2025年度当初予算
3,050万円
2024年度執行: 2,300万円
事業の目的・概要
事業の目的
人権教育については、平成12年に成立した「人権教育及び人権啓発の推進に関する法律」に基づき、令和7年に閣議決定された「人権教育・啓発に関する基本計画(第二次)」では、あらゆる学校、教員等が人権教育に取り組みやすい環境の整備及び学校の教育課程内外における指導方法の改善を図るため、効果的な教育実践や学習教材などについて情報収集や調査研究を行い、アーカイブを活用するなどして、その成果を学校等に提供することとしている。このため、本事業により、推進地域・指定校を指定して実践的な研究を行うとともに、国レベルにおける指導方法の在り方等に関する調査研究、普及の事業を行い、人権教育の一層の推進を図る。
現状・課題
① 「人権教育及び人権啓発の推進に関する法律」の制定(平成12年12月)/→ 国、地方公共団体及び国民の責務の明確化と必要な措置の規定により、人権教育及び人権啓発の施策を推進。「人権教育及び人権啓発に関する基本的な計画」の策定(第7条)、政府が講じた人権教育及び人権啓発に関する施策についての国会への報告(第8条)など/② 「人権教育・啓発に関する基本計画(第二次)」の策定(令和7年6月)/→ 学校における人権教育については、「あらゆる学校、教員等が人権教育に取り組みやすい環境の整備及び学校の教育課程内外における指導方法の改善を図るため、効果的な教育実践や学習教材などについて情報収集や調査研究を行い、アーカイブを活用するなどして、その成果を学校等に提供する」旨を規定/③ 人権教育の指導方法等の在り方について/→ 第一次とりまとめ(平成16年6月)、第二次とりまとめ(平成18年1月)、第三次とりまとめ(平成20年3月)、第三次とりまとめ補足資料(令和3年3月作成、令和6年3月最終改訂)/④ 「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律」(平成28年6月)及び「部落差別の解消の推進に関する法律」(平成28年12月)の制定、ハンセン病家族国家賠償請求訴訟の判決受入れに当たっての内閣総理大臣談話(令和元年7月)、「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」の制定(令和5年6月)/→ いわゆるヘイトスピーチや部落差別、ハンセン病、性的マイノリティに対する偏見や差別の解消のための適切な教育の実施が必要
事業の概要
1.人権教育総合推進地域事業/ 学校、家庭、地域社会が一体となった教育上の総合的な取組を都道府県教育委員会等との連携・協力の下で推進し、基本的人権尊重の精神を高め、一人一人を大切にした教育の充実に資することを目的として、実践的な研究を行う。/2.人権教育研究指定校事業/ 学校における人権教育に関する指導方法の改善及び充実に資することを目的として、モデル校を指定し、実践的な研究を行う。/3.人権教育アーカイブの整備/ 人権教育の充実に資する事例等を収集・集約・発信するための機能を有した「人権教育アーカイブ」の充実を図る。/4.人権教育の在り方等に関する調査研究/ 人権教育に関する事業等の実践・成果を踏まえ、学校における人権教育の在り方等について調査研究を行い、その成果の普及を図る。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 3,050万円 | - |
| 2024年度 | 3,050万円 | 2,300万円 |
| 2023年度 | 3,060万円 | 2,490万円 |
| 2022年度 | 3,250万円 | 2,900万円 |
| 2021年度 | 3,500万円 | 2,700万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A愛媛県 他
1,140万円
推進地域・研究指定校における人権教育研究推進事業の実施
愛媛県
三重県教育委員会
神奈川県
栃木県
岐阜県
山口県
鹿児島県
徳島県
鳥取県
千葉県教育委員会
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)250万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
配分先ブロック C各務原市教育委員会 他
920万円
地域及び指定校における人権教育推進事業の実施
各務原市教育委員会
三浦市
今治市
南種子町教育委員会
下松市教育委員会
さくら市教育委員会事務局
名張市教育委員会
流山市教育委員会
川北町教育委員会
米子市
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)370万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック D株式会社広済堂ネクスト
770万円
人権教育アーカイブの開発
株式会社広済堂ネクスト
直接ブロック B大阪府教育委員会 他
280万円
推進地域・研究指定校における人権教育研究推進事業の実施
大阪府教育委員会
和歌山県
大阪市教育委員会
兵庫県教育委員会
京都市
高知県
滋賀県
宮崎県
広島県教育委員会
学校法人盈進学園
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
この事業は、昨年度の事業所管部局による自己点検及び行政事業レビューワーキングチームによる点検の結果を踏まえ、特段の見直しは要しないものと考えられる。引き続き、適切・効率的な事業実施に努められたい。
事業所管部局による点検・改善
・学校教育における人権教育については、「人権教育及び人権啓発の促進に関する法律」(平成12年)を受けて閣議決定された「人権教育・啓発に関する基本計画」(平成14年)において、その指導方法の改善を図るために調査研究の実施を推進することとしており、今後とも教育実践などについての調査研究が効率的かつ効果的に実施され、その成果の活用促進が図られていくことが必要であり、国費投入の必要性がある。・事業の実施内容については、審査委員会等において、経費の費目・使途を審査するなど、その必要性についてチェックを行っており、コスト削減や効率化に努めている。・自分の大切さとともに他の人の大切さを認めることができるということが態度や行動にまで現れるようにすることを人権教育の目標としているところ、人が困っているときは進んで助けていると回答する児童生徒の割合について、令和6年度の数値は小学生・中学生ともに目標値を上回っており、人権教育の推進における一定の効果があったものと考えられる。
改善の方向性
