KOKKOKOKKO
食料安定供給関係費終了予定事業ID: 20001

不測時に備えた食料供給体制強化対策

農林水産省大臣官房政策課開始: 2025年度

2025年度当初予算

-

2024年度執行: -

01

事業の目的・概要

事業の目的

食料供給困難事態対策法に基づく特定食料及び特定資材(以下「特定食料等」という。)の民間在庫の実態に関する調査、不測時における食料供給シミュレーションモデルの構築、世界の食料動向等の総合調査の分析を実施する。また、新たな食料システムの関係者による食料安定供給に資する取組を周知・推進することで、消費者による行動変容を促進する。

現状・課題

(1)備蓄は、国内生産や輸入と並ぶ食料供給の重要な手段であり、特に、不測の事態における初期の対応策として大変重要である。このため、国内にどの程度の備蓄が存在するのかを平時から把握しておくことが必要であり、『「食料・農業・農村政策の新たな展開方向」に基づく具体的な施策の内容』(令和5年12月27日食料安定供給・農林水産業基盤強化本部決定)においても、公的備蓄だけでなく、民間が自主的に確保する原料在庫、国内の流通段階の製品在庫等、国内に存在する備蓄をトータルで把握する、官民合わせた「総合的な備蓄」体制を推進することとされた。しかし、民間在庫については、現状では必ずしも十分に把握できていない状況。/(2)また、不測の事態の判断を行い、必要な対策を検討する上では、国民生活や国民経済に及ぼす影響を早期に把握・予測するとともに、状況に即した最適な生産や輸入等について、食料供給能力の動的な分析することが重要であるが、現在そのような予測・分析を行うツールを有しておらず、食料供給の状況をシミュレーションし、影響を分析することが困難な状況。/(3)加えて、世界有数の食料輸入国である我が国においては、昨今の干ばつや豪雨等の異常気象の頻発や紛争等に伴う運河等の通航制限は、食料安定供給のリスク要因となっている。このような異常気象・地政学的リスクはいつ発生するか予測が困難であり、不測の事態を判断するために特定食料等のサプライチェーン上に及ぼすリスクの迅速かつ適切な把握が求められるものの、情報収集・分析が不足している状況。/(4)上記の不測時のための対策に加え、消費者に対し、不測時の食料安定供給のために食料システムの構成員が行っている備蓄への取組や事業継続計画、消費者自身の取組としての家庭備蓄や食品のローリングストック等について理解の醸成を進めるとともに、食料安全保障に関する企業の取組や、食品のローリングストック等の取組について理解醸成を促し不測時の食品流通の混乱を最小限に留める必要がある。

事業の概要

① 総合的な備蓄体制の推進に向けた民間在庫調査事業:/ 特定食料等の品目毎に、その民間在庫の実態(サプライチェーンの「どこ」に「どれだけ」の在庫があるのか)等に関する調査を行うとともに、これらを定期的に把握していくための、デジタル技術も活用したより効率的な調査手法について検討を行う。/② 不測時における食料供給シミュレーションモデル構築事業:/ 諸外国が所有するシミュレーションモデルの分析・調査を行うとともに、国内の生産基盤の確保状況、食料等の備蓄状況、世界の需給動向、輸入状況を踏まえた我が国の食料供給能力を把握・予測するモデルの構築・運用を検討する。/③ 食料供給困難兆候の把握のための情報収集・分析調査/ 特定食料等のサプライチェーンの実態把握・分析や、異常気象や地政学的リスクの発生が我が国向け食料の海上輸送等に及ぼすリスクの分析を実施する。/④ 食料安定供給に資する総合的な備蓄等の取組の周知/ 改正食料・農業・農村基本法や食料供給困難事態対策法の理念に則した取組事例を深く知ることができるよう、新たな食料システムの関係者による食料の安定供給に資する備蓄等の取組に関するシンポジウム等を通じ、国民の理解醸成を図るとともに、行動変容を促す事業を展開する。

02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)--
2024年度--

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

担当組織農林水産省直接民間企業等-

支出先詳細

担当組織農林水産省
直接ブロック A

民間企業等

-

① 総合的な備蓄体制の推進に向けた民間在庫調査事業 ② 不測時における食料自給力シミュレーションモデル構築事業 ③ 食料供給困難兆候の把握のための情報収集分析事業

