2025年度当初予算
3.7億円
2024年度執行: 3.6億円
事業の目的・概要
事業の目的
文化審議会博物館部会において「これからの博物館に求められる役割」(5つの方向性)が提示され、これまで博物館が担ってきた基本的な役割とともに、新たに社会的・地域的な課題への対応と、持続可能な経営基盤の確立の必要性が示された。これを踏まえた改正博物館法を受けて、本事業では博物館に求められる新たな役割に対応するための先進的な取組を促進するとともに、博物館がこのような新たな役割に対応していくことに向けた事業実施基盤や経営基盤の強化を図る。また、新たな博物館制度を運用するための所要の体制整備を行う。
現状・課題
博物館法の施行から70 年が経過し、文化芸術基本法や文化観光推進法等の施行、文化財保護法の改正、国際博物館会議(ICOM)などにおける国際的な動向やデジタル化への対応等を踏まえ、博物館法が担うべき役割・機能も、大きく変化している。令和4年の博物館法改正を受けて、博物館は、貴重な資料を収集・保管し、公開・教育普及を行い、調査研究をしていくという、従来からの基本的役割の充実はもとより、それぞれの目的や使命に応じ、個々の特色を活かしながら、多様化・高度化した新たな役割を担うことが期待されている中、改正法施行後は、そのような活動を支援し、振興していくことが求められている。
事業の概要
これからの博物館が新たに求められる社会的・地域的な課題への対応に先進的に取り組む事業を支援し、その内製化と横展開を目指す。特に、人口減少や社会包摂などの政策的に重点的に取り組むべき領域における先進的な活動を支援する。支援に当たっては、活動の自立化・内製化のための経営基盤の確立と横展開まで見据えた計画であることを重視する。また、博物館の社会的・地域的課題への対応に向けた事業実施基盤の強化や、単館では対応できない課題の解決のため、人材・ノウハウの共有等を行う博物館の組織連携・ネットワーク形成の取組を支援する(定額補助)。博物館の経営基盤の強化に向けては、外部資金の獲得等に向けた組織改革の取組を進めるための研修・実践を通じた知見・ノウハウの蓄積とその博物館界への発信・共有を実施。また、新たな博物館制度の円滑な運用に向けた体制整備を実施(委託)。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 3.7億円 | - |
| 2024年度 | 4.0億円 | 3.6億円 |
| 2023年度 | 4.4億円 | 4.0億円 |
| 2022年度 | 4.2億円 | 3.8億円 |
| 2021年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック AInnovate MUSEUM事業
2.3億円
「博物館資料のデジタル・アーカイブ化」「新たに求められる社会的・地域的な課」「博物館の収益課題への対応に先進的に取組む事業」の実施
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会
三陸希望遺産デジタル・アーカイブ構築プロジェクト実行委員会
横山大観でつながるミュージアム実行委員会
ナイトミュージアムKANSAI実行委員会
和歌山移民研究を軸とした国際交流事業実行委員会
東北歴史博物館
北九州市立美術館田中丸コレクション展実行委員会
特定非営利活動法人西日本自然史系博物館ネットワーク
金沢大学資料館
たつの歴史遺産活用実行委員会
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)9,140万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック B新制度におけるミュージアム応援事業
1.2億円
「新たな登録制度の価値を高めるための積極的なプロモーション」「博物館活動の質を高めるための体制整備」「博物館人材養成・質の向上に資する研修等」を実施
PwCコンサルティング合同会社
公益財団法人日本博物館協会
株式会社日テレアックスオン
株式会社丹青研究所
株式会社オーエムシー
株式会社日本旅行
認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会
イノベーション・デザイン&テクノロジーズ株式会社
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
本事業は、執行率が70%未満になっていることから、事業の効率的かつ効果的な実施を努め、執行率の改善を図るなど引き続き検討を行うべきである。
事業所管部局による点検・改善
博物館法の施行から70年が経過し、文化芸術基本法や文化観光推進法等の施行、文化財保護法の改正、国際博物館会議(ICOM)などにおける国際的な動向やデジタル化への対応を踏まえ、博物館法が担うべき役割・機能も大きく変化している中、令和4年の博物館法改正を受けて、博物館は貴重な資料を収集・保管し、公開・教育普及を行い、調査研究していくという、従来からの基本的役割の充実はもとより、それぞれの目的や使命に応じ、個々の特色を活かしながら、多様化・高度化した新たな役割を担うことを目的として、本事業を実施し、アクセシビリティ1及び2について一定の推移をしていることから、博物館や学芸員等の職員が主体的に社会課題の解決等に取り組むことができたと認識
改善の方向性
アクセシビリティ1及び2について、達成度に到達できるように、引き続き、必要な事業に取り組んでいくこととする。
