2025年度当初予算
116.5億円
2024年度執行: 120.2億円
事業の目的・概要
事業の目的
学校を取り巻く環境が複雑・困難化するとともに、様々な教育課題への対応が必要な中、多様な経験・専門性を持った地域の人材を、地域や学校の実情に応じて配置することにより学校教育活動の一層の充実及び学校における「働き方改革」の推進を図り、子供達に対してさらに効果的な教育活動を行うことができる環境を整備する。
現状・課題
教師の時間外在校等時間は近年、一定程度改善傾向にあり、学校における働き方改革の成果が着実に出つつあるものの、依然として時間外在校等時間の長い教師も多く、引き続き取組を加速させていく必要がある。このため、教員業務支援員をはじめとする支援スタッフの配置を充実させ、教師が教師でなければできない仕事に全力投球できる環境を整備する。
事業の概要
【EBPMアクションプラン関連事業】/都道府県又は指定都市が以下の事業を実施するために要する経費の3分の1を国が補助する。なお、指定都市以外の市町村が実施する事業を都道府県が補助する場合は、その補助額の3分の1を国が補助する。// (1)学力向上等を目的とした学校教育活動支援事業/ 主として、児童生徒の学力向上や一人一人にあったきめ細やかな対応に資するため、学習指導員等の配置により、学校教育活動の一環として行われる放課後や土曜日における学習、補充学習、教員の指導力向上支援、進路選択支援等を支援する取組/ (2) 教員業務支援員(スクール・サポート・スタッフ)配置事業/ 主として、教員の業務支援を図り、教員が一層児童生徒への指導や教材研究等に注力できる体制を整備することを目的に、卒業生の保護者など多様な地域人材を配置する取組/ (3)副校長・教頭マネジメント支援員配置事業/主として、学校マネジメント等に係る業務を専門的に支援することを目的として、退職教員、教育委員会勤務経験者、民間企業等での事務経験者などの人材を配置する取組
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 116.5億円 | - |
| 2024年度 | 120.9億円 | 120.2億円 |
| 2023年度 | 90.9億円 | 90.9億円 |
| 2022年度 | 84.5億円 | 83.9億円 |
| 2021年度 | 90.2億円 | 87.3億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A東京都ほか
89.4億円
地域人材の配置に必要な報酬等を支出
東京都
名古屋市
横浜市
大阪市
福岡市
千葉県
札幌市
神奈川県
山形県
広島県
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)43.9億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック B東京都ほか
30.8億円
各市町村が支出する地域人材の配置に必要な報酬等の経費を補助
東京都
兵庫県
沖縄県
奈良県
埼玉県
愛知県
岐阜県
島根県
岡山県
石川県
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)6.0億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
配分先ブロック C江戸川区ほか
30.8億円
地域人材の配置に必要な報酬等を支出
江戸川区
足立区
八王子市
江東区
葛飾区
大田区
練馬区
世田谷区
町田市
板橋区
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)22.5億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
この事業は、外部有識者の所見を踏まえ、事業目的に対する成果をより適切に把握できる成果目標や指標を設定できないか検討されたい。
事業所管部局による点検・改善
「学力向上を目的とした学校教育活動の支援」、「教員業務支援員の配置」、「副校長・教頭マネジメント支援員の配置」について、予算が増えたメニューについても自治体の配置実績が拡充し、事業全体の執行率が99.4%となったことからも、適切かつ計画通りの執行ができたと考えている。
改善の方向性
「令和6年秋の年次公開検証(秋のレビュー)」における指摘を踏まえ、効果的な予算執行に向けて、教員業務支援員事業の各都道府県等に対する交付額の決定に当たり、学校の働き方改革に資する自治体独自の職員の配置状況等を勘案し、各都道府県に対する交付額を決定する。また、本事業にかかる効果の測定のため、教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査(教育委員会に対し、「学校・教師が担う業務に係る3分類」の実施状況や教職員の勤務実態を質問する調査)等のデータを活用し、教師の時間外在校等時間の推移を把握する。
外部有識者による点検
成果目標および成果指標は設定されているが、事業目的として「多様な経験・専門性を持った地域の人材を、地域や学校の実情に応じて配置することにより学校教育活動の一層の充実」を掲げているため、児童生徒の学習に対する意欲が増した等、児童生徒の学びにおける変化を捉える指標の設定も必要ではないか。令和6年度秋レビューでの指摘への対応や今後の対策については、適切になされていると認められる。
所見を踏まえた改善点・反映状況
成果指標に掲げている「各都道府県・指定都市の達成評価調書」においては、例えば「授業が分かるようになった割合」等の児童生徒の学びにおける変化を捉える指標が多く掲げられていることから、その達成状況を分析する中で、ご指摘の観点にも留意していきたい。
成果指標・目標値・実績値
2029年度までに、教師の平均の時間外在校等時間を約3割縮減し、月30時間程度に縮減する
