2025年度当初予算
590万円
2024年度執行: 190万円
事業の目的・概要
事業の目的
国際人道法においては、客観的な立場からその適用を監視する第三者機関は確立されていないが、重大な違反があったと申し立てられた事実関係を本委員会が調査することは、人道法の履行確保に資すると考えられる。本委員会を我が国が受入れ、義務的拠出金を支払うことは、上記に対する国際的貢献に資すると考える。また、国際人道法の的確な実施を確保し、武力紛争時においても国際法に則って行動する意思を国際社会に明らかにする意味でも有意義である。
現状・課題
今日、いわゆる国際人道法は、国際社会において、広く受け入れられており、それぞれジュネーヴ4条約を196か国、ジュネーヴ諸条約第一追加議定書を174か国が締結している。その一方で、ウクライナやスーダン、イスラエル・パレスチナ等、武力紛争と指摘される事態は、引き続き発生しており、また国際人道法の重大な違反も多く指摘されている。このような事態を踏まえると重大な違反を調査する本委員会の役割は重要である。
事業の概要
(1)年次会合(原則年1回開催)/(2)委員会の活動に関する広報活動/ 毎年、委員は、数カ国を訪問し、委員会の活動を広報し、締約国になることを慫慂する。その他、広報活動として、パンフレットを作成したり、セミナーを開催したりしている。/(3)国際人道法に関連した国際会議等への出席
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 590万円 | - |
| 2024年度 | 410万円 | 190万円 |
| 2023年度 | 500万円 | 300万円 |
| 2022年度 | 400万円 | 140万円 |
| 2021年度 | 400万円 | 60万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A国際事実調査委員会
190万円
広報活動等
国際事実調査委員会
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
拠出金が効果的に活用されるよう、引き続き適切な執行管理に努めるとともに、当該国際機関側の予算合理化のための協議・調整について積極的かつ主体的に実施する。
事業所管部局による点検・改善
昨今のウクライナやイスラエル・パレスチナの情勢からも民間人や民用物の保護を規律するジュネーヴ諸条約等の国際人道法の実効性を高める必要性が喫緊の課題となっており、本義務的拠出は、我が国にとって重要な外交政策の柱の一つ法の支配の強化に資するものであり、国際社会に寄与するものであることから国費投入が必要である。本委員会は、締約国による選挙で選出された徳望が高く公平と認められる独立した個人資格の15名の委員で構成されており、ジュネーヴ諸条約及び第一追加議定書に定める重大な違反行為その他の諸条約又はこの議定書に対する著しい違反であると申し立てられた事実を独立した立場で調査することを目的としていることから、我が国として、本義務的拠出金の支出を通じて、国際人道法の履行確保を促進し、国際法を遵守するという法の支配に基づく国際秩序の形成を重視する立場を発信することにも繋がる。ウクライナ等の事案において、積極的に関係当事者間の対話を促すべく、あっせん(Good offices)といった取組を行うだけでなく、締約国から本委員会による独立した調査の必要性が示唆される等、本委員会は高い評価を得ている。このような活動を通じて、国際人道法の実効性や法の支配の強化に資しており、その活動の有効性・効率性は高いと言える。
改善の方向性
引き続き、現職委員への我が国立場を説明していくことで、国際人道法の履行確保を促進し、国際法を遵守するという我が国の立場を浸透させ、法の支配の強化に貢献していく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
これまでの拠出先の国際機関に対する国際機関評価を踏まえつつ、拠出金が効果的に活用されるよう、引き続き適切な執行管理に努めるとともに、当該国際機関側の予算合理化のための協議・調整について積極的かつ主体的に実施する。
成果指標・目標値・実績値
国際人道法の重要性及び普及の必要性が理解されることを通じて、当委員会への支持が促進されることで、ジュネーヴ諸条約第1追加議定書第90条の受諾国が増える。
測定指標:受諾国数[単位: か国]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 76.0 | 76.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 76.0 | - | - |
国際人道法の普及及び理解が促進されることで各国による本規範の遵守及び国際社会における法の支配が強化される。
測定指標:ジュネーヴ諸条約第1追加議定書の締約国数[単位: か国]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 174.0 | 174.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 174.0 | - | - |
本年次会合は、15名の独立した個人資格の委員により、国際人道法の普及及び委員会の活動方針について議論される。本拠出金の支出を通じて、国際人道法の履行確保を促進し、国際法を遵守するという我が国の立場を浸透させる。
測定指標:委員会年次会合開催回数[単位: 回]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 1.0 | - | - |
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
(支出先不明)
-1費目 ▾
(支出先不明)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| - | - |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。