果を、対外的に発信する。
測定指標:調査研究の発信回数[単位: 回]
年度別データを表示(2025〜2029年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 3.0 | - | - |
| 2026年度 | 3.0 | - | - |
| 2027年度 | 4.0 | - | - |
| 2028年度 | 3.0 | - | - |
| 2029年度 | 3.0 | - | - |
厚生労働省における健康増進法の改正の議論に対する科学的根拠の提供
測定指標:検討会等での資料の引用回数(5年間で2件程度を想定)[単位: 件]
年度別データを表示(2027〜2031年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2027年度 | 0.0 | - | - |
| 2028年度 | 1.0 | - | - |
| 2029年度 | 0.0 | - | - |
| 2030年度 | 1.0 | - | - |
| 2031年度 | 0.0 | - | - |
※ 2025〜2031年度のデータあり(直近5年度を表示)
飲食店従業員や経営者の店舗での受動喫煙の状況を明らかにすることを目標とする。そのために十分な数の参加者を確保する。
測定指標:調査参加者(生体試料の分析が可能な者)の人数を5か年で500名とする。[単位: 人]
年度別データを表示(2025〜2029年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 50.0 | - | - |
| 2026年度 | 100.0 | - | - |
| 2027年度 | 100.0 | - | - |
| 2028年度 | 100.0 | - | - |
| 2029年度 | 150.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
(支出先不明)
-1費目 ▾
(支出先不明)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| - | - |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。