測定指標:教師の平均の時間外在校等時間[単位: 時間]
年度別データを表示(2022〜2029年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 47.0 | - | - |
| 2029年度 | 30.0 | - | - |
多彩な人材の活用によって各都道府県・指定都市の目指す教育目標が達成され、各課題の解決が図られる。
測定指標:各都道府県・指定都市の達成評価調書において、◎(当該年度の想定基準に対し80%以上の場合)が占める割合[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 87.0 | 75.9 | 87.24138 |
| 2023年度 | 87.0 | 79.0 | 90.8046 |
| 2024年度 | 87.0 | 71.9 | 82.64368 |
| 2025年度 | 87.0 | - | - |
教員業務支援員(スクール・サポート・スタッフ)の活用によって各都道府県・指定都市の目指す業務負担軽減等に関する目標が達成される。
測定指標:各都道府県・指定都市の達成評価調書において、◎(当該年度の想定基準に対し80%以上の場合)が占める割合[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 87.0 | 60.8 | 69.88506 |
| 2023年度 | 87.0 | 58.9 | 67.70115 |
| 2024年度 | 87.0 | 57.0 | 65.51724 |
| 2025年度 | 87.0 | - | - |
副校長・教頭マネジメント支援員の活用によって各都道府県・指定都市の目指す業務負担軽減等に関する目標が達成される。
測定指標:各都道府県・指定都市の達成評価調書において、◎(当該年度の想定基準に対し80%以上の場合)が占める割合[単位: %]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 87.0 | 48.5 | 55.74713 |
| 2025年度 | 87.0 | - | - |
知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性・協働性・人間性等の資質・能力の調和がとれた個人を育成し、OECD・PISA調査等の各種国際調査を通じて世界トップレベルの維持・向上を目標とするなど義務教育水準の維持向上を図る。
測定指標:①生徒の学習到達度調査(PISA)の結果※3年ごとに実施。[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2029年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 100.0 | - |
| 2029年度 | 100.0 | - | - |
各都道府県・指定都市による、学校教育活動を支援する地域人材の配置
測定指標:本事業を活用して各都道府県・指定都市が配置している地域人材の人数(学力向上を目的とした学校教育活動の支援)[単位: 人]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 11000.0 | 32745.0 | 297.68182 |
| 2023年度 | 11000.0 | 30427.0 | 276.60909 |
| 2024年度 | 9200.0 | 33383.0 | 362.8587 |
| 2025年度 | 9200.0 | - | - |
各都道府県・指定都市による、教師がより児童生徒への指導や教材研究等に注力できる体制を整備するための地域人材の配置
測定指標:本事業を活用して各都道府県・指定都市が配置している地域人材の人数(教員業務支援員(スクール・サポート・スタッフ)の配置)[単位: 人]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 10650.0 | 18015.0 | 169.15493 |
| 2023年度 | 12950.0 | 22177.0 | 171.25097 |
| 2024年度 | 28100.0 | 26755.0 | 95.21352 |
| 2025年度 | 28100.0 | - | - |
各都道府県・指定都市による、副校長・教頭の学校マネジメント等に係る業務を専門的に支援するための人材を配置
測定指標:本事業を活用して各都道府県・指定都市が配置している地域人材の人数(副校長・教頭マネジメント支援員の配置)[単位: 人]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 1000.0 | 1624.0 | 162.4 |
| 2025年度 | 1300.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)3件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
東京都
補習等のための指導員配置に要する経費
24.4億円2費目 ▾
東京都
補習等のための指導員配置に要する経費
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費等 | 7.9億円 |
| 人件費等 | 16.6億円 |
江戸川区
補習等のための指導員配置に要する経費
1.5億円1費目 ▾
江戸川区
補習等のための指導員配置に要する経費
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費等 | 1.5億円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。