引き続き、人権教育の指導方法等に関する調査研究結果の普及を図るとともに、人権教育総合推進地域事業及び人権教育研究指定校事業の成果を人権教育アーカイブ等を通じて展開し、その活用を一層促進する。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き、適切且つ効率的な予算執行に努めるとともに、今後も広く普及啓発に努めていく。
成果指標・目標値・実績値
研究の結果得られた成果を全国に普及・啓発することにより、人権教育の推進に資すること
測定指標:本事業成果を掲載した文部科学省HP及び「人権教育アーカイブ」のPV数[単位: 回]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 4015.0 | - |
| 2023年度 | 5000.0 | 4099.0 | 81.98 |
| 2024年度 | 5000.0 | 10758.0 | 215.16 |
| 2025年度 | 5000.0 | - | - |
「人が困っているときは、進んで助けていますか」という質問に「当てはまる」「どちらかと言えば当てはまる」と回答した児童の割合を前年度以上にする。(小学校)
測定指標:「人が困っているときは、進んで助けていますか」という質問に「当てはまる」「どちらかと言えば当てはまる」と回答した児童の割合[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 87.9 | 88.7 | 100.91013 |
| 2022年度 | 88.7 | 88.9 | 100.22548 |
| 2023年度 | 88.9 | 91.6 | 103.03712 |
| 2024年度 | 91.6 | 92.7 | 101.20087 |
| 2025年度 | 92.7 | - | - |
「人が困っているときは、進んで助けていますか」という質問に「当てはまる」「どちらかと言えば当てはまる」と回答した生徒の割合を前年度以上にする。(中学校)
測定指標:「人が困っているときは、進んで助けていますか」という質問に「当てはまる」「どちらかと言えば当てはまる」と回答した生徒の割合[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 87.9 | 88.4 | 100.56883 |
| 2022年度 | 88.4 | 88.2 | 99.77376 |
| 2023年度 | 88.4 | 88.1 | 99.66063 |
| 2024年度 | 88.4 | 90.0 | 101.80995 |
| 2025年度 | 90.0 | - | - |
人権教育推進地域への参加数
測定指標:人権教育推進地域指定数[単位: 地域]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 16.0 | 16.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 15.0 | 15.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 13.0 | 13.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 7.0 | 7.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 7.0 | - | - |
人権教育研究指定校への参加数
測定指標:人権教育研究指定校指定校数[単位: 校]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 48.0 | 48.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 48.0 | 48.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 47.0 | 47.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 34.0 | 34.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 35.0 | - | - |
ウェブサイト「人権教育アーカイブ」の整備
測定指標:人権教育研究推進事業(人権教育アーカイブの整備)に取り組む団体数[単位: 団体]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)3件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
株式会社広済堂ネクスト
人権教育アーカイブの開発
760万円4費目 ▾
株式会社広済堂ネクスト
人権教育アーカイブの開発
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 530万円 |
| 雑役務費 | 130万円 |
| 消費税相当額 | 50万円 |
| 一般管理費 | 50万円 |
愛媛県
地域及び指定校における人権教育推進事業の実施
170万円5費目 ▾
愛媛県
地域及び指定校における人権教育推進事業の実施
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 再委託費 | 110万円 |
| 旅費 | 40万円 |
| 図書購入費 | 10万円 |
| 消耗品費 | 10万円 |
| 諸謝金 | - |
大阪府教育委員会
指定校における人権教育推進事業の実施
80万円5費目 ▾
大阪府教育委員会
指定校における人権教育推進事業の実施
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 再委託費 | 50万円 |
| 諸謝金 | 20万円 |
| 消耗品費 | 10万円 |
| 図書購入費 | - |
| 旅費 | - |
各務原市教育委員会
地域及び指定校における人権教育推進事業の実施
60万円5費目 ▾
各務原市教育委員会
地域及び指定校における人権教育推進事業の実施
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 諸謝金 | 30万円 |
| 旅費 | 20万円 |
| 印刷製本費 | 10万円 |
| 消耗品費 | - |
| 会議費 | - |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。