2025年度当初予算
10.0億円
2024年度執行: 9.0億円
事業の目的・概要
事業の目的
有償譲渡が検討されている国宝・重要文化財等について、真に国による買上げが必要なものに限り、本事業による買上げを実施するとともに、買上げを実施した美術工芸品について、国民の財産として、広く公開・鑑賞の機会を確保する。
現状・課題
令和7年5月1日現在、我が国では約1万件の美術工芸品が国宝・重要文化財に指定されており、その約80%が民間人・民間団体による所有となっている。近年の急激な少子高齢化の進行等の中で、国宝・重要文化財の所有者による管理の維持・継続が困難となり、他者への売却等が検討されるケースが少なからず生じているが、対応を誤ると、当該文化財の滅失・毀損や海外流出のリスクを生じさせる。
事業の概要
このような状況に対応するため、国が保存管理の措置を講ずる必要がある文化財を買上げ、適切な保存管理を行う。また、重要無形文化財(工芸技術)を継承し、保護していくために、無形文化財資料(工芸技術作品)についても、前年度に工芸技術記録映画の製作対象となった重要無形文化財(各個認定)保持者の作品の他、日本伝統工芸展の受賞作品等を購入する。/さらには、これら買上げ・購入した文化財を展覧会等により広く公開活用することによって、国民の文化的生活の向上を促すことに繋げる。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 10.0億円 | - |
| 2024年度 | 10.0億円 | 9.0億円 |
| 2023年度 | 10.0億円 | 9.8億円 |
| 2022年度 | 10.0億円 | 10.0億円 |
| 2021年度 | 10.1億円 | 10.1億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A定専坊ほか
9.0億円
国宝・重要文化財等の所有者から売渡の申出があったとき、国が当該文化財を買い上げる
定専坊
徳勝寺
学校法人大阪青山学園
阿弥陀寺
個人A
個人B
個人C
個人D
個人E
個人F
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)160万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
この事業は、公開プロセスにおける外部有識者からのコメントを踏まえ、事業成果・課題等の検証を行って、事業の改善に向けた取り組みを行う必要がある。
事業所管部局による点検・改善
本業務は予算内で保護の必要のある国宝・重要文化財を購入するものであり、予算総額や購入する文化財の金額により、成果実績は上下することから、継続して保護の必要性のある国宝・重要文化財を買上げた実績を積み上げることが重要である。その観点では毎年度継続的に保護の必要性のある国宝・重要文化財を買上げていることから事業効果はあるといえる。
改善の方向性
買上げ候補となる美術工芸品が多数存在している中、全体的にその価格や関連経費も増加傾向にあり、引き続き、設定したアウトカム指標等に基づき、毎年評価を行いつつ、事業の遂行に取り組む。
所見を踏まえた改善点・反映状況
設定したアウトカム指標等について、外部有識者からのコメントを踏まえ、より事業を効率的かつ効果的に実施するよう取り組む。
成果指標・目標値・実績値
所有状態の不安定化に伴う滅失・毀損や海外流出の発生リスクを最小化する。
測定指標:新たな所在不明文化財の発生件数[単位: 件]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
国による買上げが必要となる国宝・重要文化財等について、適切な価格評価等が行われ、執行効率が最大化・最適化させた買上げが実施される。
測定指標:買上げが必要な文化財の買上げ実施率[単位: %]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
買上げを実施した国宝・重要文化財等について、国民の財産として、広く公開・鑑賞の機会を確保し、日本文化ブランディングを向上させる。
測定指標:88件(公開承認施設全110件の約80%の件数)以上の美術館及び博物館で買上げした文化財の公開活用[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2028年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 85.0 | 42.0 | 49.41176 |
| 2025年度 | 88.0 | - | - |
| 2026年度 | 88.0 | - | - |
| 2027年度 | 88.0 | - | - |
| 2028年度 | 88.0 | - | - |
※ 2023〜2028年度のデータあり(直近5年度を表示)
国宝・重要文化財等の滅失・毀損や海外流出のリスクを未然に防止する。
測定指標:毎年度の買取予定件数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 15.0 | 22.0 | 146.66667 |
| 2022年度 | 6.0 | 9.0 | 150.0 |
| 2023年度 | 10.0 | 7.0 | 70.0 |
| 2024年度 | 12.0 | 5.0 | 41.66667 |
| 2025年度 | 12.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
定専坊
紙本著色親鸞伝絵
3.7億円1費目 ▾
定専坊
紙本著色親鸞伝絵
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 国宝重要文化財等買上 | 3.7億円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。