2025年度当初予算
-
2024年度執行: -
事業の目的・概要
事業の目的
没入型技術の普及の阻害要因となっている「VR酔い」等の不快感について、要因及びそれに対する効果的で社会実装の実現性のある対策についての検証を行い、これらを踏まえて没入型技術のリスクを最小限におさえながらメリットを最大限に受益できる望ましい利用の在り方を検討し、安心・安全な没入型技術の利用環境を実現する。
現状・課題
没入感を伴う「コミュニケーション」(ここでの「コミュニケーション」とは、情報の電磁的流通全てを指し、主体についても人間に限らずAI等も想定される)が可能な、インターネット等のネットワークを通じてアクセスできる仮想空間であるメタバースは、AR・VR等の没入型技術(immersive technologies)、特にVRゴーグルやARスマートグラス等のメタバースを利用(アクセス)するための技術であるXRデバイスの発展・普及により、エンターテインメントを主目的とするもののみならず、教育、医療、産業等様々な分野において更なる利活用が期待されるところである。/ しかしながら、XRデバイスの利用においては、いわゆる「VR酔い」と呼ばれる不快感や斜視、頭蓋骨・首への負担、着部皮膚への悪影響等につながる可能性などが指摘されており、没入型技術の普及の阻害要因となっていると考えられる。/ また、令和6年10月に公表された総務省の有識者研究会である「安心・安全なメタバースの実現に関する研究会」の報告書2024においては、「没入型技術を用いたメタバースの利用が人々の身体、感情・行動等に影響し、そのポテンシャルを拡張させる仕組みやそれに伴うリスクの有無を明らかにし、望ましい利用の在り方を検討すべく、調査研究・実証を行うことが求められる」とされている。/ ついては、様々な分野において更なる利活用が期待される没入型技術の開発・利活用を促進するため、没入型技術の普及の阻害要因となっていると考えられる「VR酔い」等の不快感の要因及びそれに対する効果的で社会実装の実現性のある対策についての検証を行い、没入型技術の望ましい利用の在り方を検討することが必要である。
事業の概要
VRデバイス等の没入型技術の利活用における、「VR酔い」などの不快感の要因やそれに対する効果的で社会実装の可能性のある対策に関する実証を行い、安心・安全な没入型技術の利用の在り方を検討する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | - | - |
| 2024年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A実証主体(没入型技術に係る研究、技術開発等に取り組む事業者、研究機関、大学等を想定)
実証の実施(支出先は複数になる可能性がある。)
支出先名の記載なし
直接ブロック B監査法人
実証に係る経理処理解説関連文書に関する調査検討
支出先名の記載なし
直接ブロック C法律事務所
実証に係る契約関連文書に関する調査検討
支出先名の記載なし
直接ブロック D民間事業者
実証の円滑な実施及び社会実装に向けた調査
支出先名の記載なし
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
・外部有識者の所見を踏まえ、修正や見直しの検討を行うこと。・事業の目的達成に向け、適正な予算執行に努めること。
事業所管部局による点検・改善
実証主体の選定に当たっては公募を実施し、公募する事業の内容に対する適切性・有効性・新規性(独自性)、提案主体の業務遂行能力、業務遂行に当たっての効率性等の観点から提案の評価を行い、適切な実証主体の選定と業務の効率的な遂行を図る。また、実証の進捗管理、経理処理及び実証成果の社会実装に関する調査を行う事業者を選定し、事業の円滑な実施を図る。当該事業者の選定は一般競争入札によって実施する予定であり、効率的な予算の執行に努める。実証の委託に係る契約関連文書及び経理処理関連文書の作成に当たっては、弁護士法人及び監査法人による調査を実施し、実証の実態に即した契約書等の準備、効率的・効果的で正確な資金の使用と委託者・受託者双方の事務処理の負担軽減の両立を図る。
改善の方向性
実証事業開始後も契約関連文書や経理処理関連文書に関する調査を実施している事業者との連絡を密に行い、実証主体及び実証の進捗管理、経理処理及び社会実装に関する調査を行う事業者が円滑に活動できるようにする。
外部有識者による点検
(1)長期アウトカムの成果指標については、開発される技術の性質、特許の有無等にもよるでしょうが、「開発された技術を活用した製品の数」等を用いて定量化することも可能ではないでしょうか。ご検討ください。(2)民間でも同様な問題意識で研究開発は行われていないのでしょうか?敢えて政府が取り組む必要性に少々疑問があります。また、政府で取り組むにしても、他府省の別事業と重複して実施してしまっているということはないでしょうか?
所見を踏まえた改善点・反映状況
(1)御指摘を踏まえ検討した結果、本実証はあくまで新たな技術の研究開発ではなく、既存技術を用いた、VR酔い等の不快感への有効な対策に関する実証であり、利用環境の安心・安全性や快適性の程度を単一の定量的な指標で測定することは困難であること、かつ、製品の開発またその採用については事業者の経営判断に依るところが大きく、製品の数を政府として見通すことは困難であることから、原案のとおり定性的な長期アウトカム成果目標を設定することとする。(2)本事業は、あくまで新たな技術の研究開発ではなく、既存技術を用いた、VR酔い等の不快感への有効な対策に関する実証であり、プラットフォーマー等のソフトウェア、政府等を含む各ステークホルダーの取り得る対策について、政府が客観的な立場で検討を行う必要性があるものと考える。また、本事業の内容については、財務省からも総務省「安心・安全なメタバースの実現に関する研究会」にてオブザーバとして参加している関係省庁からも重複しているとの指摘を受けておらず、ご懸念の点には該当しないものと認識している。
成果指標・目標値・実績値
実証結果を踏まえた、VR酔いなどの不快感を防止するための技術の社会実装に向けた計画の策定
測定指標:社会実装に向けた計画の策定件数[単位: 件]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
実証において有効性の確認された技術が、没入型技術に関連する製品やサービスを提供する事業者において実装され、安心・安全で快適な没入型技術の利用環境が実現する。
測定指標:定性的な目標のため、定量的な指標を示すことは困難である。
定量的な目標値・実績値は確認できません
VR酔いなどの不快感の要因やそれに対する効果的で社会実装の可能性のある対策に関する実証結果の報告
測定指標:VR酔いなどの不快感の要因やそれに対する効果的で社会実装の可能性のある対策に関する実証結果の報告件数[単位: 件]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
(支出先不明)
-1費目 ▾
(支出先不明)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| - | - |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。