2025年度当初予算
11.3億円
2024年度執行: 9.5億円
事業の目的・概要
事業の目的
研究者コミュニティの持続可能性を確保するとともに、多様な視点や優れた発想を取り入れ科学技術・イノベーションを活性化していくため、女性研究者が出産、育児等のライフイベントにかかわらず研究を継続できる環境の整備や、上位職への登用の促進を行うことで、女性研究者の活躍促進を図る。
現状・課題
日本においては、女性研究者が出産、育児等のライフイベントと研究活動を両立できる環境の不足等の課題(※1)があり、女性研究者割合が諸外国と比較すると低い水準(女性研究者の割合は英国:38.7%、米国:33.4%、フランス:29.7%、ドイツ:29.4%、韓国:23.7%、日本:18.5%)にあり(※2)、特に上位職に占める女性研究者の割合が低い状況(大学における職位別の女性教員の在籍割合:講師34.9%、准教授27.5%、教授19.7%、副学長17.5%、学長13.9%)となっている。(※3)/(※1)科学技術の状況に係る総合的意識調査2024(NISTEP)のうち、「女性研究者が活躍するためのライフステージに応じた支援等」の指数は4.2(「十分ではないとの認識」)/(※2)出典:「科学技術研究調査報告」(日本)、 「Main Science and Technology Indicators」(英国、韓国、フランス、ドイツ ※数値は各国最新値) 「Science and Engineering Indicators」(米国)/(※3)出典:「学校基本調査」(令和6年度)
事業の概要
研究と出産・育児等のライフイベントとの両立や女性研究者の研究力向上を通じたリーダーの育成を一体的に推進するダイバーシティ実現に向けた大学等の取組を支援する。また調査分析結果等を踏まえ、事業改善すべき点があれば適宜新たな型を導入しすることで施策をより効果的に実施している。/牽引型(複数の機関が連携し、地域や分野における女性研究者の活躍を牽引する取組に対する支援):平成28年度~/先端型(女性研究者の海外派遣等を通じた上位職登用の一層の推進等の取組に対する支援):平成30年度~/特性対応型(分野や機関の研究特性や課題等に対応し、研究効率の向上を図りつつ、女性研究者の活躍を促進する取組に対する支援):令和2年度~/女性リーダー育成型(上位職への女性研究者の登用を推進するため、挑戦的・野心的な数値目標を掲げる大学等の優れた取組に対する支援):令和4年度~/調査分析(女性研究者の活躍促進に資する海外の優れた取組に関する調査分析に対する支援):令和元年度~
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 11.3億円 | - |
| 2024年度 | 11.3億円 | 9.5億円 |
| 2023年度 | 10.9億円 | 6.9億円 |
| 2022年度 | 10.4億円 | 7.1億円 |
| 2021年度 | 10.3億円 | 7.7億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A国立大学法人東京大学ほか
9.5億円
-
国立大学法人東京大学
国立大学法人東京農工大学
国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学
国立大学法人岡山大学
国立大学法人熊本大学
公立大学法人大阪
国立研究開発法人国立成育医療研究センター
学校法人日本医科大学(日本医科大学)
学校法人武庫川学院
国立大学法人北海道大学
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)3.1億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
この事業は、概ね計画通りに実施されていると考えられるが、引き続き事業の成果のより的確な把握に努めるべきである。
事業所管部局による点検・改善
日本においては、女性研究者が出産、育児等のライフイベントと研究活動を両立できる環境の不足等の課題があり、女性研究者割合が諸外国と比較すると低い水準であるため、上位職登用等に向けた国費投入の妥当性がある。大学研究者の上位職における女性の割合について、増加傾向にあるものの、第6期科学技術・イノベーション基本計画における政府目標の達成には更なる取組が必要である。
改善の方向性
研究環境のダイバーシティ確保及び女性研究者研究力向上のための支援の在り方について、これまでの取組及び実績を踏まえ、見直しも含め検討を行う。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き適正かつ効率的な実施に努める。
成果指標・目標値・実績値
ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブにおいて採択機関に在籍する研究者のうち女性の割合が、令和6年度までに23%を上回る。
測定指標:支援対象機関に在籍する女性研究者の合計人数/支援対象機関に在籍する研究者の合計人数[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 21.5 | 22.8 | 106.04651 |
| 2022年度 | 23.0 | 22.8 | 99.13043 |
| 2023年度 | 23.0 | 21.7 | 94.34783 |
| 2024年度 | 23.0 | 22.4 | 97.3913 |
| 2025年度 | 23.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
大学研究者の上位職における女性の割合が上昇する。
測定指標:大学本務教員の教授等(学長、副学長、教授)のうち女性の人数/大学本務教員の教授等の人数[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 18.7 | 18.2 | 97.3262 |
| 2022年度 | 19.8 | 18.7 | 94.44444 |
| 2023年度 | 18.7 | 19.2 | 102.6738 |
| 2024年度 | 19.2 | 19.6 | 102.08333 |
| 2025年度 | 23.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
研究者全体に占める女性の割合が上昇する。
測定指標:研究者全体に占める女性の割合[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 18.7 | 17.8 | 95.18717 |
| 2022年度 | 19.8 | 18.3 | 92.42424 |
| 2023年度 | 20.9 | 18.5 | 88.51675 |
| 2024年度 | 22.0 | - | - |
| 2025年度 | 23.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブの支援件数が当初見込みの9割を上回る。
測定指標:ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブの支援件数※当初見込み:予算積算上の継続支援件数と新規採択予定件数の合計[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 26.0 | 25.0 | 96.15385 |
| 2022年度 | 23.0 | 22.0 | 95.65217 |
| 2023年度 | 19.0 | 22.0 | 115.78947 |
| 2024年度 | 19.0 | 22.0 | 115.78947 |
| 2025年度 | 17.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
その他
研究と出産・育児・介護等との両立や女性研究者の研究力の向上を一体的に推進するなど、研究環境のダイバーシティ実現を図る取組を行う。
3.1億円4費目 ▾
その他
研究と出産・育児・介護等との両立や女性研究者の研究力の向上を一体的に推進するなど、研究環境のダイバーシティ実現を図る取組を行う。
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務実施費 | 1.7億円 |
| 人件費 | 1.3億円 |
| フェローシップ経費 | 1,370万円 |
| 設備備品費 | 70万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。