2025年度当初予算
4,780万円
2024年度執行: 4,160万円
事業の目的・概要
事業の目的
本件事業により、ストックホルム条約の目的である、ダイオキシン類、PCB、DDT等の残留性有機汚染物質(Persistent Organic Pollutants: POPs)の排出を削減し廃絶するための手段を講じることにより、POPsによる悪影響からの人の健康と環境の保護が可能となる。毒性が強く、残留性、生物蓄積性、長距離にわたる環境における移動の可能性を有するPOPsの規制は地球規模での取組が必要な課題であり、本条約の着実な実施による効果的対応が不可欠である。また、POPsの製造及び使用に係る規制に関して我が国の方針を反映させる上でも、本件事業を通じた国際的ルール策定や国際協力への参画が重要である。
現状・課題
2年に一度開催される締約国会議(COP)では、コロナ禍においてもオンラインでの開催を通じて必要な決議の採択を含む条約の運営が滞りなく行われ、関連条約・枠組みとの連携の観点においても、関連するロッテルダム条約やストックホルム条約とのシナジー強化を含む各種取組みが効果的に進められており、現状特段の課題はない。2025年5月にはスイスのジュネーブにおいて、バーゼル条約・ロッテルダム条約・ストックホルム条約のCOPが合同で開催された。
事業の概要
本件事業は条約事務局の活動を支援するための義務的拠出金であり、全締約国が国連分担率に基づいて算出された拠出率に応じた額を拠出している。同事務局は、主に①締約国会議及び補助機関会合の準備、②締約国の本条約遂行に必要な支援の提供、③他の関係国際機関・枠組みとの連携・調整、④各締約国からの情報提供及び他の入手可能な情報に基づく定期報告書の作成及び共有、⑤本条約の定める事務局の任務及びCOPが決定する任務の遂行等を実施している。本事業を通じて、POPsの製造及び使用の規制に係る基準設定等において我が国の方針を反映させつつ、効果的かつ着実な条約の実施に取り組んでいる。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 4,780万円 | - |
| 2024年度 | 3,200万円 | 4,160万円 |
| 2023年度 | 3,990万円 | 3,990万円 |
| 2022年度 | 3,800万円 | 3,800万円 |
| 2021年度 | 3,400万円 | 3,400万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック Aストックホルム条約事務局
4,160万円
事業報告及び予算案の作成、条約の実施・運用に係る業務の実施
ストックホルム条約事務局
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
拠出金が効果的に活用されるよう、引き続き適切な執行管理に努めるとともに、当該国際機関側の予算合理化のための協議・調整について積極的かつ主体的に実施する。
事業所管部局による点検・改善
短期アウトカム(301)については、2024年度には目標値を達成している。また、ストックホルム条約は、バーゼル条約及びロッテルダム条約との協力並びに連携のプロセスが進展しており、事務局コストの削減を含む条約の効率的運営が行われていると評価される。
改善の方向性
引き続き効果的・効率的な事業の実施を求めていく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
拠出金が効果的に活用されるよう、引き続き働きかけを行い、適切な執行管理に努める。また、ストックホルム条約事務局における予算が合理的なものとなるよう、積極的かつ主体的に協議・調整を行う。
成果指標・目標値・実績値
残留性有機汚染物質の規制に係る国際的なルール作り及び国際協力の推進
測定指標:締約国会議等において達成された合意形成の数(決議数)※COPは隔年開催のため、開催がない年は補助会合(POPRC)のみの計上[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 12.0 | 12.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 26.0 | 26.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 32.0 | 32.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 6.0 | 6.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 32.0 | - | - |
残留性有機汚染物質の製造・使用・輸出入の制限又は禁止等の取組を通じた、人の健康と環境の保護
測定指標:-
定量的な目標値・実績値は確認できません
条約の履行のための締約国会議(COP)等の確実な準備・実施
測定指標:締約国会議に向けて事務局によって準備された会議文書数 ※COPは隔年開催のため、開催がない年は補助会合(POPRC)のみの計上[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 53.0 | 53.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 128.0 | 128.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 130.0 | 130.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 32.0 | 32.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 106.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
ストックホルム条約事務局
ストックホルム条約拠出金
4,160万円1費目 ▾
ストックホルム条約事務局
ストックホルム条約拠出金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 拠出金 | 4,160万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。