2025年度当初予算
11.8億円
2024年度執行: 11.2億円
事業の目的・概要
事業の目的
日本映画の振興のため、日本映画の魅力を維持・向上していく上での基盤整備としての人材育成、多様で、優れた映画が継続的に生み出されるための製作支援、日本映画の魅力発信に向けた海外展開、を行うことにより、日本映画の持続的な創造サイクルの確立を目指す。
現状・課題
・2024年の興行収入は前年比105.1%と伸びている。若年層向けの作品が高収益を上げている一方で、中規模作品の収益はコロナ禍以前に戻りきっておらず、一部の高収益作品が全体の興行成績を支えている状況。/・「映画の振興施策に関する検討会議」報告書(平成29年)においては、日本映画の更なる発展に向けた課題について以下のとおり整理。/【人材育成】日本映画の魅力を維持・向上していく上での基盤整備として重要。中長期的視野に立った人材育成への投資は、個社レベルでは限界。/【製作支援】日本映画の持続的な発展の観点からは、多様性ある映像作品が継続的に生み出される必要。興行的な成功を優先すると切り捨てられがちなストーリーや表現の育成といった観点も重要な視点。/【国際発信】中長期的視点に立てば、我が国人口の減少に伴い、市場そのものが縮小していくことが懸念。魅力的な作品作りを維持・強化 していくためには海外市場を含めたマーケットの拡大を図る必要。
事業の概要
上記の目的を達成するため、/①人材育成:若手映画作家等がワークショップ等を通じて技術・知識を習得できる機会の提供や、映画製作現場における学生の実習受け入れの支援を行う。/②創造:日本映画の製作や海外との国際共同製作への支援を行う。/③発信・海外展開・人材交流:日本映画の海外発信に向けた海外映画祭等への出品支援や、日本映画の海外展開の強化、海外発信力のある国際的な映画祭への支援を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 11.8億円 | - |
| 2024年度 | 11.8億円 | 11.2億円 |
| 2023年度 | 11.5億円 | 12.5億円 |
| 2022年度 | 11.4億円 | 9.9億円 |
| 2021年度 | 12.0億円 | 9.8億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A独立行政法人日本芸術文化振興会
5.6億円
映画の制作活動の奨励、振興に対する支援
独立行政法人日本芸術文化振興会
配分先ブロック B日本映画製作支援事業
5.2億円
日本映画製作に係る補助金等交付
エコーズ株式会社
カルチュア・エンタテインメント株式会社
合同会社ミナトスタジオ
日活株式会社
松竹株式会社
株式会社クロスメディア
株式会社リトル・モア
有限会社組画
株式会社アニプレックス
株式会社ツインエンジン
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)2.9億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック C国際共同製作映画支援事業
1.7億円
国際共同制作に対する補助金等交付
アスミック・エース株式会社
株式会社ハピネット・メディアマーケティング
YAMAN FILMS株式会社
株式会社八朔ラボ
シンエイ動画株式会社
直接ブロック E国際映画祭支援事業
1.3億円
国際発信力のある国際的な映画祭への支援
公益財団法人ユニジャパン
一般社団法人キネコ・フィルム
一般社団法人新潟国際アニメーション映画祭
大阪映像文化振興事業実行委員会
新千歳空港国際アニメーション映画祭実行委員会
認定NPO法人東京フィルメックス
直接ブロック F特定非営利活動法人映像産業推進機構
1.2億円
若手映画作家等の育成
特定非営利活動法人映像産業振興機構
配分先ブロック G民間会社全4団体
6,800万円
映画製作実地研修
ランプ株式会社
松竹ブロードキャスティング株式会社
株式会社アルタミラピクチャーズ
株式会社ザフール
直接ブロック D公益財団法人ユニジャパン
1.1億円
海外映画祭への出展支援
公益財団法人ユニジャパン
直接ブロック H特定非営利活動法人映像産業振興機構
3,200万円
制作現場での実践的実習等の機会提供
特定非営利活動法人映像産業振興機構
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
段階的な目標を設定する等、定量的な指標で成果を適切に把握できるよう工夫・改善に努めること。
事業所管部局による点検・改善
・アクティビティ1について、短期アウトカムの測定指標は順調に推移しており、長期アウトカムの測定指標は概ね順調に推移している。・アクティビティ2について、短期・長期アウトカムの測定指標は順調に推移している。・アクティビティ3について、短期アウトカムの測定指標は順調に推移している。・アクティビティ4について、短期アウトカムの測定指標は概ね順調に推移している。・支出先である委託事業者を選定する際には、令和6年度においては随意契約(企画競争)で実施したものが2件あった。・映画関連団体との連携を図りながら一体的に日本映画の振興を目指した取組を実施し得るのは国以外にはなく、引き続き本事業を実施する必要がある。
改善の方向性
