2025年度当初予算
100.0億円
2024年度執行: 89.7億円
事業の目的・概要
事業の目的
文化財保護法に基づき所有者に課される義務を補償するため、地方公共団体が史跡等を公有化する場合に、その経費の一部を補助し、多くの地域において、都市化や開発により価値が損なわれかねない状態に直面している我が国の貴重な文化財である史跡等の良好な状態での保存を図る。
現状・課題
史跡、名勝、天然記念物は一定の広がりを持つ文化財であり、その保存は都市化の進展や開発に伴い危機に瀕している。史跡等の指定によって生ずる現状変更等の規制その他の制限への補償的措置として、また、貴重な史跡等を国民共有の財産として大切に保存・管理し、その後の整備・活用を図ることを目的として、地方公共団体が緊急に史跡等を取得する事業に対し、その一部を補助する必要がある。
事業の概要
個人や法人等が所有する史跡等について、地方公共団体が買上げによる公有化を行う場合に、それに要する経費の一部を補助する。/ この事業は、①買上げは法律に基づき所有者に課される義務への補償として行われるため、本来は国が直接行うべきものであること、②こうした買上げは地方公共団体の財政事情の状況にかかわらず行われる必要があること、③買上げ後の土地の管理・整備に多額の経費を要すること、などのため補助率が80%となっている。/ その手法としては、開発の切迫度や買上げ規模に応じて2つの方法がある。/(1)直接買上げ方式/ 比較的小規模の事業の場合に行う取得費等について補助を行う。文化財保護の観点から、史跡等指定地内の土地や住宅等の所有者が受ける土地利用制限に対する補償に代わるものとして、民有地の公有化を行う事業に要する経費の一部を補助する。/(2)先行取得方式/ 買上げ規模が大きく、かつ、開発等の切迫度から一括取得が適当な場合に地方債の発行により土地を取得し、その元利償還に要する償還金等について補助する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 100.0億円 | - |
| 2024年度 | 100.0億円 | 89.7億円 |
| 2023年度 | 100.0億円 | 104.3億円 |
| 2022年度 | 100.0億円 | 95.3億円 |
| 2021年度 | 100.0億円 | 86.4億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A大阪府ほか
89.7億円
史跡等の買上事業に必要な経費を支出する。
大阪府
福岡県
大分県
京都府
東京都
熊本県
島根県
奈良県
神奈川県
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)31.7億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
配分先ブロック B大阪市ほか
89.7億円
史跡等の買上事業を実施する。
大阪市
大分市
太宰府市
高槻市
熊本市
国分寺市
西東京市
枚方市
八尾市
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)53.6億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
本事業の効果発現経路(ロジックモデル)において、アウトカムが複数設定できないとしているが、事業効果を適切に測るために複数設定できないか、引き続き検討されたい。
事業所管部局による点検・改善
本事業は、都市化や開発により価値を損なわれかねない状態に直面している史跡等の公有化に対する補助であり、緊急性が高く、国が確実に応えていく必要がある。 また、地方公共団体は、買い上げに当たって不動産鑑定を実施するなど、適切な執行を行っている。 史跡を公有地化し、開発から守ることで、その後の調査・整備等が可能となり、国民の文化遺産に対する理解を深めることに繋がっていく。 今後も地方公共団体と連携を図りつつ、より一層の事業の推進を図るものである。
改善の方向性
交付申請書や実績報告書などの確認を徹底し、引き続き適正に補助金が執行されるよう努めていく。また、自治体に対して事業の早期執行を促すとともに、不用額が出ないよう働きかけを行う。
外部有識者による点検
事業目的は明確であり、施策目標の達成手段として適切なものとなっている。成果指標等は、事業目的の達成に向けた成果を測ることができる適切な指標等が設定されている。また、成果目標値の設定についても妥当なものと考えられる。(西野委員)
所見を踏まえた改善点・反映状況
所見を踏まえ、アウトカムの複数段階設定については、事業の進展等に応じて、可能な機会に検討を行うこととしたい。
成果指標・目標値・実績値
史跡指定地の公有地化を進める※将来的に80%の公有地化を目標とする。
測定指標:史跡指定面積に対する公有地化率の割合[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2031年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 25.0 | 22.4 | 89.6 |
| 2023年度 | 24.0 | 23.9 | 99.58333 |
| 2024年度 | 26.0 | - | - |
| 2031年度 | 80.0 | - | - |
必要な地域の買上事業を実施し、史跡等を確実に保存する
測定指標:地方公共団体に対する補助件数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 154.0 | 163.0 | 105.84416 |
| 2022年度 | 163.0 | 138.0 | 84.66258 |
| 2023年度 | 153.0 | 157.0 | 102.61438 |
| 2024年度 | 177.0 | 150.0 | 84.74576 |
| 2025年度 | 150.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
大阪府
史跡等購入費補助金
7.7億円1費目 ▾
大阪府
史跡等購入費補助金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金 | 7.7億円 |
大阪市
史跡等購入費補助金
7.7億円1費目 ▾
大阪市
史跡等購入費補助金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 史跡等購入費補助金 | 7.7億円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。