2025年度当初予算
2,190万円
2024年度執行: 1,670万円
事業の目的・概要
事業の目的
少子高齢化、Society5.0 の実現を見据える中、女性活躍の推進は社会・経済の持続可能な発展のために重要である。女性の就労をめぐっては、近年、就労率は上昇傾向にあるものの、過半数は非正規雇用であり、壮年期を迎えた女性やひとり親世帯の母親等は、貧困等の生活上の困難に陥りやすい状況にある。一方で、子育てが一段落した中高年女性の社会参画への期待が高まっている。/こうした多様な状況や年代の女性に対する「学び直し」を通じたキャリア形成支援等に取り組むことにより、人生100年時代において、すべての女性が学業や仕事、子育て、地域活動への参加等、様々な役割を果たしながら自ら多様な選択をできる社会の構築を図る。
現状・課題
令和2年12月に閣議決定された「第5次男女共同参画基本計画」では、社会の多様性と活力を高め我が国経済が力強く発展していく観点や、男女間の実質的な機会の平等を担保する観点から、指導的地位への女性の参画の拡大が極めて重要とされ、「2030年代には、誰もが性別を意識することなく活躍でき、指導的地位にある人々の性別に偏りがないような社会となることを目指す」ことや、「そのための通過点として、2020年代の可能な限り早期に指導的地位に占める女性の割合が30%程度となるよう目指して取組を進める」ことが新しい目標として掲げられたところである。/また、女性管理職の割合が依然として低い状況にある学校教育分野においても、女性のさらなる参画を推進するため、2025年までの成果目標として、初等中等教育機関の教頭以上に占める女性の割合(校長20%、副校長・教頭25%)や大学の教員に占める女性の割合(教授等23%、准教授30%)等が示されている。
事業の概要
女性教育関係団体、大学及び研究者、企業等が連携し、女性が指導的立場に就くに際して必要となる体系的な学習の提供等、女性の多様なチャレンジを総合的に支援するモデルの開発を行う。(取組A) また学校教育分野において女性の採用・登用が進まない地域に対し、各地域が抱える課題について地域の教育関係者と共有するとともに、他地域の好事例やロールモデル等の提供を行い、当該地域における女性の採用・登用に向けた取組について支援を行うとともに、社会的気運を高めるため、全国フォーラムを開催し、収集した好事例等について横展開を図る。(取組B) さらに、幼児期の教育現場等における固定的な性別役割分担意識や無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)の解消に資する方策について調査研究を行うとともに、子供たちの理工系進学を阻害する固定的な役割分担意識や無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)の解消に向けて、既存の教員研修プログラムの見直し・更新・新たなコンテンツ開発等を行い、普及・啓発を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 2,190万円 | - |
| 2024年度 | 1,930万円 | 1,670万円 |
| 2023年度 | 2,100万円 | 1,460万円 |
| 2022年度 | 2,440万円 | 2,040万円 |
| 2021年度 | 2,420万円 | 1,760万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック B株式会社 Ridilover
400万円
学校教育分野における女性の意思決定過程への参加
株式会社Ridilover
直接ブロック A学校法人京都女子学園
380万円
多様なチャレンジに寄り添学び・社会参画支援モデルの構築
学校法人京都女子学園
直接ブロック C国立大学法人お茶の水女子大学
380万円
固定的な性別役割分担意識や無意識の思い込みの解消に資する調査研究
国立大学法人お茶の水女子大学
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
本事業は一者応札となった契約があり、原因分析を行ったうえで改善を図り、契約の競争性、公平性、透明性を確保すべきである。
事業所管部局による点検・改善
本事業については、女性が指導的立場に就くに際して必要となる体系的な学習の提供等の支援(取組A)や、学校教育分野における女性の採用・登用が進まない地域に対し、他地域の好事例やロールモデルの提供や、全国フォーラムの開催(取組B)を行うことで女性の社会参画を推進する事業である。本事業のアウトプット(実施団体数)については、取組A、取組B共に当初の目標値1箇所を達成。短期アウトカムについては、取組A、取組Bともに目標値を達成した。取組Bの中期アウトカムについては、実績値58%となっている。長期アウトカムについては、目標値20%(初等中等教育機関の校長に占める女性の割合)、25%(初等中等教育機関の副校長・教頭に占める女性の割合)ともに目標値を達成した。(取組Bは令和6年度で終了)。費目・使途についても事業目的に即し、真に必要なものに限定している。
改善の方向性
本事業の、アウトカムの実績値は年々上昇し、目標値もほぼ達成しているところであるが、一方で、本当に学びたい人、本来学んで欲しい人に本事業のプログラムが行き届いているかが課題となっている。具体的には、一部の地域だけではなく、より多くの女性管理職を目指す女性に、プログラムの受講を促すことや、男女共同参画に関心がない層(特に管理職)の参加が課題となっているため、開催形態や周知方法など工夫し取り組んでいく必要がある。
所見を踏まえた改善点・反映状況
競争性の更なる向上を図るため、公募期間の十分な確保及び公募情報の周知等を行うとともに、公募要領の見直し等を行い、契約の競争性、公平性、透明性の確保に努める。
成果指標・目標値・実績値
普及啓発事業の中で実施する事業参加者(ワークショップ参加者等)に対するアンケート調査において、80%以上の評価を得る
測定指標:事業参加者の評価「学校教育分野における女性参画を促進する重要性を理解した」と回答した参加者数/普及啓発事業の中で実施する事業参加者数(ワークショップ参加者等)[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 80.0 | 72.0 | 90.0 |
| 2023年度 | 80.0 | 95.0 | 118.75 |