・アクティビティ1について、令和5年度より新たに事業のフォローアップアンケートに短期アウトカムの指標に関する項目を追加したため、引き続き事業の有効性の測定を試みる。・アクティビティ2について、長期アウトカムとして令和5年度より新たに「我が国の映画文化の振興と映画産業の活性化が図られる素地として、多様で優れた日本映画が継続的に製作される」を設定したため、引き続き測定を継続する。・アクティビティ3について、短期アウトカムとして令和5年度より新たに「製作支援した作品が国内外において高く評価される」を設定したため、引き続き測定を継続する。・アクティビティ4について、目標年度に向けて引き続き取り組む。・支出先の選定については、妥当性や競争性を確保しつつ、公募・入札方法の変更も含めて検討を行った結果、令和7年度より総合評価落札方式にて実施している。・昨今の映画業界を取り巻く情勢を踏まえ、今後とも映画関連団体との連携や情報共有を通じ、時勢に応じた事業展開を図る。
所見を踏まえた改善点・反映状況
行政事業レビュー推進チームの所見を踏まえ、3:アクティビティについて、中期アウトカムとして新たに邦画全体の年間興行収入に関する指標を設定した。他アクティビティの指標についても、今後事業実施とともに検討する。
成果指標・目標値・実績値
実地研修の内容が研修参加者の作品製作に活かされる。
測定指標:製作実地研修参加者を対象としたフォローアップアンケートにおいて、本研修が今後の作品製作に役立つと回答した者の割合(本研修が今後の作品製作に役立つと回答した人数/研修参加者数)[単位: %]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
短編映画作品等の製作実地研修に参加した若手映画作家等が継続的に商業長編映画監督としてデビューする。
測定指標:短編映画作品等の製作実地研修に参加した若手映画作家等が商業長編映画監督としてデビューし、公開された作品数(直近3年の平均値を目標値とする。)[単位: 作品]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 6.0 | 7.0 | 116.66667 |
| 2022年度 | 7.0 | 5.0 | 71.42857 |
| 2023年度 | 6.0 | 6.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 6.0 | 3.0 | 50.0 |
| 2025年度 | 5.0 | - | - |
実地研修参加者が映画製作関連業務へ従事する
測定指標:研修後の映画製作関連業務への従事率(研修を受講した者のうち当該年度に卒業して業界に従事した者の数/研修を受講した者のうち当該年度に卒業した者の数)(直近3年の平均値を目標値とする)[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 50.0 | 62.0 | 124.0 |
| 2022年度 | 50.0 | 89.0 | 178.0 |
| 2023年度 | 50.0 | 90.0 | 180.0 |
| 2024年度 | 50.0 | 90.0 | 180.0 |
| 2025年度 | 90.0 | - | - |
優秀なスタッフが映画製作の現場において継続的に活躍する。
測定指標:映画製作関連業務へ就業した研修修了生の業界定着状況(直近3年の平均値を目標値とする)[単位: %]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | - | 78.0 | - |
| 2025年度 | 78.0 | - | - |
製作支援した作品が国内外において高く評価される。
測定指標:製作支援した作品の国内外の映画祭等における受賞数(直近3年の平均値を目標値とする。)※2024年度の成果実績(件)は集計中。[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 15.0 | 13.0 | 86.66667 |
| 2022年度 | 15.0 | 16.0 | 106.66667 |
| 2023年度 | 15.0 | 19.0 | 126.66667 |
| 2024年度 | 10.0 | - | - |
| 2025年度 | 16.0 | - | - |
邦画全体の年間興行収入が向上する。
測定指標:邦画全体の年間興行収入(前年比103%以上を目標値とする。)[単位: 億円]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | - | 1558.0 | - |
| 2025年度 | 1605.0 | - | - |
我が国映画文化の一層の振興・発展に資する。
測定指標:-[単位: %]
定量的な目標値・実績値は確認できません
出品支援作品が主要な海外映画祭において評価を受ける。
測定指標:3大映画祭などの海外映画祭へ出品支援した作品の受賞数(直近3年の平均値を目標値とする。)[単位: 作品]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 5.0 | 7.0 | 140.0 |
| 2022年度 | 4.0 | 7.0 | 175.0 |
| 2023年度 | 6.0 | 7.0 | 116.66667 |
| 2024年度 | 7.0 | 4.0 | 57.14286 |
| 2025年度 | 6.0 | - | - |
日本映画の海外における評価の維持・向上と日本ブランドの確立に寄与する。
測定指標:-[単位: %]
定量的な目標値・実績値は確認できません
短編映画作品等の製作実地研修への参加
測定指標:製作実地研修における研修者数[単位: 人]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 4.0 | - | - |