1

民間企業A

随意契約(企画競争)
-
2

民間企業B

株式会社随意契約(企画競争)
-
3

民間企業C

随意契約(企画競争)
-
4

民間企業D

随意契約(企画競争)
-
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

・引き続き事業の効果的・効率的な実施に努めていただきたい。

事業所管部局による点検・改善

(1)備蓄は、国内生産や輸入と並ぶ食料供給の重要な手段であり、特に、不測の事態における初期の対応策として大変重要である。このため、国内にどの程度の備蓄が存在するのかを平時から把握しておくことが必要であり、『「食料・農業・農村政策の新たな展開方向」に基づく具体的な施策の内容』(令和5年12月27日食料安定供給・農林水産業基盤強化本部決定)においても、公的備蓄だけでなく、民間が自主的に確保する原料在庫、国内の流通段階の製品在庫等、国内に存在する備蓄をトータルで把握する、官民合わせた「総合的な備蓄」体制を構築することとされた。しかし、民間在庫については、現状では必ずしも十分に把握できていない状況。(2)また、不測の事態の判断を行い、必要な対策を検討する上では、国民生活や国民経済に及ぼす影響を早期に把握・予測するとともに、状況に即した最適な生産や輸入等について、食料供給能力の動的な分析することが重要であるが、現在そのような予測・分析を行うツールを有しておらず、食料供給の状況をシミュレーションし、定期的に影響を分析することが困難な状況。(3)加えて、世界有数の食料輸入国である我が国においては、昨今の干ばつや豪雨等の異常気象の頻発や紛争等に伴う運河等の通航制限は、食料安定供給のリスク要因となっている。このような異常気象・地政学的リスクはいつ発生するか予測が困難であり、不測の事態の判断に向けて特定食料等のサプライチェーン上に及ぼすリスクの迅速かつ適切な把握が求められるものの、情報収集・分析が不足している状況。(4)上記の不測時のための対策に加え、消費者に対し、不測時の食料安定供給のために食料システムの構成員が行っている備蓄への取組や事業継続計画、消費者自身の取組としての家庭備蓄や食品のローリングストック等について理解の醸成を進めるとともに、平時から食料安全保障に関する企業の取組や、消費者自らの取組である食品のローリングストック等の取組について理解醸成を促し不測時の食品流通の混乱を最小限に留める必要がある。

改善の方向性

--

外部有識者による点検

・食料供給困難事態対策法は、平時、食料供給困難兆候段階、食料供給困難事態段階の3つの段階を想定している。本事業の実施内容はいずれも、これらのうち平時の事業である。このことを踏まえれば、「長期アウトカム」は「食料供給困難兆候段階」「食料供給困難事態段階」という2つの段階において適切な対処が行われるということになるのではないだろうか。またこの場合、現在の「長期アウトカム」に描かれている記述内容は、「中期アウトカム」に描くことになるのではないか。・ロジックモデルの「アクティビティ」には、「備蓄」「不測時の食料供給モデル構築」「リスク分析」「広報・理解醸成」の4つの事業が掲げられている。これらのうち「備蓄」と「広報・理解醸成」は平時に粛々と進めるべき取組である。他方、「不測時の食料供給モデル構築」「リスク分析」は不測の事態に備えるものであり、「備蓄」や不測の事態に対処するための具体的行動計画や指針にフィードバックされるべきものと思われる。こうした施策の構造を反映する形で、ロジックモデルを整理することはできないか。

所見を踏まえた改善点・反映状況

・ご指摘を踏まえて反映。・「備蓄」「不測時の食料供給モデル構築」「リスク分析」については、食料供給困難事態対策法に係る対応であり、「備蓄」「不測時の食料供給モデル構築」「リスク分析」に関する課題を認識し、事業として掲げたところであるが、ご指摘を踏まえ、「備蓄」「広報・理解醸成」「不測時の食料供給モデル構築」「リスク分析」の順で整理することとするが、いずれの取り組みも平時から不測時備えて行うことであることには差異はないものと考えている。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

民間在庫の実態調査の結果を基に、特定食料等の民間在庫を継続的かつ効率的に把握する手法を確立する。

測定指標:民間在庫を継続的かつ効果的に把握する手法の確立

定量的な目標値・実績値は確認できません

アウトカム

我が国の食料自給力シミュレーションモデルの構築・改良及び複数シナリオにおけるシミュレーションの仮実行する。

測定指標:食料自給力シミュレーションモデルの改良箇所[単位: 箇所]

