2025年度当初予算
50.8億円
2024年度執行: 36.9億円
事業の目的・概要
事業の目的
国際刑事裁判所の目的である国際社会における最も重大な犯罪を犯した個人の訴追・処罰を通じて、国際の平和と安全の維持に貢献し、国際社会における法の支配の確立を促進する。
現状・課題
ICCは現在までに、コンゴ民主共和国、ウガンダ、スーダン・ダルフール、中央アフリカ共和国(2件)、ケニア、リビア、コートジボワール、マリ、ジョージア、ブルンジ、ミャンマー/バングラデシュ、アフガニスタン、パレスチナ、ベネズエラ、フィリピン、ウクライナの17の事態につき捜査・訴追を行い、多数の逮捕状又は召喚状を発付している。近年、ICCが捜査・訴追を行う事態の件数は増加傾向にあり、今後、ICCは一層の資金が必要となることが見込まれる。
事業の概要
国際刑事裁判所は、集団殺害犯罪、人道に対する犯罪、戦争犯罪及び侵略犯罪に対して刑事責任を負う個人の訴追・処罰を行っており、我が国の分担金は、犯罪の捜査、刑事裁判の遂行、被害者や証人の保護等の活動のために使われている。/国際刑事裁判所及び締約国会議の活動の費用は締約国の分担金によって賄われており、締約国である我が国は分担金を負担する必要がある(ICC規程第115条(a))。なお、我が国の分担率は、124の締約国中トップ(2023年予算は約15.4%)であり、国際刑事裁判所は我が国の財政的貢献なしには十分な活動を行うことはできない。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 50.8億円 | - |
| 2024年度 | 30.4億円 | 36.9億円 |
| 2023年度 | 28.1億円 | 28.1億円 |
| 2022年度 | 29.1億円 | 29.1億円 |
| 2021年度 | 27.5億円 | 27.5億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A国際刑事裁判所(ICC)
36.9億円
ローマ規定上の犯罪を訴追するため、犯罪の捜査、刑事裁判の遂行、被告人や被害者への法律扶助等を実施。
国際刑事裁判所
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
分担金が効果的に活用されるよう、引き続き適切な執行管理に努めるとともに、当該国際機関側の予算合理化のための協議・調整について積極的かつ主体的に実施する。
事業所管部局による点検・改善
予算の支出先は、予算財務問題の専門家で構成される予算財務委員会(CBF、我が国から同委員1名を常時輩出)の報告書と毎年12月頃に開催される締約国会議によって承認される予算書の中で決定されており、不明朗な支出項目があれば締約国が異議を申し立てることが可能である。なお、裁判所の書記及び検察官は、承認された各部門の予算の範囲内であれば、支出項目間で支出額を調整することが可能である(予算財務規則104.3)。予算の使途については、CBF及び締約国会議に提出される裁判所の予算執行状況に関する報告書において報告されているほか、CBFが予算財務規則に違反する支出がなかったか否か確認しており、また、外部会計監査人が第三者の立場から会計監査を行っている。さらに、裁判所の内外の委員によって構成される監査委員会が設置されている。
改善の方向性
今後も予算審議・交渉においては主要財政拠出国と協調しつつ、書記局及びCBFとの協議を通じて真に必要な費目・使途に基づく予算策定を目指す。
外部有識者による点検
国際刑事裁判所の活動に対して分担金を負担する意義は認められる。しかんながら、分担率が124の締約国中トップであること、また、我が国の分担金が増加していることについて、その必要性や我が国がどのような裨益を得ているのかについては、十分に説明責任を果たしていく必要がある。
所見を踏まえた改善点・反映状況
分担金が効果的に活用されるよう、引き続き適切な執行管理に努めるとともに、当該国際機関側の予算合理化のための協議・調整について積極的かつ主体的に実施する。
成果指標・目標値・実績値
ICCにおける邦人職員の「望ましい職員数」の水準(2019年3月末で465人中46人・約10%)の達成
測定指標:全職員数に占める邦人職員数(正規専門職)の割合(令和2年度以降、国別の職員数は開示されていない。)[単位: %]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 10.0 | - | - |
| 2024年度 | 10.0 | - | - |
| 2025年度 | 10.0 | - | - |
ICCが、集団殺害犯罪、人道に対する犯罪、戦争犯罪及び侵略犯罪に対して刑事責任を負う個人の訴追・処罰を行い、犯罪の不処罰を許さないことで、犯罪の発生を防止し、国際の平和と安全の維持に貢献する。
測定指標:ICCが取り扱っている事件数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 0.0 | 17.0 | - |
| 2024年度 | 0.0 | 17.0 | - |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国際刑事裁判所
国際刑事裁判所分担金
36.9億円1費目 ▾
国際刑事裁判所
国際刑事裁判所分担金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 国際機関分担金 | 36.9億円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。