所見を踏まえた改善点・反映状況
所見を踏まえ、執行額の要因分析を行うとともに、適切な予算執行に努める。
成果指標・目標値・実績値
博物館における「民間社会教育事業者との連携・協力状況」
測定指標:全国の博物館における「民間社会教育事業者との連携・協力状況」について、前回調査時の実績以上を目指す[単位: 事業]
年度別データを表示(2021〜2021年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 562.0 | 393.0 | 69.92883 |
博物館における事業実施状況
測定指標:全国の博物館における「博物館における事業実施状況」について、前回調査時の実績以上を目指す[単位: 事業]
年度別データを表示(2021〜2021年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 3013.0 | 2444.0 | 81.11517 |
博物館の入場者数
測定指標:全国の博物館における「博物館の入場者数」について、前回調査時の実績以上を目指す[単位: 人]
年度別データを表示(2021〜2021年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 303068882.0 | 139703798.0 | 46.09638 |
研修受講者のうち、研修満足度について最も高い評価をつけた者の割合を60%以上にする
測定指標:研修受講者のうち、研修満足度について最も高い評価をつけた者の割合[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 60.0 | 58.0 | 96.66667 |
| 2023年度 | 60.0 | 76.7 | 127.83333 |
| 2024年度 | 60.0 | 74.3 | 123.83333 |
| 2025年度 | 60.0 | - | - |
博物館同士での人材やノウハウの共有等
測定指標:職員研修の実施(派遣)博物館数を、前回調査時の実績以上を目指す[単位: 館]
年度別データを表示(2021〜2021年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 2263.0 | 2075.0 | 91.69244 |
博物館の入館者数
測定指標:全国の博物館における「博物館の入館者数」について、前回調査時の実績以上を目指す[単位: 人]
年度別データを表示(2021〜2021年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 303068882.0 | 139703798.0 | 46.09638 |
先進的な課題解決対応事業数
測定指標:採択件数[単位: 事業]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 36.0 | 50.0 | 138.88889 |
| 2023年度 | 35.0 | 33.0 | 94.28571 |
| 2024年度 | 28.0 | 30.0 | 107.14286 |
| 2025年度 | 29.0 | - | - |
研修受講者を毎年430名程度確保する
測定指標:研修の受講者数[単位: 人]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 430.0 | 562.0 | 130.69767 |
| 2023年度 | 430.0 | 847.0 | 196.97674 |
| 2024年度 | 430.0 | 522.0 | 121.39535 |
| 2025年度 | 430.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
PwCコンサルティング合同会社
令和6年度「博物館機能強化推進事業(専門的人材派遣による博物館支援と職員の資質向上に関する調査研究)」
2,640万円4費目 ▾
PwCコンサルティング合同会社
令和6年度「博物館機能強化推進事業(専門的人材派遣による博物館支援と職員の資質向上に関する調査研究)」
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 1,770万円 |
| 事業費 | 590万円 |
| 一般管理費 | 230万円 |
| 再委託費 | 50万円 |
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会
世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群における出土品金属製品のデジタル台帳および検索・閲覧システムの構築による博物館DXの推進
2,000万円1費目 ▾
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会
世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群における出土品金属製品のデジタル台帳および検索・閲覧システムの構築による博物館DXの推進
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金 | 2,000万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。