映画製作現場における各職種の実地研修への参加
測定指標:映画製作現場における各職種の実地研修者数[単位: 人]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 47.0 | 49.0 | 104.25532 |
| 2022年度 | 47.0 | 50.0 | 106.38298 |
| 2023年度 | 47.0 | 46.0 | 97.87234 |
| 2024年度 | 47.0 | 40.0 | 85.10638 |
| 2025年度 | 52.0 | - | - |
映画製作の推進
測定指標:映画製作への支援件数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 50.0 | 27.0 | 54.0 |
| 2022年度 | 50.0 | 41.0 | 82.0 |
| 2023年度 | 50.0 | 48.0 | 96.0 |
| 2024年度 | 50.0 | 48.0 | 96.0 |
| 2025年度 | 50.0 | - | - |
3大映画祭などの海外映画祭への出品支援
測定指標:3大映画祭など海外映画祭への出品支援数[単位: 作品]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 42.0 | 43.0 | 102.38095 |
| 2022年度 | 42.0 | 57.0 | 135.71429 |
| 2023年度 | 42.0 | 56.0 | 133.33333 |
| 2024年度 | 42.0 | 51.0 | 121.42857 |
| 2025年度 | 42.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)4件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
独立行政法人日本芸術文化振興会
映画製作支援補助金等交付業務
5.6億円2費目 ▾
独立行政法人日本芸術文化振興会
映画製作支援補助金等交付業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金 | 5.2億円 |
| その他 | 3,990万円 |
特定非営利活動法人映像産業振興機構
令和6年度若手映画作家等の育成事業(短編映画製作等を通じた若手映画作家人材育成)
1.2億円8費目 ▾
特定非営利活動法人映像産業振興機構
令和6年度若手映画作家等の育成事業(短編映画製作等を通じた若手映画作家人材育成)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 再委託費 | 6,800万円 |
| 雑役務費 | 1,870万円 |
| 人件費 | 1,720万円 |
| 諸謝金 | 500万円 |
| 一般管理費 | 460万円 |
| 借損料 | 290万円 |
| その他 | 190万円 |
| 通信運搬費 | 70万円 |
公益財団法人ユニジャパン
令和6年度日本映画の海外発信事業(海外映画祭への出品等支援事業)
1.1億円7費目 ▾
公益財団法人ユニジャパン
令和6年度日本映画の海外発信事業(海外映画祭への出品等支援事業)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 借損料 | 4,440万円 |
| 人件費 | 1,800万円 |
| 雑役務費 | 1,380万円 |
| 旅費 | 1,070万円 |
| 諸謝金 | 840万円 |
| 一般管理費 | 740万円 |
| その他 | 680万円 |
公益財団法人ユニジャパン
国際映画祭支援事業
6,800万円1費目 ▾
公益財団法人ユニジャパン
国際映画祭支援事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 6,800万円 |
アスミック・エース株式会社
映画製作
6,030万円1費目 ▾
アスミック・エース株式会社
映画製作
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 映画製作費 | 6,030万円 |
特定非営利活動法人映像産業振興機構
令和6年度若手映画作家等の育成事業(学生のインターンシップを通じた映画スタッフ人材育成)
3,210万円4費目 ▾
特定非営利活動法人映像産業振興機構
令和6年度若手映画作家等の育成事業(学生のインターンシップを通じた映画スタッフ人材育成)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 雑役務費 | 1,720万円 |
| 人件費 | 1,010万円 |
| 一般管理費 | 290万円 |
| その他 | 190万円 |
松竹株式会社
映画製作
2,340万円1費目 ▾
松竹株式会社
映画製作
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 映画製作費 | 2,340万円 |
株式会社ザフール
短編映画作品の製作実地研修
1,700万円1費目 ▾
株式会社ザフール
短編映画作品の製作実地研修
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 1,700万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。