2025年度当初予算
2,920万円
2024年度執行: 2,920万円
事業の目的・概要
事業の目的
MOPAN (Multilateral Organisation Performance Assessment Network) は、開発・人道分野の国際機関に資金を拠出するドナー国のネットワークである。MOPAN参加国が合同で国際機関のアセスメントを効果的・効率的に実施することにより、国際機関との対話を促進し、国際機関の組織運営を改善させるとともに、資金拠出についてドナー国政府が国民に対する説明責任を果たす一助となることを目的としている。
現状・課題
ウクライナ情勢及びその他国際社会が共通して抱える課題によって、マルチシステムが多くの挑戦に直面している状況の中、MOPANは必要とされる評価を行っているのかを再考する必要がある。日本に関して言えば、MOPAN加盟後に独自の国際機関評価を開始しており、国際機関の拠出金の査定にMOPANの評価を活用することはないのが現状である。また、MOPANには相当の拠出をしていながら、定期的に議長国やIL(国際機関調査の幹事国)の役割が課せられるため、その多大な業務負担は深刻な問題と言える。このことから、2025年から拠出金も増額することもあり、日本は2025年12月末で同機関を脱退予定。
事業の概要
MOPAN参加国は、アセスメント対象となる国際機関を選定の上、専門性を持つコンサルタントに委託してアセスメント調査作業(文献調査、本部及び裨益国における質問票調査及びインタビュー等)を実施している。アセスメント結果は、組織のパフォーマンス能力を示す5分野12指標を基に評点化され、改善に向けた提言とともに一般公開されている。また、数年ごとに同じ国際機関に対するアセスメントを繰り返すことによって、組織運営の改善の経過を追う。2022年には、国際機関アセスメントとして、ワクチンアライアンス(GAVI)、教育のためのグローバル・パートナーシップ(GPE)、国際農業開発基金(IFAD)、国際移住機関(IOM)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)、世界保健機関(WHO)。また、昨年実施予定だったが作業が遅れている国連合同エイズ計画(UNAIDS)に対するアセスメントを実施し、結果を分析した。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 2,920万円 | - |
| 2024年度 | 2,920万円 | 2,920万円 |
| 2023年度 | 2,800万円 | 2,800万円 |
| 2022年度 | 2,500万円 | - |
| 2021年度 | 2,300万円 | 2,400万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A国際機関評価ネットワーク(MOPAN)
2,920万円
アセスメント事業及び予算の管理、OECD及びMOPAN参加国との連携、委託業者の管理、アセスメント手法及び報告書著作権の保持等。)
国際機関評価ネットワーク
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
これまでの拠出先の国際機関に対する国際機関評価結果も踏まえつつ、拠出金が効果的に活用されるよう、引き続き適正な執行管理に努める。
事業所管部局による点検・改善
MOPANのアセスメント結果は、我が国を含むMOPAN参加国会連絡調整室において、当該国独自の国際機関評価を補完するものとして活用され、国際機関の組織運営の改善やガバナンス強化促進に貢献していることから、本事業の有効性や必要性は確保されている。我が国は、2021年のビューロー国(前議長国)として、MOPAN運営上の意思決定への参加や事業予算計画等の確認を行った。
改善の方向性
MOPANが実施する評価は、毎年数機関のみ。評価基準も機関毎に異なる(また、MOPANが実施した評価書は一般公開されており、参加国でなくとも閲覧可能。)2025年1月から、MOPAN年次予算が、大幅に増加すること、日本にとっては、費用対効果が更に悪化すると考えられること、また、MOPAN加盟時当時と異なり、その後我が国は独自に国際機関評価を整備・強化してきたこともあり、MOPANへの参加を継続することの意義は乏しく、日本は2025年12月末でMOPANへの参加を終了予定。
外部有識者による点検
我が国は2025年12月末でMOPANへの参加を終了予定とのことだが、参加を継続することの意義が乏しいネットワークであることから適切な対応と考える。
所見を踏まえた改善点・反映状況
外部有識者からは適切な対応との評価もあり、予定通り12月末で終了予定。
成果指標・目標値・実績値
アセスメント結果を国際機関側に伝達し、アセスメント報告書における評価や提言等によって、国際機関の組織運営の改善につなげる。
測定指標:アセスメント報告書における評価項目(Key Strengths)数及び改善に向けた提言(Areas for Improvement)数[単位: 回]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
国際機関が直面する課題を議論することにより、国際機関の組織運営の改善につなげる。
測定指標:アセスメント結果報告や国際機関の課題について議論するイベントの開催数。[単位: 回]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
アセスメントを通じて国際機関のパフォーマンスを確認する。
測定指標:アセスメント実施数[単位: アセスメント数]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 7.0 | 7.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 7.0 | 7.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 7.0 | 7.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 7.0 | 11.0 | 157.14286 |
| 2025年度 | 7.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
アセスメントの活用促進や評価手法改善を目的とするワークショップ等の会議を通じて、国際機関の組織運営の改善につなげる。
測定指標:アセスメントの活用促進や評価手法改善を目的とする会議への出席回数[単位: 出席回数]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
分析調査によって評価手法を改善したアセスメントを通じて、国際機関の組織運営の改善につなげる。
測定指標:評価手法改善等を目的とする分析調査の数[単位: 回]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 7.0 | 11.0 | 157.14286 |
| 2025年度 | 7.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
(支出先不明)
-1費目 ▾
(支出先不明)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| - | - |
この事業についての議論
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本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。