2025年度当初予算
5,060万円
2024年度執行: 3,420万円
事業の目的・概要
事業の目的
生物多様性条約(CBD)名古屋議定書(以下、「名古屋議定書」という。)は遺伝資源の利用から生ずる利益の公正・衡平な配分がなされるよう、遺伝資源の提供国及び利用国がとるべき措置を規定している。本件事業により、名古屋議定書の目的である、遺伝資源の利用から生ずる利益を公正かつ衡平に配分すること並びにこれによって生物の多様性の保全及びその構成要素の持続可能な利用を推進するためのCBD事務局の活動を支援する。我が国は2010年に愛知県名古屋市で開催された第10回締約国会議(COP10)から2012年まで議長国を務めた実績があり、引き続き、本議定書に係る分野において更なるリーダーシップを発揮していくために、本件事業は重要である。
現状・課題
本議定書の実施のため、締約国会議は概ね2年に1度行われ、また会期間においては、関連会合において補足的な議論が行われている。2022年に開催された生物多様性条約第15回締約国会議第二部において、2010年に採択された「愛知目標」の後継であり2030年までの生物多様性に関する世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択され、当該枠組の実施が求められているところ。2024年10月にはコロンビアのカリにおいてCOP16が開催された(2025年2月の再開会合で正式に閉幕)。次回COP17は、2026年にアルメニアのエレバンで開催予定。
事業の概要
本件事業は、名古屋議定書に係る条約事務局の活動を支援するための基金に拠出する義務的拠出金であり、全締約国が国連分担率に基づいて算出された拠出率に応じた額の拠出を求められる。各国からの拠出金は、議定書の目的を達成するため、締約国会議の準備、締約国会議により課された任務の遂行、各種資料の作成、他の国際機関との調整、開発途上国の支援、普及啓発、情報交換センターの運営などの業務を行うために用いられる。我が国は、本事業を行うことによって、締約国としての義務を果たし、会議への参加・交渉等を通して我が国の方針を反映することが可能となる。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 5,060万円 | - |
| 2024年度 | 2,520万円 | 3,420万円 |
| 2023年度 | 4,170万円 | 4,170万円 |
| 2022年度 | 3,100万円 | 3,100万円 |
| 2021年度 | 2,600万円 | 1,900万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A生物多様性条約事務局
3,420万円
名古屋議定書に係る事業報告及び予算案の作成、議定書の実施・運用に係る業務の実施
生物多様性条約事務局
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
拠出金が効果的に活用されるよう、引き続き適切な執行管理に努めるとともに、当該国際機関側の予算合理化のための協議・調整について積極的かつ主体的に実施する。
事業所管部局による点検・改善
短期アウトカム(301)については、2024年度には目標値を上回る成果を達成している。また、締約国会議において条約の予算規模・使途、予算の透明性、ガバナンス向上等について我が国を含む締約国の監視を受けており、特段の問題はない。
改善の方向性
引き続き効果的・効率的な事業の実施を求めていく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
拠出金が効果的に活用されるよう、引き続き働きかけを行っていく。
成果指標・目標値・実績値
名古屋議定書の目的の達成に向けた国際的なルール作りの推進
測定指標:名古屋議定書締約国会議(隔年で実施、次回は2026年)における決定の数[単位: 本]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 13.0 | 12.0 | 92.30769 |
| 2023年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2024年度 | 13.0 | 14.0 | 107.69231 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
| 2026年度 | 16.0 | - | - |
※ 2021〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
議定書の目的である、遺伝資源の利用から生ずる利益を公正かつ衡平に配分し、これによって生物の多様性の保全及びその構成要素の持続可能な利用に貢献すること。また昆明・モントリオール生物多様性枠組の達成。
測定指標:-
定量的な目標値・実績値は確認できません
名古屋議定書締約国会合における議論に必要な会議文書が適切に準備される
測定指標:名古屋議定書締約国会議(隔年で実施、次回は2026年)において準備された会議文書の数[単位: 文書数]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 39.0 | 26.0 | 66.66667 |
| 2023年度 | 0.0 | 3.0 | - |
| 2024年度 | 39.0 | 33.0 | 84.61538 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
生物多様性条約事務局
生物多様性条約名古屋議定書拠出金
3,420万円1費目 ▾
生物多様性条約事務局
生物多様性条約名古屋議定書拠出金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 拠出金 | 3,420万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。