定量的な目標値・実績値は確認できません

アウトカム

特定食料等のサプライチェーンに影響を与えるリスク(気象災害の発生や地政学的リスクの高まり等)に関するモニタリングを行うことにより迅速な兆候把握に資する。

測定指標:モニタリングの回数[単位: ]

年度別データを表示(20252025年度)
年度目標値実績値達成率
2025年度11.0--
アウトカム

把握した民間在庫情報を基に、特定食料等に関する総合的な備蓄体制を推進する。

測定指標:総合的な備蓄体制の推進

定量的な目標値・実績値は確認できません

アウトカム

社会情勢に応じた様々な食料自給力シミュレーションを平時より実施する。

測定指標:シミュレーション回数[単位: ]

年度別データを表示(20252025年度)
年度目標値実績値達成率
2025年度1.0--
アウトカム

諸外国の実装されたモデルを分析・参考とした信頼性のあるモデル構築及びそれに基づく複数シナリオのシミュレーション。

測定指標:参考とした諸外国のモデル数[単位: ]

年度別データを表示(20252025年度)
年度目標値実績値達成率
2025年度3.0--
アウトカム

定期的にモニタリングしたサプライチェーン等の情報を基に、異常気象や地政学的リスクの発生が特定食料等の海上輸送に及ぼすリスクを分析し、代替輸送ルートの利用可能性の検討を行うことで、食料供給困難兆候発生の迅速な判断に資する

測定指標:食料供給のサプライチェーン上のリスクの継続的な把握

定量的な目標値・実績値は確認できません

アウトカム

「食料供給困難兆候段階」「食料供給困難事態段階」という2つの段階において適切な対処が行われること。

測定指標:総合的な備蓄体制の推進

定量的な目標値・実績値は確認できません

アウトカム

食料の安定供給(国産農産物の選択や家庭備蓄等)の重要性に係る意識変化のあった人の割合が80%以上

測定指標:シンポジウムにて実施したアンケートにおいて、食料の安定供給(国産農産物の選択や家庭備蓄等)の重要性に係る意識変化が「高まった」または「やや高まった」と回答した人の割合[単位: %]

年度別データを表示(20252025年度)
年度目標値実績値達成率
2025年度80.0--
アウトカム

「食料供給困難兆候段階」「食料供給困難事態段階」という2つの段階において適切な対処が行われること。

測定指標:食料供給シミュレーションの運用

定量的な目標値・実績値は確認できません

アウトカム

「食料供給困難兆候段階」「食料供給困難事態段階」という2つの段階において適切な対処が行われること。

測定指標:食料供給のサプライチェーン上のリスクの継続的な把握

定量的な目標値・実績値は確認できません

アウトプット

総合的な備蓄の推進に向け、特定食料等の民間在庫の実態等に関する調査を実施する。

測定指標:調査する特定食料等の数[単位: 品目]

年度別データを表示(20252025年度)
年度目標値実績値達成率
2025年度11.0--
アウトプット

シンポジウム等を開催する。

測定指標:シンポジウム等の開催箇所数[単位: 箇所]

年度別データを表示(20252025年度)
年度目標値実績値達成率
2025年度6.0--
アウトプット

諸外国が有するモデルを分析・調査し、日本版のモデルを構築すること。さらに、信頼性のあるモデル構築のため、有識者検討会を開催することで検証を行う。

測定指標:検討会の開催数[単位: ]

年度別データを表示(20252025年度)
年度目標値実績値達成率
2025年度3.0--
アウトプット

我が国向けの特定食料等のサプライチェーンを把握し、異常気象や地政学的リスクの影響を受けやすいポイントを特定・分析する。

測定指標:情報収集する特定食料等の数[単位: 品目]

定量的な目標値・実績値は確認できません

※ アクティビティ(活動の記述)4件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

民間企業A

令和6年度総合的な備蓄体制の推進に向けた民間在庫緊急調査委託事業

-1費目 ▾
費目金額
総合的な備蓄体制の構築に向けた民間在庫調査事業-

この事業についての議論

すべて見る
この事業についての議論はまだありません。
この事業についてスレッドを立てる

データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。