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科学技術振興費事業全体の抜本的な改善事業ID: 1671

マテリアル先端リサーチインフラ

文部科学省研究振興局参事官(ナノテクノロジー・物質・材料担当)開始: 2020年度

2025年度当初予算

21.9億円

2024年度執行: 29.8億円

01

事業の目的・概要

事業の目的

我が国のマテリアル分野における基礎研究力の向上とイノベーション創出に向けて、全国に分散する先端設備の共用ネットワーク化を促進し、それらを有効に活用することで、幅広いユーザが先端設備を利用可能な研究開発環境の構築を目指す。また、データ駆動型研究による研究開発の効率化・高速化・高度化を実現するため、設備から創出される高品質なデータを蓄積•共用し、マテリアルDXを促進する。/さらに、2025年度からは半導体分野の研究基盤を強化し、幅広い半導体研究開発のユーザーからのアクセスを可能とするためのネットワークを構築することで、半導体分野の研究開発・人材育成の底上げと裾野拡大を図る。

現状・課題

マテリアル分野は、我が国が産学で国際的優位性を持つ分野である一方、近年は新興国の台頭や国際競争の激化を背景に、その優位性が脅かされている。国内外から優秀な人材を引きつけるためには、魅力ある研究開発環境の整備が不可欠であり、データやAIを活用した研究開発のデジタルトランスフォーメーション(DX)による研究の効率化•高速化•高度化が急務となっている。こうした状況下で、高品質なデータの創出が可能な先端設備の整備•充実と、そこから得られるマテリアルデータの蓄積・共有が強く求められている。/加えて、近年ではGX/DXのみならず経済安全保障の観点からも重要度が増している半導体分野では、国際的な開発競争が激化しており、ARIMでこれまで蓄積されてきた材料研究に根差した半導体分野の研究基盤を強化し、我が国の半導体分野の研究開発・人材育成の底上げと裾野拡大を図ることも必要である。

事業の概要

全国26の大学や独立行政法人等において、7つの重要技術領域ごとに強みを持つ先端設備の全国的な共用体制を整備し、高度専門人材による技術支援を通じて、設備の有効活用を促進する。また、デジタルデータの創出が可能な設備を導入し、ユーザーニーズに基づいたマテリアルデータを創出・構造化し、物質・材料研究機構(NIMS)のクラウド基盤に蓄積・共用することで、データ駆動型研究を支える。/さらに、従来からマテリアル先端リサーチインフラが強みを有する材料・プロセス研究開発の支援に加えて、半導体集積回路の設計・試作・評価の支援を行うことを可能とする体制を整備・強化する。

事業概要ページ
02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)21.9億円-
2024年度20.7億円29.8億円
2023年度17.3億円36.9億円
2022年度17.3億円53.8億円
2021年度3.1億円22.6億円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。

担当組織文部科学省直接国立研究開発法人物質・材料研究機構12.8億円直接国立研究開発法人物質・材料研究機構ほか9.1億円直接国立大学法人東京大学ほか7.8億円配分先国立大学法人北海道大学ほか8.9億円

支出先詳細

下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです

「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。

担当組織文部科学省
直接ブロック A

国立研究開発法人物質・材料研究機構

12.8億円

センターハブ機関

1

国立研究開発法人物質・材料研究機構

国立研究開発法人随意契約(その他)
12.8億円
配分・再委託国立研究開発法人物質・材料研究機構 より)
配分先ブロック D

国立大学法人北海道大学ほか

8.9億円

スポーク機関

1

国立大学法人北海道大学

国立大学法人随意契約(その他)
9,750万円
2

国立大学法人大阪大学

国立大学法人随意契約(その他)
9,570万円
3

国立研究開発法人産業技術総合研究所

国立研究開発法人随意契約(その他)
8,470万円
4

大学共同利用機関法人自然科学研究機構

その他法人随意契約(その他)
6,780万円
5

学校法人早稲田大学

学校法人随意契約(その他)
5,490万円
6

国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学

国立大学法人随意契約(その他)
4,170万円
7

国立大学法人東京科学大学

国立大学法人随意契約(その他)
4,100万円
8

国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学

国立大学法人随意契約(その他)
4,050万円
9

国立大学法人香川大学

国立大学法人随意契約(その他)
3,830万円
10

国立大学法人名古屋工業大学

国立大学法人随意契約(その他)
3,810万円
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)2.9億円

CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。

直接ブロック C

国立研究開発法人物質・材料研究機構ほか

9.1億円

センターハブ/ハブ/※前年度からの繰越

1

国立研究開発法人物質・材料研究機構

国立研究開発法人随意契約(その他)
2.7億円
2

国立大学法人東海国立大学機構

国立大学法人随意契約(その他)
2.4億円
3

国立大学法人東京大学

国立大学法人随意契約(その他)
1.7億円
4

国立大学法人九州大学

国立大学法人随意契約(その他)
1.6億円
5

国立大学法人東北大学

国立大学法人随意契約(その他)
5,800万円
直接ブロック B

国立大学法人東京大学ほか

7.8億円

ハブ機関

1

国立大学法人京都大学

国立大学法人随意契約(その他)
1.8億円
2

国立大学法人東京大学

国立大学法人随意契約(その他)
1.7億円
3

国立大学法人東海国立大学機構

国立大学法人随意契約(その他)
1.5億円
4

国立大学法人東北大学

国立大学法人随意契約(その他)
1.5億円
5

国立大学法人九州大学

国立大学法人随意契約(その他)
1.3億円
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

本事業は、可能な限り繰越が生じないよう、適切な進捗管理を行うとともに、計画的な予算執行に努めているところであるが、令和6年度決算において多額の不用額が生じていることから、要因を分析したうえで、令和8年度概算要求において予算の縮減を検討すべきである。

事業所管部局による点検・改善

老朽化設備の更新、および既存設備の高度化を進めつつも、共用設備数は約1200台と前年度よりも増加、利用件数(大学・企業などの利用機会)も堅調に推移しており、データ構造化が可能な設備の整備も着実に進展している。令和5年度から試行的に開始されたデータ利活用事業は、令和7年度の本格運用を見据えた準備段階として、データ整備・共有体制の構築が進められている。2024年度からは半導体分野の対象設備や拠点の整備、人材配置の準備が進められており、戦略的重要分野における研究支援の強化に向けた体制整備が着実に進行している。また、令和7年度科学技術分野の文部科学大臣表彰研究支援賞については、全10件中3件(19人中6人)が本事業関係者であり、本事業に関わる研究支援人材の専門性の高さと設備の成果創出力が引き続き高く評価されている。

改善の方向性

2025年度より本格実施されるデータ利活用事業において、データ人材(データコーディネーター・データエンジニア)の新規雇用や育成を進めるとともに、データの収集・整理・利活用の各段階における運営体制を強化する。併せて半導体材料分野に対応した設備運用・人材支援体制の最適化を通じ、重点領域への対応力を高める。また、既存の委員会や運営体制についても、より機動的かつ専門的な運営体制への見直しを図る。

所見を踏まえた改善点・反映状況

引き続き、可能な限り繰越に基づく不用が生じることのないよう適切な事業計画を立てるとともに、過年度の予算執行状況を分析した上で、計画的な予算執行に努める。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

先端設備の利用機会が増加する

測定指標:利用研究課題数(利用報告書数)[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度2440.02502.0102.54098
2022年度2502.02529.0101.07914
2023年度2529.02993.0118.34717
2024年度2993.03202.0106.98296
2025年度3202.0--
アウトカム

マテリアルデータが収集・蓄積される

測定指標:データ登録件数[単位: ]

年度別データを表示(20222025年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度8.0921.011512.5
2023年度921.02094.0227.36156
2024年度2094.02284.0109.07354
2025年度2284.0--
アウトカム

共用設備の利用料収入が増加する

測定指標:利用料収入[単位: 百万円]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度626.01160.0185.30351
2022年度1160.01430.0123.27586
2023年度1430.01705.0119.23077
2024年度1705.01889.0110.79179
2025年度1889.0--
アウトカム

マテリアル分野における研究成果が創出される

測定指標:査読付発表論文数[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度784.0749.095.53571
2022年度749.0692.092.38985
2023年度692.0738.0106.6474
2024年度738.0813.0110.1626
2025年度813.0--
アウトカム

登録されたデータを利活用する回数が増加する

測定指標:データの利用件数[単位: ]

年度別データを表示(20242025年度)
年度目標値実績値達成率
2024年度17.012.070.58824
2025年度12.0--
アウトプット

大学や企業等の利用者を対象に、先端設備の利用機会を提供するため、共用設備を整備する

測定指標:共用設備の登録台数[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度1000.01179.0117.9
2022年度1179.01138.096.52248
2023年度1138.01155.0101.49385
2024年度1155.01195.0103.4632
2025年度1195.0--
アウトプット

マテリアルデータを創出し、データを構造化する共用設備を整備する

測定指標:データ構造化が可能な共用設備台数[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度158.0138.087.34177
2022年度158.0188.0118.98734
2023年度188.0590.0313.82979
2024年度590.0914.0154.91525
2025年度914.0--

※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

国立研究開発法人物質・材料研究機構

マテリアル先端リサーチインフラ(センターハブ機関)

12.7億円3費目 ▾
費目金額
人件費7.3億円
業務実施費4.3億円
一般管理費1.2億円

国立研究開発法人物質・材料研究機構

※前年度より繰越/契約日:令和6年3月29日

2.7億円2費目 ▾
費目金額
設備備品費2.5億円
一般管理費2,500万円

国立大学法人京都大学

マテリアル先端リサーチインフラ(ハブ機関)

1.8億円3費目 ▾
費目金額
人件費1.3億円
業務実施費3,260万円
一般管理費1,590万円

国立大学法人北海道大学

スポーク機関としての業務

9,750万円3費目 ▾
費目金額
業務実施費4,530万円
人件費4,330万円
一般管理費890万円

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。