| 2024年度 | 80.0 | 95.0 | 118.75 |
| 2025年度 | 80.0 | - | - |
学校教育分野における女性の参画を推進し、「男女共同参画」の初任者研修における校内研修・校外研修の実施率を90%とする
測定指標:小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校における「男女共同参画」の初任者研修における校内研修・校外研修(いずれかで実施)の実施率[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | - | 53.0 | - |
| 2022年度 | - | 59.0 | - |
| 2023年度 | - | 58.0 | - |
| 2027年度 | 90.0 | - | - |
実証事業の中で実施する事業参加者(プログラム受講者等)に対するアンケート調査において、80%以上の評価を得る
測定指標:事業参加者の評価「キャリアアップに役に立つ」と回答した受講者数/実証事業の中で実施する事業参加者数(プログラム受講者等)[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 80.0 | 94.0 | 117.5 |
| 2022年度 | 80.0 | 100.0 | 125.0 |
| 2023年度 | 80.0 | 100.0 | 125.0 |
| 2024年度 | 80.0 | 100.0 | 125.0 |
| 2025年度 | 80.0 | - | - |
初等中等教育機関の副校長・教頭に占める女性の割合を向上する
測定指標:初等中等教育機関の副校長・教頭に占める女性の割合[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 25.0 | 23.0 | 92.0 |
| 2022年度 | 25.0 | 24.0 | 96.0 |
| 2023年度 | 25.0 | 25.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 25.0 | 26.0 | 104.0 |
| 2025年度 | 25.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
初等中等教育機関の校長に占める女性の割合を向上する
測定指標:初等中等教育機関の校長に占める女性の割合[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 20.0 | 17.0 | 85.0 |
| 2022年度 | 20.0 | 19.0 | 95.0 |
| 2023年度 | 20.0 | 20.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 20.0 | 22.0 | 110.0 |
| 2025年度 | 20.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
組織の指導的立場として、より高度な社会参画を目指す女性の支援に資する社会教育プログラムを構築。
測定指標:多様なチャレンジに寄り添う学び・社会参画支援モデルの構築の実施団体数[単位: 箇所]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 4.0 | 3.0 | 75.0 |
| 2023年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
学校教育分野における女性の意思決定過程への参加を促進する
測定指標:学校教育分野における女性参画を促進するための全国フォーラムによる普及啓発の実施団体数[単位: 箇所]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)3件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
株式会社Ridilover
女性の多様なチャレンジに寄り添う学びと社会参画支援事業(学校教育分野における女性の意思決定過程への参加)
390万円6費目 ▾
株式会社Ridilover
女性の多様なチャレンジに寄り添う学びと社会参画支援事業(学校教育分野における女性の意思決定過程への参加)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人権費 | 310万円 |
| 消費税相当額 | 30万円 |
| 諸謝金 | 30万円 |
| 雑役務費 | 10万円 |
| 印刷製本費 | 10万円 |
| 通信運搬費 | - |
学校法人京都女子学園
女性の多様なチャレンジに寄り添う学びと社会参画支援事業(多様なチャレンジに寄り添学び・社会参画支援モデルの構築)
370万円7費目 ▾
学校法人京都女子学園
女性の多様なチャレンジに寄り添う学びと社会参画支援事業(多様なチャレンジに寄り添学び・社会参画支援モデルの構築)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 雑役務費 | 240万円 |
| 諸謝金 | 80万円 |
| 一般管理費 | 30万円 |
| 印刷製本費 | 20万円 |
| 通信運搬費 | - |
| 消耗品 | - |
| 旅費 | - |
国立大学法人お茶の水女子大学
女性の多様なチャレンジに寄り添う学びと社会参画支援事業(固定的な性別役割分担意識や無意識の思い込みの解消に資する調査研究)
360万円10費目 ▾
国立大学法人お茶の水女子大学
女性の多様なチャレンジに寄り添う学びと社会参画支援事業(固定的な性別役割分担意識や無意識の思い込みの解消に資する調査研究)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 消耗品費 | 150万円 |
| 雑役務費 | 50万円 |
| 諸謝金 | 50万円 |
| 通信運搬費 | 30万円 |
| 印刷製本費 | 30万円 |
| 人件費 | 30万円 |
| 旅費 | 10万円 |
| 一般管理費 | 10万円 |
| 消費税相当額 | - |
| 会議費 | - |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。